いつも貴重な情報を御提供いただき、ありがとうございます。 今回は「自己啓発本」についてです。 新刊として「アメリカは自己啓発本でできている」という大変興味深い本が出ています。 佐々木さんも幅広いジャンル、IT/AI/メディア等の社会学、未来予測、料理、読書系と多岐にわたっておりますが、自己啓発本にはまだ手を付けられていないかと思います。 このジャンルは(個人的には)自身の経験を語ることで、著者・読者が自己満足の状態に陥るのみの類かと、少し否定的に捉えている次第です。 そこで、自己啓発本は佐々木さんにとってどのようなメリット/デメリットがあるとお考えでしょうか。またお聞かせいただけれぱ大変幸いです。 米文学研究者尾崎俊介さんの新著「アメリカは自己啓発本でできている」、私も非常に面白く読みました。流動性が低く閉鎖的な社会がなんらかの理由でその禁制が解かれると、「個人の努力で何とかなる」の時代に