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ブックマーク / blog.tokumaru.org (5)

  • JALの不正ログイン事件について徳丸さんに聞いてみた

    高橋: こんにちは、高橋です。今日は徳丸さんをお招きして、JALの不正ログイン事件についてお話を伺います。徳丸さん、よろしくお願いします。 徳丸: 徳丸です。よろしくお願いします。 高橋: まず、事件の概要を説明します。日航空のホームページに不正アクセスがあり、JALマイレージバンク(JMB)のマイルが、Amazonのギフト券に勝手に交換される被害がありました。日航空の発表では、1月31日から2月2日にかけて、身に覚えがないマイル交換がされているという問い合わせが複数ありました。調査の結果、40人の利用者のマイルがアマゾンのギフト券、数百万円相当と交換されていたというものです。 徳丸: ここで問題となるのは、パスワードは数字6桁ということなんですよね。 高橋: やはりそこですか。パスワードが数字6桁だとどのような攻撃ができるのでしょうか? ブルートフォース攻撃 徳丸: まず、ブルートフ

    JALの不正ログイン事件について徳丸さんに聞いてみた
  • 悪いサニタイズ、良い(?)サニタイズ、そして例外処理

    先日のエントリ「処理開始後の例外処理では「サニタイズ」が有効な場合もある」は、素材の消化不足、私の表現の未熟等から、一部で誤解を招いてしまったようで申し訳ありません。アプローチを変えて、サニタイズについてもう一度考えてみたいと思います。結論から言えば、悪いサニタイズはあっても、「良いサニタイズ」はないと考えます。しかしながら、状況によっては妥協の産物としてサニタイズを使うことは、あり得ると考えます。 稿で用いる「サニタイズ」の定義 サニタイズという用語は、歴史的に都合の良いように使われてきた歴史があり、あらためてネット検索して見ると、当に多様な使われ方をしていると感じました。その様子は、高木浩光氏のブログ記事『「サニタイズ」という言葉はもう死んでいる』からも伺えます。 ここでは、議論の都合上、以下をサニタイズの定義として用いることにします。 サニタイズとは、 主にセキュリティ上の目的で

  • 処理開始後の例外処理では「サニタイズ」が有効な場合もある

    このエントリでは、脆弱性対処における例外処理について、奥一穂氏(@kazuho)との会話から私が学んだことを共有いたします。セキュアプログラミングの心得として、異常が起これば直ちにプログラムを終了することが推奨される場合がありますが、必ずしもそうではないというのが結論です。 はじめに Webアプリケーションの脆弱性対策では、脆弱性が発生するのはデータを使うところであるので、データを使う際の適切なエスケープ処理などで対処するのがよいと言われます。しかし、処理内容によってはエスケープができない場合もあり、その場合の対処についてはまだ定説がないと考えます。 エスケープができない場合の例としては、以下があります。 SQLの数値リテラルを構成する際に、入力に数値以外の文字が入っていた メール送信しようとしたが、メールアドレスに改行文字が入っていた 入力されたURLにリダイレクトしようとしたところ、U

  • ぼくがPDOを採用しなかったわけ(Shift_JISによるSQLインジェクション)

    補足 この記事は旧徳丸浩の日記からの転載です。元URL、アーカイブはてなブックマーク1、はてなブックマーク2。 備忘のため転載いたしますが、この記事は2010年7月1日に公開されたもので、当時の徳丸の考えを示すものを、基的に内容を変更せずにそのまま転載するものです。 補足終わり PHPのデータベース・アクセス・ライブラリPDOは、DB接続時の文字エンコーディング指定ができないため、文字エンコーディングの選択によっては、プレースホルダを使っていてもSQLインジェクション脆弱性が発生します。 追記(2011/06/19) ここに来て急にブクマが追加されはじめていますが、このエントリを書いてから状況が改善しています。PHP5.3.6(2011/03/17)にて、PDOでもデータベース接続の文字エンコーディングを指定できるようになりました。この版で、UNIX版のPHPでは解決しましたが、Win

    ぼくがPDOを採用しなかったわけ(Shift_JISによるSQLインジェクション)
  • そろそろWAFに関して一言いっとくか~三重苦を乗り越えてWAFが普及するための条件とは~

    補足 この記事は旧徳丸浩の日記からの転載です(元URL、アーカイブはてなブックマーク1、はてなブックマーク2) 備忘のため転載いたしますが、この記事は2008年7月22日に公開されたもので、当時の徳丸の考えを示すものを、基的に内容を変更せずにそのまま転載するものです。 なお、この記事を書いた後、WAFはこの記事の予言(願い?)通りに進展したように思います。そのあたりの歴史については、こちらのインタビュー記事を参照下さい。 補足終わり PCIデータセキュリティ基準(PCIDSS)がWAF(Web Application Firewall)について言及していることなどから、最近再びWAFへの関心が高まっている。一方、WAFは、一部のユーザや専門家に非常に評判が悪い。なぜ、そのようなことになるのか。稿では、WAFの基機能を説明した上で、その限界と運用上の問題を指摘し、今後のWAFの使い方

    そろそろWAFに関して一言いっとくか~三重苦を乗り越えてWAFが普及するための条件とは~
    monjudoh
    monjudoh 2008/07/22
    『実運用に影響を与えない程度の控えめなブラックリストをチューニングして、それを全パラメータ共通で使用する』『~であれば、アプリ側の対策漏れに対するセーフティネットとして働くことが期待できる。』
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