耳が聞こえない障害を乗り越えて作曲しているとしていた佐村河内守さんが、代表作の交響曲などを別の作曲家に作ってもらっていた問題で、レコード会社が佐村河内さんのCDの出荷の停止を決めたほか、去年から続いていた全国ツアーの中止も決まるなど、影響が広がっています。 佐村河内守さん(50)は、広島市の出身で、耳が聞こえない障害と闘いながら作曲活動を続けているとされていましたが、代表作の交響曲をはじめ十数年前からの作品は、別の作曲家が作曲していたことが明らかになりました。 今回の問題を受けて、佐村河内さんのCDやDVDを販売している日本コロムビアは5日、全国のレコード店への商品の出荷停止と、インターネットを通じた曲の配信停止を決めました。 一方、国内では、佐村河内さんが作曲したとしていた交響曲などを演奏する2つの全国ツアーが、去年6月以降、開かれていて、今後も今月23日に長崎で開かれる公演をはじめ、1