6月16日、AKB48選抜総選挙が行われる。昨年まで1芸能ニュースとして左から右へ流していたくらいの関心しかなかった記者だが、今年は興味津々で注目している。第10回目の今年は、史上初の世界選抜となり国内グループだけではなく、海外で活動する2つのグループからも15人が立候補しているからだ。 海外からはBNK48(タイ・バンコク)とTPE48(台湾・台北)が参加している。 世界選抜のコンセプトは面白いのだが、第一回だけに万事がうまくいっているわけではなさそうだ。というのも、2011年結成のJKT48(インドネシア・ジャカルタ)は、イスラム教のレバラン(断食明けの休暇)のため参加を辞退するなど世界選抜ゆえの運営の難しさも感じる。しかも、海外在住者にとっては投票権獲得のハードルが高すぎて最初から海外グループは不利でかわいそうとの声も聞こえてくる。 バンコクを拠点とするBNK48は昨年2月デビューに