夏に生活時間を早める「サマータイム」を廃止するかどうか、EU=ヨーロッパ連合が域内の市民から意見を公募したところ、80%以上が廃止を支持したとドイツの複数のメディアが伝えました。 しかし、健康への悪影響や省エネ効果を疑問視する声も多く、ことし1月、フィンランドがEUにサマータイムの廃止を提案しました。 これを受けて、ヨーロッパ議会は十分な検討を求める決議を採択しEUの執行機関にあたるヨーロッパ委員会は、先月4日から今月16日まで、インターネット上で域内の市民から意見を公募し、460万人から意見が寄せられました。 結果について公式の発表はまだありませんが、ドイツの複数のメディアが伝えたところでは、80%以上がサマータイムの廃止を支持したということです。また、460万人の回答のうち、ドイツからが300万を占めたと伝えています。 サマータイムの再考を求める機運は加盟各国によってばらつきがあり、E