男子テニスのメンフィス・オープン準決勝が14日、アメリカ・メンフィスで行われ、第1シードの錦織圭(25=日清食品、世界ランク5位)がサム・クエリー(27=アメリカ、同41位)と対戦し、5−7、7−6、7−6で勝利した。大会初戦の2回戦から3試合連続の逆転で、自身初の同一大会3連覇がかかる決勝への進出を決めた。 錦織は、第1セットを、今大会初戦の2回戦、準々決勝と同じく落としてしまい、苦しい状況に追い込まれた。第2セットはタイブレークの末、ものにした。第3セットは先にブレークを許したが、錦織もこの試合初めてのブレークで追いつく白熱した展開に。その後はお互いにサービスゲームをキープ。第12ゲームでは、錦織が2本分のマッチポイントを得たが、チャンスをものにできなかった。 第3セットのタイブレークは7−5で制した。2時間41分の熱戦の末、3連覇への道をつないだ。 決勝は第2シードのケビン・ア