【前編】グローバル社会で活躍できる人に共通する6つのポイントとは? “全米最優秀女子高生”の母・ボーク重子さんに聞いた! ■親が子どもにやってはいけないこと ――誰でも今すぐにはじめられる「世界基準の教養」を育む家庭教育について、具体的にいくつかご紹介いただけますか。 ボーク重子氏(以下、ボーク) まず何でも子どもに選ばせることです。おもちゃ、食べ物、遊び、洋服、何でもいいので、「どれがいい?」「どれが好き?」と聞いて子どもが何か選んだら、「なんでそれがいいの?」と私は理由まで聞いていました。そういう習慣を続けると、子どもの思考力が高まって年齢とともに複雑になっていく思考のプロセスが見えてきます。親はそれを否定したり評価したりせずに見守ってあげればいいのです。 やってはいけないのは、親が一方的に選んだものを押しつけたり、子どもが嫌がっていることを無理矢理やらせたりすること。そして、子どもが