ビジネスシーンで「お疲れさまでした」はどこまで使えるのでしょうか。同僚? 上司? お取引先? 実は、この挨拶の用途はかなり混乱しています。適切に使うためにはどうしたらいいのか、しっかりと押さえていきましょう。 「お疲れさまでした」はどこまで使える? お疲れさまですの意味 「お疲れさまです」で国語辞典を引くと、「相手の労をねぎらう、あいさつ」「他人の骨折りを感謝する意を表す語」とあります。「日頃の苦労にありがとう」という意味が込められているわけです。 この挨拶を同僚や後輩などに使うぶんには何の問題もありません。問題は目上の場合です。 お疲れさまですは失礼? 「お疲れ」は「疲れ」の尊敬語で、「〜でした」は丁寧語ですから、「お疲れさまでした」は立派な敬語なのですが、文法的な正しさが通じなくなっています。 「以前は目上の人に使ってOKだったが、最近は失礼だと思われるので、なるべく使わないほうがいい