Anonymous Coward曰く、 Webブラウザ上でバイナリコードを実行させる「WebAssembly」が 昨年12月5日に標準化されたが、現在WebAssemblyを使用しているWebサイトのうち半分は悪意のある目的で使用されているという。独ブラウンシュヴァイク工科大学の研究者が人気サイトトップ500(Alexa The top 500 sites on the web)を対象にWebAssemblyの使用率を調査した結果明らかとなった。 研究チームは4日間、合計947,704サイトからランダムに3ページずつ選んだ合計3,465,320のページを対象に、WebAssemblyの使用量と各サイトがコードを実行するのにかかった時間を測定した。その結果、WebAssemblyの使用が確認できたのは1,639ページで、そのうちほかのサイトで重複して利用されていないものは150だったという。