多種多様な世界の市場を相手に今なおトップの座を守り続ける 世界最大の飲料メーカー、コカ・コーラは、ダイエットコーク、コカ・コーラゼロ、ファンタ、スプライト、ダサニ、パワーエイド、シュウェップス、ミニッツメイドをはじめ、500以上のブランドを毎日19億杯以上提供している。 この会社のすべてを動かしているのが、ビッグデータとAIだ。デジタル・イノベーション担当グローバル・ディレクターのグレッグ・チェンバーズはこんなふうに述べている。 「人工知能はあらゆる業務の基盤です。私たちはインテリジェントな経験を創出します。その経験に力を与える核となるのが人工知能なのです」(※1)。 いつ、どこで、誰が、どうやって、どんな飲み物を飲んでいるのか 世界中でソフトドリンクを販売するための「ワイルドカード」はない。コカ・コーラ製品は200以上の国で売られているが、人気のフレーバー、好まれる砂糖やカロリーの含有量
日本のリンクトイン・インフルエンサーをゲストに招いたオンライン・ライブイベント「LinkedIn News編集部LIVE!」。今回のゲストは、人間の事務作業をAIに肩代わりさせるシステムの必要性、そしてその成長の可能性を追求し続けている、株式会社シナモン 代表取締役社長CEO 平野未来氏。リンクトイン日本代表の村上臣氏とともに「AI時代の人間の価値」をテーマに語りました。本パートでは「AIと人が共生する社会での、人間の価値とは?」などについて話されています。 いかに「起業家の顔」と「母親の顔」を使い分けるか 村上臣氏(以下、村上):ここからは、平野さん自身の働き方についても聞きたいと思います。冒頭に触れたとおり、2児の母でいらして、かつCEOという重責も担っています。在宅ワークがメインだと家庭ではいろいろ大変なこともあると思うんですけれど、どのように「起業家の顔」と「母親の顔」を使い分けて
画像処理/AI(人工知能)の研究開発型企業であるモルフォが開発した、最新バージョンのAIによる画像領域分割およびレタッチ技術「Morpho Semantic Filtering」が、2020年12月1~2日に開催された米クアルコム社主催の次世代チップ発表イベント「Snapdragon Tech Summit Digital 2020」において、最新フラッグシップモデルのQualcomm Snapdragon 888 5Gモバイルプラットフォームに適応する技術として紹介された。同イベントでの同社製品の紹介は、昨年に引き続き2回目となる。 同技術は、AIにより画像内に写る物体の領域分割を行い、物体ごとに最適な画質向上を施すことができる技術。最新バージョンでは、風景シーンにおいて8種類以上の領域分割カテゴリーを認識するようになった。また、領域分割の結果を最適化する技術を採用し、これまで以上に被写
今回のAIプロセッサーの昨今は、8月に開催されたHot Chips 32でAlibaba Groupが発表したHanguang 800シリーズを紹介する。 メガプラットフォーマーが自前でプロセッサーを 用意するのは当たり前の時代になった いきなり余談だが、Alibaba GroupはHotChips 32で3件の発表を行なっている。1 つがこれであるが、他にAlibaba CloudによるX-Dragonというクラウドプラットフォーム用SoC、それとAlibaba Groupのファブレス半導体メーカーであるT-HEADによるXuantie-910というRISC-Vベースのプロセッサーである。 最近GAFA+BATH(Baidu・Alibaba・Tensent・Huawei)などという言葉も流行っているが、Alibabaはもう立派なメガプラットフォーマーであり、こうなってくると機械学習に特化
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日立製作所、日立物流、日立キャピタルの3社は、ドライバーの生体・運転データを人工知能(AI)で分析することで、安全運行管理を統合支援する「SSCV-Safety(安全運行管理)」の外販に向けて協業を開始した。 2021年4月以降に物流業や製造業、卸売業、小売業、バス、タクシーなど幅広い業界における輸送業務向けSaaSとして「SSCV-Safety on Hitachi Digital Solution for Logistics」の提供を開始する。 SSCV-Safetyは車両運行前後および運行中のドライバーの生体データ(体温、血中酸素濃度、血圧、自律神経など)や、ドライブレコーダーなどから取得した運転データ(前方車間距離、ブレーキ、加
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 電通デジタルはナレッジコミュニケーションと協業し、営業活動における顧客の購買、解約、嗜好性といった予測モデルの開発を支援するコンサルティングサービスの提供を開始した。同サービスでは、「説明可能なAI(explainable AI:XAI)」の手法を用いたアジャイル型開発を利用する。 同サービスでは、AIが苦手としていた複雑な予測結果の根拠を利用者に説明することができ、予測モデルを実際に活用する営業現場において、担当者が分析結果に納得した上で確実な営業活動を行うことが可能になるという。これまでに実施したプロジェクトの成果では、見込み顧客からの「受注率」や若手スタッフの「アプローチ成功率」において、大幅な改善結果が得られたとしている。 自社
シンガポールがようやく、デジタル銀行の営業免許の交付先を発表した。交付される事業者は、予想されていた5者よりも1者少ない。阿里巴巴(アリババ)傘下のアントグループ、SingtelとGrabによる企業連合、インターネットサービス企業のSeaなどがそれぞれ営業免許を取得し、2022年前半から営業を開始するとみられる。 交付先の決定は、当初6月に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により約半年延期され、今回ようやく発表された。交付先に選ばれた事業者はまだ、関連する詳細な要件と免許取得の前提条件をすべて満たす必要があり、その後に免許を交付されると、シンガポール金融管理局(MAS)は現地時間12月4日の発表で述べた。 GrabとSingtelからなる企業連合とSeaの2者は、デジタルフルバンク免許を交付される。Greenland Financial Holdings、Linklogis H
E Ink HoldingsとPlastic Logicは、曲げられるカラー電子ペーパー「2.1″ LEGIO COLOUR DISPLAY」を開発した。この種の電子ペーパーディスプレイは、これが「世界初」だという。 Plastic Logicは、有機薄膜トランジスター(OTFT)を用い、薄く軽い、ウェアラブルデバイスなどに適したディスプレイを開発している企業。この技術に、E Inkのカラー電子ペーパー技術「Advanced Color ePaper(ACeP)」を組み合わせることで、柔軟性のあるカラー電子ペーパーディスプレイが実現した。 モノクロ電子ペーパー同様、どのような角度から見ても表示を視認しやすく、表示のリフレッシュが不要なので消費電力が少ない。赤、青、緑、黄、白、黒の6色を組み合わせてカラー表示する。表示画素数は240×146ピクセル、画素密度は132ppi。基板には、コントロ
同社広報部によると、PayPayが加盟店情報を管理する外部のCRMサービスにて、アクセス権限の設定に不備があったという。12月1日にヤフーから不備の指摘を受けて調査したところ、11月28日にブラジルから特定できないアクセスを1件確認したとしている。 アクセスがあったのは、加盟店に関する営業情報。レコードベースで最大2007万6016件が影響を受けた可能性があるという。なお、ユーザー情報の管理システムとは切り離されており、ユーザーへの影響はないとしている。 影響を受けた可能性のある情報 加盟店の店名、住所、連絡先、代表者名、代表者生年月日、契約日、売上振込先、営業対応履歴 加盟店営業先の店名、住所、連絡先、代表者名、営業対応履歴 当社従業員の氏名、所属、役職、連絡先 当社パートナー・代理店の社名、連絡先、担当者名、売上振込先 加盟店向けアンケート回答者の氏名、電話番号、メールアドレス 同社で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く