「知性」は人工的に実装できてはいない 「われわれ人間に何が残るのか?」 これは、OpenAIの創設に携わったイーロン・マスクが、GPT-4の性能を目の当たりにしたときの反応です。 生成AI(用語解説)が誕生したことによって、本当の知能/知性とは何かという論争が起きています。 ※用語解説は外部配信先では閲覧できない場合があります。その場合は東洋経済オンライン内でお読みください 例えば「生成文法」の提唱などで知られ、「現代言語学の父」とも呼ばれるノーム・チョムスキー教授は、単なる予測モデルでしかできないChatGPTは批判的思考ができず、道徳的判断規準も持ち合わせていないと強く批判し、真の知性とは程遠い疑似科学であるとして、ChatGPTへの世間の熱狂に警戒感を示しました。 AIに対するこうした期待と警戒は、議論において知能と知性を混同しているから生まれるのではないかと思っています。ここで「知
東京理科大学発ベンチャーのイノフィスは、医療用およびスポーツ用サポーターやリハビリ関連製品など、運動器を対象とした製品を広く展開する日本シグマックスと共同開発した新たなタイプのアシストスーツ「マッスルスーツSoft-Power(ソフトパワー)」を、2023年6月27日より、全国の販売代理店やマッスルスーツブランドサイト内のECショップで販売を開始した。 外骨格型のイノフィスとサポーター型の日本シグマックスが新タイプのアシストスーツを共同開発 イノフィスは人工筋肉の開発やマッスルスーツの開発を長年手掛けてきたことによりロボットの開発技術には知見があったが、サポーターに代表されるような縫製製品については知見が乏しい状態だったが、一方のサポーターメーカーとして先駆である日本シグマックスもまた製品開発に課題を抱えており、双方の課題を共有したことで両社で協力して商品開発をしていくことになった。 20
Image credit: Masaru Ikeda 本稿は、6月28〜30日に開催されている、IVS 2023 KYOTO の一部。 <7月5日10時更新> 赤字部を追記、訂正線部を削除。 29日夕、IVS では恒例となっているスタートアップ・ピッチコンペティション「LaunchPad」が実施され、におい検知センサーを使った介護向け排泄ケアシステム「ヘルプパッド2」を開発する aba が優勝した。 LaunchPad の審査員を務めたのは、 相川真太郎氏 GREE VENTURES 金子剛士氏 East Ventures 笹原裕子氏 NTT ドコモ 西條晋一氏 XTech Ventures 佐藤真希子氏 iSGS インベストメントワークス 高宮慎一 グロービス・キャピタル・パートナーズ 竹葉聖氏 日本 M&A センター 仲暁子氏 ウォンテッドリー 丹羽功氏 大和証券 橋寺由紀子氏 フェニ
「EarFun Air Pro 3」は、実売8000円台(税込、以下同)の価格で、ANC、アンビエント(外音取り込み)、ハイレゾ対応、複数機器への接続に対応するマルチポイントなど充実の機能を搭載したワイヤレスイヤフォンです。 ANC機能は、独自技術「QuietSmart 2.0」による最大43dBのノイズ低減をうたっており、環境音が気にならない静粛なリスニングが期待できます。動作モードは「ノイズキャンセリングモード」「ノーマルモード」「外音取り込みモード」の3種類を使用でき、シーンに合わせて使い分けられます。 ハイレゾ音源には「aptX Adaptive」によって対応し、最大96kHz/24ビットの音源を再生できます。トゥルーワイヤレスイヤフォンとしては大型の11mm径のダイナミックドライバーを搭載し、迫力のある上質なサウンドを実現しています。 最大2台のデバイスと同時接続し、スムーズな切
「テック企業経営者としては異例」...チャットGPTのCEOが世界中の指導者に「挨拶回り」に行く理由とは? <6月前半だけでも日本を含む11カ国へ。オープンAIのサム・アルトマンCEOがスター顔負けの「世界ツアー」を敢行するのはなぜか> 昨年11月に発表されて以来、世界を驚きと興奮と不安に陥れている対話型AI(人工知能)チャットGPT。その開発元である米新興企業オープンAIのサム・アルトマンCEOが、ロックスターも顔負けの壮大な「世界ツアー」を敢行している。 6月前半だけでも、イスラエル、ヨルダン、カタール、アラブ首長国連邦、インド、韓国、日本、シンガポール、インドネシア、オーストラリアを訪問。各地で学生やベンチャー投資家、そして政府首脳との面談を実現している。 それもインドのナレンドラ・モディ首相や韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領、イスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領など、昨年まで
5月20日、ウクライナのゼレンスキー大統領が電撃的にG7サミット開催中の広島を訪問。ウクライナ情勢をテーマにしたセッションに参加し、各国首脳に支援を訴えた。 広島サミットにはウクライナ情勢と並び、もう一つの重要なテーマがあった。Chat(チャット)GPTに代表される汎用的な人工知能(AI)の活用と規制をめぐる議論だ。 チャットGPTは「対話型AI」とも呼ばれ、人間が発する質問に対して驚くほど流暢な答えを返す。日本語にも対応していて、誰でも使える無料版を試してもらえば分かると思うが、あたかもネットの向こう側に知性と人格を備えた「誰か」がいるような感覚を覚える。 チャットGPTの画面 ©時事通信社 各国首脳は、担当閣僚による枠組み「広島AIプロセス」を立ち上げ、AIの開発や利活用、規制などについて議論。G7主導による国際ルールづくりを急ぐことで合意した。岸田文雄首相は「『人間中心の信頼できるA
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