
Google ChromeのGoogle検索で生成AIの回答を有効/無効にするには Googleが提供するAI(人工知能)チャットサービス「Google Bard」を有効にすると、Google ChromeのGoogle検索で生成AIを使った回答が表示できるようになる。生成AIを使った回答を有効/無効にする方法を紹介しよう。 AI(人工知能)を使ったチャット機能(チャットAI)では、OpenAIの「ChatGPT」やMicrosoftの「Microsoft Copilot」が有名だが、Googleも「Google Bard(以下、Bard)」と呼ぶ、チャットAI機能を試験運用中ながら提供している。 GoogleアカウントでBardを有効にしておくと、Google Chrome(以下、Chrome)のGoogle検索で、生成AIによる回答を得ることが可能になる。そこで、Bardを有効にする方
他の人のことは分からないが、筆者はGoogleにどっぷりと浸かった生活を送っている。メールの確認では1日に数えきれないほど「Gmail」にアクセスしている。スケジュールは「Googleカレンダー」で管理している。調べ物をするために「Google検索」を利用している。そして数テラバイトに及ぶ個人データを「Googleドライブ」にバックアップしている。 そして「Bard」だ。この人工知能(AI)搭載ツールの出来については、探求が進められており、懸念があることも分かっている。とはいえ、多くの可能性を秘めていると言えるだろう。またBardは、Google Brain Trustを後ろ盾として、すぐに競争相手を超える存在になると筆者は確信している。 Bardや「ChatGPT」といったAIを支える大規模言語モデル(LLM)は膨大な量のデータを用いて訓練する必要がある。筆者はBardを使用する際、Gm
GoogleのチャットAI「Bard」は、2023年7月のアップデートで「AIとの会話内容を共有する機能」を追加しました。この会話共有機能を使用すると、Bardとの会話がGoogle検索にインデックスされてしまい、全世界に公開されてしまうことが明らかになっています。 Google accidentally leaking Bard AI chats into public search results https://www.fastcompany.com/90958811/google-was-accidentally-leaking-its-bard-ai-chats-into-public-search-results Google To Block Bard Public Shared Conversations From Google Search https://www.ser
また、Bardによる回答の長さや口調については、次の5つの選択肢が設けられた。 短くする 長くする シンプル カジュアル 専門的な表現にする 例えば、ユーザーがフリマアプリに出品する商品の案内文の作成をBardに頼み、その回答が長すぎた場合、ドロップダウンのメニューから回答を短くすることが可能だ。いわば単調な定型文のような返答ではなく、より柔軟な対応が可能になったという。 その他、Googleの既存サービスにも対応する。Bard Extensionsが英語で公開されたことで、必要な情報が日々使用する複数のGoogleサービスにまたがる場合でも、Bard が関連情報を検索して表示するようになった。GoogleサービスにはGmail、Google ドキュメント、Google ドライブ、Google マップ、YouTubeなどが含まれる。 例えば、ユーザーがBardに「Google ドライブから
Google、対話型ジェネレーティブ AI サービス「Bard」に複数の新機能を追加 回答の音声読み上げや会話表示形式変更など 一部新機能は現時点で英語のみ対応 Google は 2023 年 7 月 13 日(木)、次世代言語モデル「PaLM 2」搭載対話型ジェネレーティブ AI サービス「Bard」に提供開始された新機能を複数発表しました。 「Bard」に提供開始された新機能は、回答の音声読み上げ、「Google レンズ」導入、会話表示仕様変更、会話の共有機能、回答スタイル変更機能、「Python」コードの「Replit」エクスポート機能です。また今回の新機能提供似合わせて、新たにアラビア語 / 中国語(簡体字 / 繁体字)/ ドイツ語 / ヒンディー語 / スペイン語など 40 以上の言語で「Bard」を利用できるようになっています。 ただし、「Google レンズ」導入と回答スタイ
GCPでAPI叩いたり、Pythonでコード打つの面倒なので「ひょっとしてGoogleのLLMなら、GCPのNLPと似たような処理してくれるのでは?」と思い立って、試してみた結果を報告。 待って 自然言語処理の主要な処理や活用法把握したらLMMで擬似的に自然言語処理すればよくね? — スシテンコ@LLMで自然言語処理しなさい (@sushitenko) July 19, 2023 以下、Bardの回答。 自然言語処理の代表的な処理パターンや機能は、以下の通りです。 ・トピックの抽出 ・感情分析 ・言語の翻訳 ・質問への回答 ・テキストの要約 ・テキストの生成 ・テキストの分類 ・テキストの一致 ・テキストの検索 ・テキストの理解 これらの処理パターンや機能は、自然言語処理の様々な分野で使用されています。たとえば、トピックの抽出は、ニュース記事やブログ記事から重要なトピックを抽出するために使
チェック・ポイント・リサーチ(CPR)は7月28日、Googleが開発・公開した生成AIプラットフォーム「Bard」を分析し、サイバー犯罪者の悪意ある行為を可能にする複数のシナリオを明らかにした。OpenAIの言語モデル「ChatGPT」との比較分析を通じ、Bardに関する懸念を報告している。 フィッシングメールの具体例の提供を求めるとChatGPTは拒否した一方、Bardは特定の金融サービスを装うフィッシングメールを提供した CPRは、Bardプラットフォームを悪意ある目的での使用可能かどうか確認すること、そして悪意あるコンテンツの作成という観点からGoogle BardとChatGPTを比較することの2つを目標に分析した。 まず、フィッシング・メールの作成というリクエストを試みたが、ChatGPTとBardの双方に拒否されたという。次にフィッシングメールの具体例の提供を求めたところ、C
Googleレンズというのは、GoogleのAIが“見た”画像内の情報を検索するAI技術で、2017年のGoogle I/Oで発表された結構古いツールです。Pixelシリーズのスマートフォンユーザーにはおなじみの機能で、散歩中に花や鳥の種類を確認したり、ペルーレストランでメニューを翻訳したりするのに便利です。 ▲PixelではおなじみのGoogleレンズ Bardにこの機能が追加されたんですが、まだ英語版でしか使えません。 日本でも英語版は使えます。使うには、Bardを使うGoogleアカウントの言語設定を英語にするだけ。Googleアカウントのページを開いて、「個人情報」タブ→「ウェブ向けの全般設定」で言語を「英語」にします(そうするとBardだけじゃなく、ChromeブラウザやらGoogleマップやらも英語表記になっちゃいますが)。 ▲Googleアカウントの設定で言語を「英語」に 英
Googleは、当初期待外れだった人工知能(AI)チャットボット「Bard」に対し、ユーザーエクスペリエンスを高めるための新機能を追加し続けている。最新のアップデートでは、Bardの対応言語と提供地域を大きく拡大するとともに、新機能を追加した。 Bardは米国時間7月13日から、アラビア語、中国語、スペイン語など40以上の言語で利用できるようになった。提供範囲も拡大し、ブラジルや欧州を含む国や地域でアクセスできるようになった。 Bardの回答を音声で読み上げる新機能も追加された。この機能は回答を理解しやすくするもので、発表によると、文の正しい発音を聞きたい場合や、詩や台本のセリフを聞きたい場合などに役立つという。 また、Bardの回答のトーンとスタイルを調整できるようになった。シンプル、ロング、ショート、プロフェッショナル、カジュアルから選べる。現時点では英語のみに対応するが、今後対応言語
対話型AIに同じ質問をしたら回答はどう違う? 「ChatGPT」「Bard」「Bing AI」を比較「ChatGPT」に続いて「Bard」「Bing AI」といった新たな対話型AIが続々と登場しています。これらの3つのAIに同じ質問をしたらどのような違いが出てくるのでしょうか。最新の情報、一般知識、生活にかかわる質問をしてみました。 OpenAIが公開した対話型AI「ChatGPT」が注目を集めていますが、これに負けじとGoogleやMicrosoftも対話型AI分野に参入し始めました。対話型AIとは、大量のテキストを学習し、人間の質問に対し、自然な会話形式で回答をするものです。テキストを作る、言語を翻訳するなどのほか、さまざまな種類のクリエイティブなコンテンツを作成して、質問者に回答をします。 続々と登場する対話型AI 対話型AIの先駆け的存在が、ChatGPTです。従来のWeb検索とは
米Googleは6月7日(現地時間)、チャットAI「Google Bard」の数学的なタスク、コーディング、文字列操作の機能を向上させたと発表した。また、Bardの返答をGoogleスプレッドシートにエクスポートできるようにした。 数学的タスクの改善 Googleが「implicit code execution」(暗黙的コード実行)と名付けた新技術で、Bardは計算プロンプトを検出し、バックグラウンドでコードを実行できるようになった。その結果、数学的なタスクやコーディングに関する質問、文字列操作のプロンプトに対してより的確な答えを提示できるようになるとしている。 プロンプトの例としてGoogleは以下の3つを挙げた。 15683615を構成する素数は何か? 私の貯蓄の増加率を計算してください。 「Lollipop」という言葉を逆にしてください。 Googleは、Bardのベースになってい
Googleが2023年2月に発表し、同年3月に一般公開を開始した対話型AIが「Bard」です。GoogleがこのBardにバックグラウンドでコードを実行し、数学的なタスクやコーディングの質問、文字列操作に関するプロンプトに対して正確に応答できる「implicit code execution(暗黙的なコード実行)」と呼ばれる手法を導入したと、現地時間2023年6月7日に発表しました。 Bard updates: More accurate responses, export to Google Sheets https://blog.google/technology/ai/bard-improved-reasoning-google-sheets-export/ 「暗黙的なコード実行」と呼ばれる新たな手法は、Bardが計算が必要なプロンプトを検出し、バックグラウンドでコードを実行するこ
OpenAIによって開発された生成系AI「ChatGPT」がビジネス領域に限らず、一般の生活者からも注目を集めているが、ChatGPTに追従する形で米Googleも生成系AIサービス「Google Bard(グーグルバード)」をリリースした。自然言語処理技術を搭載したテキスト生成系AIで、ChatGPTと同様、その可能性に関心が寄せられている。 本記事では、Google Bardの概要からできること、活用するメリット、ChatGPTとの違い、実際の使い方まで解説していく。 Google Bardとは? 出所:Google Bard Google Bard(グーグルバード)とは、Googleが発表した生成系AIである。ユーザーが入力した質問に対し、違和感のない自然な文章を返すのがGoogle Bardの大きな特徴。「Bard」には「吟遊詩人」という意味があり、まさに人間が文章を考えて応答して
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