松屋フーズホールディングス(HD)は、7月31日に2019年4~6月期の連結決算を発表した。売上高は255億4200万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は12億6900万円(同67.3%増)、経常利益は12億9900万円(同62.6%増)、純利益は6億6900万円(同50.8%増)だった。 同社の好決算を支えたのは、主力の松屋で投入した新作焼き牛めしや790円の定食だった。また、販管費を抑えた一因になったのは全体で200店舗近くにまで増えたセルフサービス型店舗だという。 既存店の売り上げが好調 4~6月は既存店が好調だった。既存店の客数は前年同期比1.9%増、客単価は2.3%増、売上高は4.3%増となった。 特に、4月には松屋で「お肉たっぷり新作焼き牛めし」(並、税込550円)と「ごろごろ煮込みチキンカレー」(並、税込590円)を相次いで投入したことで、「よいスタートを切ることができた」