オーストリア西部チロル州にあるイシュグル村(2020年4月23日撮影)。(c)Johann GRODER / various sources / AFP 【6月26日 AFP】3月上旬に観光客の新型コロナウイルス感染が発覚したオーストリアのスキーリゾート地イシュグル(Ischgl)で、地元住民の42.4%が新型ウイルスの抗体を保有していることが確認されたと、研究チームが25日に発表した。 イシュグルなどオーストリア西部チロル(Tyrol)州にある複数のアルプス(Alps)のスキーリゾートではこの春、観光客数千人が新型ウイルスに感染。ドイツや米国、シンガポール、香港など世界各地にウイルスが拡散する結果となった。 インスブルック医科大学(Medical University of Innsbruck)は4月21日〜27日、イシュグルの人口の79%に当たる約480世帯の大人1259人と子ども21