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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/micropterusandsalmo (20)

  • 批判者が求められてしまうもの - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 いろいろ要求されると疲れるよねという話です。梨の暗黒面が噴出しているのでそれでもいいという方のみ推奨。 このまとめを読んで思ったことです。 Togetter - 「科学者への信頼は失われたのか?科学者達の努力と疲弊」 僕には関心のある数少ない科学者、サイエンスライターにこんなことを言っても彼らをより疲弊させるだけにしか感じられません。 大体、科学者の欠如モデル(一般人には科学的知識が不足している)では全然だめだという平川氏からして科学者にはコミュニケーション能力が不足しているという欠如モデルを使う始末。 コミュニケーションの専門家らしいですが、科学者側に伝える気あるんですかねぇ?相手はダメでも自分は使うなんてダブルスタンダードに見えますが。モチベーションの維持は科学者にゆだ

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  • 日本オオカミ協会の生態系への杜撰な理解 - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 大分県のほうでオオカミ再導入の話があがっているようで、最近のうちのコメントもそのせいでしょうか。今回は日オオカミ協会(以下オオカミ協会)の生態学の知識についての話です。 まずはこれを見てください。 環境省のオオカミ復活否定コメントへの批評① ( ゜д゜)ポカ~ン ・・・・・・(゜A゜)ハァ!? 最初にこれを読んだ時の僕の感想です。生態学をまがりなりにも学ぶ身としては「ハァ!?」としかなりませんでした。あまりにも杜撰すぎるもので反論とよぶのもおこがましいくらいです。こんなことを堂々と言える生態学徒がいることがいまだに信じられないくらいです。ええ、今も頭の中がポルナレフ状態です。 そんなことばかり言ってもしょうがないので批判に移りましょう。今回はキーストーン種について。 以下

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  • そんなドングリ運びで大丈夫なわけあるか - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 前回、他者危害と指摘した熊森のドングリ運びですが、適当にもほどがあります。 熊森のドングリを、クマが毎日バケツ1杯ずつべていく 以下引用 冬篭り前のい込み期、クマは朝から晩まで飢餓状態となってべ続けながら、フンもするのです。地元の方に聞くと、1日にバケツ1杯ずつクマがべるので、毎日その分、熊森ドングリを補給してくださっているということです。このドングリがある限り、クマは人のところに出て行きません。 このクマを捕る為に、近くで、行政がクマ捕獲罠をかけてありました 引用終わり バケツ一杯って全然定量化された数字じゃない。子供が使う500mlしか入らないようなバケツでも、5,6ℓは入る大きなバケツでもバケツ一杯に変わりはありませんからね。こんないい加減な表記で効果がありま

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  • それでいいのかマスメディア 熊森報道に思う - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 熊森のドングリ運びが落ち着いたと思ったら、またメディアがやらかしてくれました。管理人、この前もメディアにブチ切れたばかりなのにね。アハハ。 ドングリ:餌不足のクマのため山にまこう 群馬・高崎 内容は、ほぼ熊森の主張に沿ったもの。ドングリ運びを誰でもできる美談としてとらえ、ドングリ運びに参加した人たちの声を好意的に紹介しています。生態系などへの影響はまったく考慮していません。 ドングリ運びの問題点については過去に書いた物へのリンクを貼っておきます。 自治体のクマ対策 基のキホンと現状 そんな熊森で大丈夫か? 熊森のドングリ運びへの見解に突っ込んでみる この記事を書いたのは鳥井真平記者という方だそうです。正直、取材を真面目にやっているとは思えません。いまどき、Google検索

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  • ドングリ運びとドングリの散布者たち - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 ドングリ運びがもたらすと考えられる野生動物への影響第2弾です。ドングリ(堅果類)というのはクマではなく、リスやネズミ、カケスなどの鳥といった動物に種子を運んでもらいます。今回は山に多数生息するネズミたちについてです。 ネズミといっても日には多種多様な種類がいます。今回主に扱うのは森林に生息するアカネズミとヒメネズミです。彼らは共にドングリをべるネズミです。彼らはただドングリをべるだけでなく、貯蔵します。彼らの貯蔵パターンには大きく分けて2つあります。巣の中にため込む巣内貯蔵と落ち葉の下などに隠す分散貯蔵です。この内、巣内貯蔵ではほとんど種子が発芽することはないとされます。となると、ドングリの散布には分散貯蔵のほうが大きく関わっていると考えられます。 トチノミでのデータ

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  • クニマスを取り巻く浅薄な人々 追記あり - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 最近は批判ネタばかりでもう少し気分的に楽な記事を出したいなぁと思う管理人です。モンハン生態学とか書きあがっているんですけどね。 先日、クニマスの再発見で世間が沸きましたが、さっそく浅薄な人々も登場しているようです。 クニマス里帰りへ素案…さかなクン名誉市民賞も 西湖のクニマス里帰りを…秋田でプロジェクト 秋田県知事がさっそく生態系を省みない問題発言をしてくれました。 以下引用 知事は「必ずしも田沢湖でなくても、秋田で生息できないか、県水産振興センターに勉強するよう即座に指示した」と述べ、生態系について研究を進める考えも示した。 引用終わり なんのために魚類学会が「放流ガイドライン」を作ったと思っているのやら。 これが水族館で展示くらいならとやかく言いません。問題なのはクニマ

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  • 獣害をなめているとしか思えないメディア (激怒) - ならなしとり

    駄作というより・・・ (飛魔人) 2010-12-23 01:00:07 こんばんは リンク先記事を読んで、「どっかで聞いた様なストーリーだなぁ」と感じました。 で、作品タイトルの「人とクマと森と」でググると出るわ出るわ、熊森礼賛サイトのオンパレード。(苦笑) 憶測で判断しちゃいけないと判っていても、「熊森協会 監修」作品なんぢゃないかと、勘繰りたくなります。 >調べた形跡が上記の文からは全く見られません。 一つの経験談として読んで欲しいのですが、私の世代では韓国北朝鮮に関して、洗脳的教育を受けました。 曰く、「韓国は軍事独裁国家で、民衆は塗炭の苦しみに喘いでいる。しかし北朝鮮は労働者の楽園であり、生活レベルも非常に高い民主主義国家である」と。 小学生レベルでこういう刷り込みがなされると、その思い込みからは脱するのは容易な事では無くなります。(思考停止に陥る為) 件については高校生とい

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  • クニマスの再発見と外来生物問題と - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 先日、さかなクン氏、中坊教授らによって日で絶滅したと思われていた淡水魚のクニマスが再発見されました。今回の発表は論文が受理(うちの雑誌に載せるだけの価値があるよ)されたので出したものでしょう。 クニマスはいままでの分類ではベニザケ(ヒメマス)の亜種と分類されていました。 今回は外部の形態と遺伝情報を調べてクニマスと断定したそうです。ではどのような部分を調べたのか?詳しくは論文待ちですが、梨の予想を書いてみます。 鰓耙(さいは) 魚の鰓(えら)には鰓耙という水をろ過して浮遊生物を消化管に送り込むための器官があります。これはプランクトンの魚類でとくに発達しています。サケ科ではオショロコマとミヤベイワナを見分ける要素の一つが鰓耙の数です。ミヤベイワナはオショロコマの亜種ですが

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  • イノシシに餌をやる - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 一部ネット界隈では熊森がどうした、餌やりはどうなのかと議論になっていますが、一方でこんなことをなさる方もいるようであります。 イノシシと牛:餌おすそ分けで仲よく 長崎・雲仙 毎日新聞 リンク先を読んでいただければわかるかと思いますが、牛の飼料の一部を野生のイノシシにもあげているようです。クマにせよサルにせよシカにせよ獣害問題に関わる人間ならどれだけの努力を無に帰しているかお分かりでしょう。 イノシシに餌をやることによる害はすでに出ていて、神戸市では条例で禁止にしているくらいです。 イノシシ条例について ↑のリンクを読むだけでもイノシシに餌をやることがまずいということは分かっていただけると思いますが、とりわけ、九州は今年、口蹄疫があったんですよね。もし宮崎で封じ込めが失敗して

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  • そんな熊森で大丈夫か? ドングリ運びとシカの増減 - ならなしとり

    Unknown (akira) 2010-12-12 21:54:39 ちょうど、シカとかイノシシについてのエントリを書こうと思っていたところで、とても参考になりました。 「餌条件が良ければ3歳から毎年子供を産みます。」は2歳からではないかと。小さいことなのですが、ちょっとだけ気になってしまったもので。 http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/070300/071400/shikahogo/shika06.pdf 上記資料他によると >シカは、満1歳(生まれた翌秋)で性成熟し、10~11月に交尾して、5~6月に出産する。通常は1産1仔であるが、まれに2仔を出産する。メスは1歳で7割以上が妊娠し、2歳以上では8割以上が妊娠する。< 勉強し始めたばかりなので、私の方が間違ってるかもしれません(冷汗 野生動物を殺さないことが目標 ("ね") 2010-12-12

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  • そんな熊森で大丈夫か? 熊森のドングリ運びへの見解に突っ込んでみる - ならなしとり

    揚げ足を取ると取り返される ("ね") 2010-12-08 23:42:58 批評とか説明なんかをしていると、相手に知恵を付けてるんじゃないかと不安になる時があります。 技術士や獣医師や動物取扱者はいなくとも、弁護士はいますからね。 錯誤捕獲や錯誤捕獲した個体を放獣しない場合の違法性とか、錯誤捕獲や有害捕獲した個体の放獣先について、地域個体群を意識しなくてはならないとか、かえって言いがかりの材料を提供しているのではと。 実際そんなことはないですが、言ったもん、やったもん勝ちで後先考えずに「実践」されるので、さわげる材料だけあればいい的な面がある意味恐いです。 ぼやきになってしまいますが。 梨さんのblogは私の中の漠然ともやもやした問題意識をしゃきっとさせてくれるので読んでいて刺激になります。 Unknown (ハガクレ) 2010-12-09 13:42:53 あえて熊森のやってること

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  • 熊森のドングリ運びに憤る人たちへ - ならなしとり

    遺伝的な地域性 (さすけ) 2010-12-07 09:58:00 遺伝的な地域性を人為的に薄めてしまうことは、私は進化のチャンスを奪ってしまうことだと考えています。 たとえば、紀伊半島のクマは他の地域と遺伝的な違いが大きいようですが、今の状態を維持していけば、もしかしたら50万年後に「キシュウグマ」という新しい種ができるかもしれません。 ホッキョクグマは北米のヒグマの1グループから派生した種ですが(つまり、北米のそのグループは北海道のヒグマよりもホッキョクグマのほうが遺伝的に近い)、もし過去に北海道のヒグマをそのグループの生息地に人為的に移動させたりしたら、ホッキョクグマという種は誕生しなかったかもしれません。 (人類到達以前の話なので、もちろんあり得ませんが) 現在の種を絶滅させてはいけないとと同様に、未来の種を絶滅(派生するチャンスを奪う)させてはいけないはずです。 メディアの教育 

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  • 熊森協会に呼応する自治体が出たらしい - ならなしとり

    お久しぶりです。ここ数日は、ブログの更新に目もくれずゲーム内でハンマー片手にトカゲや獣を撲殺する日々を過ごしていました。決してサボっていたわけではありません。魂の洗濯ですキリッ(ほんとですよ?)。 そんな至福の時間はそろそろ終わりのようですね。どうやら熊森協会(以下熊森)のドングリ運びに呼応する自治体が出てきてしまったようです。 これが問題のツイート こちらがその写真 どうも呼応したのは愛知県豊田市のようです。 さすがに自治体の回答を偽造するようなまねはしないでしょうから、ほぼ事実であると判断できそうです。 ・・・・・・しかし、以前に外来魚駆除交換会でブラックバス問題の有名人の某N氏と話した時にN氏が危惧していたことが現実になってしまいました。 熊森って、部分的にまともな部分もあるんですよね(探すのが難しいけど)。それで、担当者に十分な知識がない場合は、熊森に迎合してしまうだろうというN氏

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  • 自治体のクマ対策 基本のキホンと現状 - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 さて、クマが人里に出没した場合の対策を自治体はどのように行っているのでしょう。 大きく分けて予防と事後の対応の2つにわかれます。ここでは、クマが出没してからの事後対策を先に紹介します。 クマが人里に出没してしまうと、追い払われるか捕殺されることが多いです。この際には猟友会の協力を借りることが多いです。 麻酔を打てという意見もありますが、麻酔に主に使用されるケタミンは麻薬として法的に取り締まっています。ですので、所持には都道府県知事による許可を必要とします。さらに、市街地の場合、法により簡単に麻酔銃が撃てません。麻酔銃を撃てる人材もそう多くはないし、地域によってはすぐに使える麻酔銃がその場にないということも・・・(参考クマが出たぞー1~6。特に5を参照)。 一部の自治体では学

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  • クマによる被害 - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 昨日の記事については、拙速に書いたもので、後から見直すとわかりにくいところが多かったので、熊森批判の中でしっかりと言及したいと思います。 今回は人里に出たクマ、人と出会ってしまったクマによってどういう被害が引き起こされるかということです。 それでは、クマが人間に与える被害としてどのようなものがあるのでしょうか? 農作物や家畜への被害 リンゴやスイートコーン、家畜などが狙われます。先月末には福島県でチャボの入った鳥小屋が襲われ、50羽いたチャボは数羽を除いてすべて殺されました。 林業への被害 クマによって木の皮を剥がれるという被害がよく報告されます。カラマツや杉など針葉樹が多いようです。詳しい理由はまだ解明されていませんが、樹皮の下の層に含まれる糖類が目的なのではという仮説が

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  • 熊森は大変なことをしてくれました - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 熊森批判はかなり先のつもりでしたが、そうも言ってられないことが起きましたのでここで紹介します。 餌不足のクマにドングリ ヘリコプターからまく マスメディアァァ・・・。 1tて・・・・・・。どう考えても山への投棄です。これが仮に牛肉1tや果物1tだったら不法投棄として取り上げられてもおかしくないんじゃないですか(まぁ一応トラスト地らしいから法的な問題は薄そうだけど)。 で、問題なんですが、散布してるドングリゆでてないですよね・・・?以前、どこかで彼らが運ぶドングリはゆでて発芽阻止や害虫防除をしていると聞いたんですが、この動画見る限りそれもなさそうですね。 根拠としては以下の通り 1.ドングリの表面に湿り気が見られない ドングリをゆでてから袋詰めしたとすればドングリの表面に水滴

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    moondriver
    moondriver 2010/11/24
    "ゆでたのをわざわざ乾燥させて撒く?あの団体にそんな細かな心掛けがあったらここまで苦労しませんから" 確認取れていない状態で断定的に言いたくはないけれど、1トンという量は恐らくそうなんだろうなぁ……
  • クマが出没するわけ - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 クマとドングリの生態について説明したところで、クマはどうして人里に出没するのか?という点について論じていきます。クマの出没原因には大きく分けて2つあります。 1. 山の餌が足りない このように書くと、簡単そうに見えますが、実態を把握することが大変難しい原因です。よく熊森は(奥山の)ドングリがなくなったからだ、広葉樹が減ったからだと言いますが、クマは性が広く、行動圏もまた広い動物です。仮にドングリが凶作でも、山ブドウやアケビのような液果が豊作ならそちらをべます。地域ごとに豊凶作もありますから、ある地域で凶作なら、別の地域に移動するということもクマには可能です。 餌がなければ、移動すればいいじゃない。くまだもの。 また、ドングリもすべての種が一斉に凶作になるのではなく、種ご

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  • ドングリってなんだろう 補足 - ならなしとり

    今週の後半は忙しくて記事をupできませんでした。今回は、前回の「ドングリってなんだろう?」の補足になります。ここで紹介するのはごく一部に過ぎませんが、ドングリとよばれる植物たちの多様性を少しでも感じていただければ。 この写真はクヌギです。 帽子のように見えるふさふさは、殻斗と呼ばれるもので、ドングリの仲間の特徴です。 こちらが常緑樹のドングリ アラカシ(多分) この時期(11月)でも青い実がついたままです。完全に成熟して落ちるにはまだかかりそうです。 マテバシイ べられるらしいです。 こういった常緑樹のドングリは公園や駐車場などに植えられることが多いです。ほぼ一年中緑なので見栄えもよいですしね。ただ、それがその地域にもともと生えていたものかは・・・。 ・ドングリをゆでてみた クヌギとコナラを鍋でゆでてみました。 クヌギを切ったもの。中央の白いのは虫で、茶色いところは虫の糞です。 べてみ

    ドングリってなんだろう 補足 - ならなしとり
    moondriver
    moondriver 2010/11/20
    シイの実は子供の頃よく食べてたなぁ(焼いて)。ドングリは「食べるとドモリになる」と言われて親に取り上げられたけど、あれはどの辺由来の言い伝えor迷信だったんだろう
  • クマの食べ物 ドングリってなんだろう? - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 クマのべ物になる植物は多いですが、とりわけ木の実は栄養価が比較的高いという点で重要なべ物です。クマがべる木の実には、大きく分けて2種類あります。一つはドングリ類。堅く詰まった実で、堅果と呼ばれます。もう一つは山ブドウのように水分が多くみずみずしい実。これは液果と呼ばれます。あとで述べますが、種子散布者としてクマが役割を果たしているのは液果です。堅果は量が多いためクマの主要なべ物として重要な位置にあると言われています。 クマはまだ木にある時からドングリをべます。木に登り、枝を引き寄せ、折り曲げべまくります。そのため、しばしば、木の上にクマ棚と呼ばれる大きな鳥の巣のようなものが出来上がります。 ドングリが地面に落ちると、イノシシやシカ、ネズミといった競争相手が増える

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  • ツキノワグマとはどんな動物か? - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 熊森批判序章になります。今回はクマに対する知識ゼロの人に一から説明するつもりで作っていきます。この記事自体もカテゴリーは「獣害問題」の方にします。獣害とか生態学をやっている人にはぬるいかもしれませんがお付き合いのほどを。 熊森を批判する前に、熊森や保全生態学者が守ろうとしているクマとはどういう動物なのでしょうか。簡単に説明したいと思います。 まず、クマとひと口に言っても、日に生息するクマには2種類あります。州以南(州と四国)に生息するツキノワグマと北海道に生息するヒグマです。どちらも冬には冬眠し、メスはその間に子供を産みます。基的に木の実や若葉などをべる植物中心の雑性ですが、ヒグマのほうが動物性が強いようです。また、植物をべますが、シカやウシのような草

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