タグ

ブックマーク / doramao.hatenablog.com (57)

  • ○○何個分の栄養が詰まった食品は△△何個分なの? - とラねこ日誌

    ネタ記事です ■マグロ9皿分 先日、なんとなくテレビを眺めていたらいわゆる健康品の宣伝が流れてて「またいつものやつかぁ」なんて思っていたら、あんのじょういつものパターンなんだけど例えがあまりにもアレだったので感心をしたのでした。 内容はこんな感じです。 私たちの体を若々しく保つのにたいせつな栄養素DHA、1日の必要量1g*1をとるためにはマグロのお刺身だと9皿分もべなければなりません。 それが「○○」(いわゆる健康品の商品名)なら1日わずか6粒で、1日に必要なDHAをとることができるんです! なるほど、9皿分もべるのは難しいからサプリメントでとりましょう、というわけだ。納得、納得・・・していいの? ここで納得しては業者さんの思うつぼです。 マグロはDHAが豊富な品であるというイメージ*2がありますが、DHAは多価不飽和脂肪酸に分類される油であり、赤身のような脂肪の少ない部位にはあ

    ○○何個分の栄養が詰まった食品は△△何個分なの? - とラねこ日誌
  • 食育はだれのため? - とラねこ日誌

    『管理栄養士パパの親子の育BOOK』も発売から3週間、読んでくださった方からは概ね高評価をいただいており、嬉しいかぎりです。 子育て中の親御さんに役立つ、というコンセプトで書いておりますので、ニセ栄養学的なものや育の問題点を追求するような内容はあまり入れないようにしております。 そこでブログでは補足として、の性格上入らなかった、栄養育の問題点などにも言及してみたいと思います。 ■なんのための育? 今回は『第1章 Q4 1日3とらないとダメ?』で説明した、子どもの事と栄養の特徴について、今の育ではあまり配慮されていないことについて考えて見ました。 このQ&Aでは、どうして子どもはキチンと3をとる必要があるのかを述べていますが、だいたいこんな理由です。 成長するために、子どもはたくさんべる必要があります。体の大きさの割に栄養をたくさん必要とするのですが、消化吸収するため

    食育はだれのため? - とラねこ日誌
  • アンチ食育管理栄養士が食育本を書きました。 - とラねこ日誌

    ■管理栄養士パパの親子育BOOK を書きました。2015年7月25日が発売予定日です。 http://www.amazon.co.jp/dp/4895958825 ニセ栄養学を批判するようなではなくて、親子向けの実用的な栄養事のなのですが、ちょっとした応用行動分析の手法を採り入れた事環境の提案をしてみたり、コラムの内容はブログ読者がニヤリとしてくれるような内容を盛り込んでみましたのでブログの読者にも喜んで頂けるのではないかと思います。 自分の中でのキャッチフレーズは、アンチ栄養士の育BOOKでして、「○年間待って下さい。当の育をお見せしますよ」と、現在の育に見られる問題と考えられる点に対し、ようやく批判だけで無くどらねことしてまとまった形で提案ができたと思ってます。 ニセ栄養学と呼ばれるような根拠のない健康栄養情報に対しても、そもそも不安が解消されれば手を伸ばす必

    アンチ食育管理栄養士が食育本を書きました。 - とラねこ日誌
  • 牛乳は血液? - とラねこ日誌

    どうもお久しぶりです。久しぶりでブログの書き方を忘れてしまっているどらねこです。お仕事も一段落したのでリハビリもかねてちょっとした更新です。 ■牛乳は牛の血液からできている? 牛乳について調べ物をしていると「牛乳は牛の血液からできているんだよ」という話を良く目にします。中には「牛乳は牛の血液からできているので、牛乳を飲むのは牛の血を飲むようなものだよ」という、いやんと思ってしまうようなものまでありました。 確かに、乳腺細胞には栄養や水などが血管を経由し血液から供給されるわけですから、血液由来というのはおかしくもない表現ではあります。しかし、それは殊更強調される必要のある情報なのでしょうか? 血液由来といえば、涙もそうですし、汗もそうです。おしっこだって血液由来といえるでしょう。解剖生理学的知識としては知っておいて損のない情報ですが、これが実生活での牛乳を評価する上で何か参考になる情報かとい

    牛乳は血液? - とラねこ日誌
  • おかしな酵素サプリメント - とラねこ日誌

    個人的にもうんざりですが、また酵素のデタラメ話の件です。 ■でたらめロジック? 先日、ドラッグストアーで買い物をしていて気になったのですが、酵素を名前に冠した品がやたらとプッシュされていたりました。販促ビデオを流して、目立つような手がきポップもいくつかつけられてて、売れ筋商品なのかなと感じました。 あ〜あ、と思ってスルーをしようしたら、そのあまりの減量効果メカニズムのデタラメさにあきれかえってしまいました。過去エントリで酵素話はある程度掘り下げて説明をしたのでもう十分と思っていたのですが、それ以前のナカミでしたので、ちょっと採り上げてオカシサに言及してみようと思います。 ■それ消化吸収をよくしてるだけだから 酵素栄養学はありもしない理論を元にくみ上げられたものですが、今回の酵素減量サプリメントは、実際にはある理屈で、その通りになれば逆に太るんじゃね?というものでした。 説明概要 ○○酵素

    おかしな酵素サプリメント - とラねこ日誌
  • 酵素栄養学ってどこまで正しいの? - とらねこ日誌

    PRESIDENT 2012年3月19日号 プレジデント社特別広告企画・特集の 「“酵素の有効活用”で免疫力を高める」という記事を読みました。 この記事は、酵素栄養学関連の書籍をいくつも書いている鶴見医師に酵素栄養学について教えて貰う、という形式で書かれております。 鶴見医師が開業しているクリニックにはウェブサイトもありますので、興味のある方はのぞいて見ると良いでしょう。 鶴見クリニックのサイト ttp://www.tsurumiclinic.com/index.html 酵素とは関係ないのですが、当該ページの下の方に、アミグダリン点滴とかあって、ちょっと怖いなぁとどらねこは思いました。 ■検証してみる どらねこの周辺では最近なにかと「酵素」が話題になることが多いのですが、どうも普段仕事でおつきあいのある酵素とは違う物のようなのです。ちょっと気になったので関連する話題を記事にしたことがある

    酵素栄養学ってどこまで正しいの? - とらねこ日誌
  • 謎解き超科学が発売されました - とラねこ日誌

    ついに「謎解き超科学」が発売となりました。どらねこも道良寧子(みちよし ねこ)として、どんな反響があるかしらとドキドキしております。24日の夜現在、都内の大型書店を除くと入手しにくい状況(ネット書店も)にあるようですが、問い合わせをして頂ければ店頭にも並ぶ可能性も増えますので、ニセ科学対策的にも協力頂ければ嬉しいところです。勿論、どらねこの売れて欲しぃ〜という卑しさも含まれております。 まだ手にしていない人がほとんどと思いますが、今回はの中身にもすこし言及した感想などを書いてみようと思います。 目次や各項目についてはASIOS公式ブログを参照していただければと思います。 http://asios-blog.seesaa.net/article/377956190.html 購入については出版社のページからオンライン書店へのリンクがありますので、よろしくお願いします。 http://www

    謎解き超科学が発売されました - とラねこ日誌
  • ニセ科学を検証する一冊「謎解き 超科学」が発売されます - とラねこ日誌

    彩図社から、『謎解き 超科学』というが10月25日頃発売されます。 価格は1400円+税で、全国書店及び一部コンビニエンスストアでも販売されます。 こちらの表紙を目印に、見かけたら是非手にとってやって下さい。 ■どうしてどらが宣伝? ニセ科学問題を憂うから、みたいな立派な心がけではなくて、今回取り扱う31項目の超科学(に於けるニセ科学の表現)のウチ4項目の執筆をどらねこに担当させてくださいましたので、渾身のチカラを込めて(込めたから内容の良さを保証するモノでは無いが)書かせて頂きました。 内容はこのブログの愛読者の方にはおなじみのものですが、過去記事の焼き直しなどではなく、新たに調査しなおし、背景なども存じ上げない方を想定したものとしたつもりです。ニセ科学は社会のリソースを奪うだけでなく、社会的弱者をい物にするものも存在します。そうしたものが実態を認識されないまま広がってしまう事を放

    ニセ科学を検証する一冊「謎解き 超科学」が発売されます - とラねこ日誌
  • 「白砂糖は危険な魔薬?」トンデモ食育の罠 - とラねこ日誌

    (この記事は2008年11月に今は無き旧ブログどらねこ日誌に掲載したものを元に新規に書き起こしたものです) ■砂糖のべ過ぎやめさせたいけど 砂糖は甘くて美味しいですよね。ですけれど、べたあとに口をゆすがなかったり、そればっかりべれば虫歯になる危険性が高くなりそうです。また、砂糖をべた後の満足感から事を控えてしまえば、身体を成長させるための栄養素が十分にとれなくなってしまう可能性もある事でしょう。 何事もほどほどに・・・なのですが、美味しいがゆえについつい手が伸びてしまうわけで、子供の健康を心配する親御さんとしてはビシッと明確な理由で子供の砂糖摂取を止めたいと思うのはごく当たり前な心情なんじゃないかなと、どらねこは思います。そうしたニーズのせいか、砂糖については危険性を過剰に煽る系の言説が未だに教育現場や子育てママさんの間に出回っている現状があります。 学校で行われる育にも、砂糖

    「白砂糖は危険な魔薬?」トンデモ食育の罠 - とラねこ日誌
  • 腸が長いのは気のせいです - とラねこ日誌

    (この記事はどらねこ日誌に2009年04月15日掲載したものを加筆修正したものです) ■気になるTOSS育 「水からの伝言」、「EM菌」、「親学」などなど根拠の怪しい話を教育の現場に持ち込む事でどらねこが注目をしているTOSSの教育案ですが、「育」カテゴリにも怪しい物が幾つかあります。今回はその一つ、和の良さについて述べた授業案の問題点を「腸の長さ」をキーワードに言及したいと思います。 和の良さ http://homepage2.nifty.com/gty/syokuiku.htm 河田孝文氏実践の修正追試 これは新谷弘実氏の著書等を参考にしながら肉の危険性を示し、日人にとっては和こそが適した事なのですよ、と子供に教え込むためのTOSSの育授業案です。この授業案の問題点を列記すればキリの無いほどですが、大きな二つ問題があると思います。 一つ目は根拠に乏しい書籍を鵜呑みにし

    腸が長いのは気のせいです - とラねこ日誌
  • 食べ物で免疫力アップ? - とらねこ日誌

    風邪をひいて熱が出て・・・うーん、ちょっとやばいかも。欲が落ちているけれど、悪化させないためにもしっかりべて体力をつけなくちゃ! このような事がすぐに思い浮かぶほどにべ物と健康には密接な関係があることはよく知られております。 最近ではさらに踏み込んで免疫との関係なども採り上げられる事が多くなったように感じております。今回は栄養と免疫の関係を読み物*1として書いてみたいと思います。 ■ビタミン・ミネラル・微量栄養素で免疫力増強? 病気になると体力を消耗しますが、特に高熱が出た場合には激しく消耗することを私たちは経験上よく知っております。欲が落ちていても必要な栄養をとらないと病気からの回復が遅くなってしまうと考えられるからしっかりべましょうといわれるわけです。そのように病気からの回復に重要な役割を果たす栄養ですから、そこから一歩進んで病気の予防にも効果があるのでは?と、期待をされるよ

    食べ物で免疫力アップ? - とらねこ日誌
  • 都道府県名を独断と偏見で食べ物にかえてみたよ(完成版) - とらねこ日誌

    こんにちわんこそば、どらねこです。うどん県に対抗して我が(?)青森県もべ物県にしたら良いのに・・・なんてツイートしてたら皆様のいつきが良いので、早速ネタにしてみました。 北海道から沖縄まで全都道府県を独断と偏見に満ちたべ物の名前で表してみましたよ。異論、反論は※欄、ツイート、ブコメにて聞いてやるにゃん!上から目線ですまないモフ。 皆様、沢山のご意見有り難うございました! ■北海道・東北編 美味しい材がありすぎて意見がまとまらなそう。 うふふ 杜の都あたりから異論がきそう・・・。がんばろうホヤ 山形は唯一行った事がない東北の県なのだ ■関東編 いいたいことはわかる どうだ(笑) 埼玉スマン 下町のソウルフードだろ? ■中部編 憧れの魚沼産コシヒカリ 奢って欲しいとかそんなんじゃ・・・ 福井ってホントイメージ無いんですよ。 かんてんパパ うなぎパイもすてがたい ■近畿編 旅行してみた

    都道府県名を独断と偏見で食べ物にかえてみたよ(完成版) - とらねこ日誌
  • とどけたいことば - とらねこ日誌

    大変な状況だからこそ、お互いの事を信頼し、前向きな遣り取りが出来る事をどらねこは願っています。そんな気持ちで思うところを正直に書いてみました。 ■ボクたちはそんな風に社会化された 小さい頃、『知らないおぢさん(人)についていってはイケナイよ』、そんなふうな話をされた記憶があります。知らない人が全部アブナイわけじゃない、中にはイイ人もいるのかもしれないけれど、知ってる人よりアブナイことはたしかです。子どもにはその人がアブナイ人なのかイイ人なのかの判断はとても難しい。だから当はアブナイおぢさんじゃないのかもしれないけれど、知ってる人より知らない人のほうがアブナイのは事実だから、知らないおぢさんにはついていかないように、と教えることでリスクの回避を図るわけですね。でも、それってつまり、そう教えないと子どもは知らないおぢさんにでもついていくってことだよね。じゃあ、どうして知らないおぢさんでもつい

    とどけたいことば - とらねこ日誌
  • とぎ汁で予防に個人的に思うこと - とラねこ日誌

    どらねこは福島原子力発電所事故に関する情報などはツイッターやはてなブックマークなどを利用して収集する事が多いのですが、情報を眺めていて色々と気になることが沢山あります。其処は有用な情報からそうでないものまで、まさに玉石混淆の状態です。有用な情報とそうでない情報をより分けることは慣れないと難しいことと思います。 じゃあ、アナタは得意なのか?と謂われると、うう〜ん・・・と、言葉を濁してしまうのですが、一応品と健康に関わる研究のまねっこをしていた事もありますので、その分野についてはお役に立てることがあるかも知れません。最近ちょこっと話題になっている、放射線の害を品で予防という話題について、どらねこがどのように受け取り、どう考え、評価をしたのかを読み物として書いてみようと思います。表題についてだけ興味がある人は、3段落目から読みすすめてくださいね。 ■効果はあるの? 味噌で放射線対策、ペクチン

    とぎ汁で予防に個人的に思うこと - とラねこ日誌
  • ゼンメルワイスの物語 - とラねこ日誌

    もしも産科医師が自らの誤った解釈や手技が原因で、来守るべき母子の健康を損なってきた事を指摘されたとすれば、それを素直に受け入れる事が出来るのでしょうか。 それが、人の死と直結するような事であれば、認める事は簡単な事ではありません。どらねこであれば、真っ正面から受け止める事ができず、現実逃避や無理筋な反駁を行ってしまうかも知れません。多くの人にとって、取り返しのつかないような過ちを受け止めることは大変に困難な事であると思います。これは代替医療や根拠のない健康法に嵌ってしまった人が後戻りできない理由の一つであると思っております。ハンガリー出身の医師ゼンメルワイスはそんな罪の意識と闘い、過ちを償うためにその人生を捧げました。 この物語を書くにあたっては、南和嘉男著 医師ゼンメルワイスの悲劇 講談社刊(絶版)を大きく参考にさせていただいております。その他、トールワイド著 塩月正雄訳 外科の夜明け

    ゼンメルワイスの物語 - とラねこ日誌
  • 今日は雑談 - とラねこ日誌

    単なる雑談です。 ■批判・非難に思うこと 子供行う各種の予防接種は大切である。決められた順番に沿いつつも、期待される効果が高いものについて積極的に実施していきたいと思ってる。でも、全部が全部必要かと問われれば、個人的にはそんなこと無いと思ってる。そして、その優先順位もヒトそれぞれだと思っている。 さて、どらねこは予防接種について、過剰に害を訴えたり、する必要は無いと謂うような言説に対し、批判的な発言を行ってきたように思う。でも、何が何でも予防接種に完全賛成と謂われれば、別にそんなことは無い。費用対効果に疑問があるものについては、優先順位など考え直す余地もあるだろうし、副反応の激しいものであれば場合によっては保留する事も必要だろう。個々人の体質によっては受けない方が良い場合だってあるだろうし、そこまででは無くてもちょっと心配なグレーゾーンの方だっているだろう。それらを十把一絡げにして、予防接

    今日は雑談 - とラねこ日誌
  • 何も行動しないで見ている事はつらいこと - とラねこ日誌

    代替療法関連だったでしょうか、以前どらねこはブログでこんな内容のことを書いた記憶があります。 不安を持つヒトが自身では何もしないでいることはそれだけで苦行である これは自分の経験を踏まえて書いた事ではあるのですが、周囲を観察していてもよく見かけるように思います。 ■ついつい何かしてしまう とるにたらないような事からこれはちょっと・・・と思ってしまうような事例など様々です。取るに足らないと思われる事例としては、こんなのがあります。 −口内炎ができた− あ〜、ちょっとほっぺたの内側赤く腫れてるかな(舌でコリコリ) −しばらくして− 腫れてたところどうなったかな、あ真ん中少ししろくなってるし(サワサワ) −またしばらく− あー、まだはれてるなー(つんつん)あ、痛い! −まをおかず− 無意識に(つんつん) 口内炎出来たときって、舌先で探ったり、ちょっと突いちゃったりしませんか?炎症なので、患部を必

    何も行動しないで見ている事はつらいこと - とラねこ日誌
  • 食中毒に思う事(後編) - とらねこ日誌

    前回の続きです ■病原性大腸菌 腸管出血性大腸菌O157や0111とはどんなものなのでしょう。まず、こちらを見て下さい。 集団感染、死亡者が出たことで話題になったO157やO111は上の図では腸管出血性大腸菌に分類されます。O157でなくてもベロ毒素を産生するモノも存在します。O157は全体の8割ほどとされており、腸管出血性大腸菌の代表といえるでしょう。同じ大腸菌でも、ヒトの常在菌から病原性を持つものまで様々です。危険な病原性を持つ大腸菌を牛が健康保菌している事が多いことが知られております。そのため、市販される牛乳では、大腸菌群陰性である事が求められております。安心して飲んで下さい。 さて、腸管出血性大腸菌の恐ろしさは、その子供に対する危険性だけではなく、中毒を起こすのに必要な菌数が非常に少ないことです。サルモネラや腸炎ビブリオなどでは数十万〜数百万以上に菌が繁殖した品をべなければ発

    食中毒に思う事(後編) - とらねこ日誌
    moondriver
    moondriver 2011/07/24
    "ウチは鮮度を気にしている、味がおかしい場合は客にも出さないなどと話されておりました。これは腸管出血性大腸菌の特徴から考えれば意味のない対応と謂えるでしょう"
  • 食中毒に思う事(前編) - とラねこ日誌

    とらねこ日誌は一応、と健康に関するブログです。肉の生による中毒死亡事件が話題となっておりますので、当ブログでもこの件について取り上げてみようと思います。 さて、どんな内容にしましょうか。と安全に関してはの安全情報ブログにて十分に情報が示されておりますので、安心して脱線しようと思います。 ■と健康 についてはともかく、健康についての定義はなかなか難しいものです。体が元気なだけでは無く、精神的にも健全な状態だったり、社会的な立場なども入り込んできます。個人の価値判断も入ってくるから、自分は健康だと言い張っているヒトに対して、いやアンタは健康では無いと言い放つヒトがいたとしたら、逆に言い放った側のヒトが精神的に健康じゃあないかも知れません。例えば、健康な美至上主義者が極上のユッケを目の前にして、中毒をおそれ手を出さないとしたらそれは果たして健康*1でしょうか? どらねこは、

    食中毒に思う事(前編) - とラねこ日誌
  • 食の安全にあれこれ思うこと - とラねこ日誌

    肉の生問題を切っ掛けにして、の安全などの問題に関する話題を色々なところで見かけるようになりました。最近は日常の会話でもたびたび登場するほどです。そんなの規制しちゃえば良いとか、そもそもべるのが間違っているとか、個人の自由じゃね?など人によって意見が大きく違ったりで色々と興味深かったりします。でも、この問題は正解なんて無いと思うんですよね。考慮しなければならない事柄が多すぎるとも思います。 今回は肉の生問題に絡め、と安全の事について少し乱暴な感じで個人的に思うことや観じた事などを書かせてもらいます。このエントリでは少々の逸脱・飛躍についてはどうぞご容赦下さい。 ■中毒はどこまで許容できるのか 現在、日には約一億二千七百万もの人間が住んでおります。それぐらいの人口規模であればどの程度の中毒発症人数までなら許容できるモノなのでしょうか。 中毒は0にするべきモノなんだ、そんな意見

    食の安全にあれこれ思うこと - とラねこ日誌
    moondriver
    moondriver 2011/07/24
    これは本当に丁寧でいいエントリ