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ブックマーク / chillpoyo.hatenablog.com (8)

  • 三寒四温 - chill poyo

    ごきげんよう 風邪引いて寝てます ☆ サーモンアンドトラウトでのお事会のおみやげに、三越店にヒポポタマスのタオルを買いに行ったら、季節色のゴールドのウォッシュタオルが品切れていた。フロア係の人は「銀座店と新宿伊勢丹にも聞いてみますか」といい、ぼくはやんわりと断ろうと思ったんだけど、彼女はもう電話していた。伊勢丹の人とやりとりしてウォッシュタオルを押さえていた。包装はどうするのか、男に渡すのか女に渡すのか、リボンは何色なのか、と世話を焼いてくれるのだった。ぼくは好きにしてくれていい、といった。おまかせします、と困った顔でいった。三越と伊勢丹の友好の証として、ぼくがいるみたいだった。 こうして数年(十数年?)ぶりに新宿の伊勢丹へいくことになったんだけど、館五階のリビングとアートのフロアへいったんだけど、あれは美しい百貨店ですねえ。地上の楽園ですね。昼下がりに時間とお金と審美眼のある

    三寒四温 - chill poyo
    moret
    moret 2016/03/08
  • 肩書きって - chill poyo

    2014-11-30 肩書きって 株式会社はてなで、ぼくの肩書きは〈編集者〉ということになっていて、ぼくもそう思っている。それでいいと思う。〈チーフ〉というおまけまで付いているのだ。けれども、もう長い間、同僚の編集者たちが優秀すぎて、片っぱしから仕事を片づけてしまう。かれらを見ていると、不安になる。自分は、編集者と名乗っていいのだろうかと。毎日、自らの職業的な資質を疑いながら出社してるんだけど、ぼくの肩書きはさておき、仕事が回っているんだから、マネージャーとしては、それでいいのだろう。わたくしはこれでべています、なんて、すっきりした肩書きを名乗ってみたいものだ。〈デザイナー〉なんてのはかっこいい。〈小説家〉というのも憧れる。〈編集者〉なんてのは、職業の内でもあやふやな方である。ぼくの場合、そのあやふやにも、なりそこねた感があります。いろんな職業になりそこねた感があります。サブカル有名人に

    肩書きって - chill poyo
    moret
    moret 2014/11/30
  • 編集にまつわる二つの話 - poyo

    2014-05-26 編集にまつわる二つの話 編集にまつわる二つの話を聴いて来ました。 noteから見るメディアの未来 個人向けメディアプラットフォーム「note」から見るメディアの未来 | Peatix角川書店の社ビルにて。加藤貞顕さんは〈ユーザー〉と言わない。〈著者さん、クリエーター〉と言う。この世界観のちがいは大きい。cakesはプロのもので、noteはアマチュアのものだと思っていたけれど、ちがうのだと思った。どちらも〈クリエーター〉のもの。この感覚は新しい。最近、編集者がよく目につくのは、なぜだろう。もしかしたら、ツールとプラットフォームの浸透した世の中の、人間性の残滓みたいなものなのかもしれない。だれもが表現するからこそ、解釈が重要になっているというか。人間性は作家性ではないか、と思うかもしれないが、作家は、全員が作家なのだから。解釈や人脈といったネットワークの営みが、際立つの

    moret
    moret 2014/05/29
  • めでぃあ随筆 - chillpoyo

    2013-10-26 めでぃあ随筆 野分の東京にて、めでぃあについて書きます。cakesの有料会員になってみたんですが、余り読まない。ぼくにとってはクリーンなコンテンツで、電子書籍)の隣りにある。クリーンなのが気分。アグリゲーションに傷気味。いろいろなコンテンツがアルゴリズムにより束ねられているというシチュエーションにわくわくしない。以前はたしかにわくわくした。いまはしない。クリーンなものがいい。慣れてしまったのだろう。アグリゲーションという一形式が自然になった。めでぃあを作るとなると、最初に浮かぶくらいだ。また、完成した。アグリゲーションめでぃあは、SmartNewsで完成した。Twitterから収集し、UIで無双している。自動で行われるニュースの選定はどうかというと、ぼくはニュース編集者をしていたから、異論はある。「これが今日のニュース?」といいたくなる時もあるが、これはこれで現

    moret
    moret 2013/10/26
  • 面白いエントリーが誰かに届く仕組み - chillpoyo

    2013-09-02 面白いエントリーが誰かに届く仕組み 面白いエントリーが誰かに届く仕組み、重要な課題。What we’re trying to do with Medium — About Medium — MediumMediumというサービスにも、まったく同じ問題意識が書いてある。(翻訳は適当) While it continues to be more and more efficient to put media-type stuff out there, we think there are big improvements to be made in a particular type of media “stuff”: That which is not necessarily personal and not necessarily news. That which w

  • 日常 - chillpoyo

    2013-06-24 日常 Sunday こんばんはっと。土曜日の昼、神田の藪蕎麦の跡地へいったら駐車場になっていました。きれいさっぱりと。あっけらかんと。番台の女将の通る声が聞こえてくるようだが、なにもない。隣接したビルの背後は、煤で真っ黒だった。あれは善く燃えたでしょうね。切り替えの早さに笑ってしまいました。京都だったら、喪失感で半年は動けずにいそう。もうマネタイズしているのが清々しい。グーグルのアドセンスみたいなもので。駐車場にしてある方が、儲かるのかもしれない。同じ須田町のぜんざい「竹むら」や、すき焼き「ぼたん」の風情は変わらないので、をかしな感じ。あの辺いつもをかしな感じ。迷路みたい。目印の神田藪が消失したから、益々迷路になったみたい。田村君と散歩した。東京駅から秋葉原の駅で降りて、万世橋の欄干を跨いで、昌平橋まで神田川沿いのコンクリート堤を歩くという、中学生レベルの冒険をしまし

  • 勘平の勇気 - chillpoyo

    2013-01-13 勘平の勇気 火曜日の夜に大きなリリースを終えた後、八階の畳で何人かでお祝いをした。缶ビールを買って来てくれたのは、はてなブログのディレクターのonishiさん。Twitter上の反応を見ながら、笑ったり困ったりしていた。ぼくは、何を言われても大丈夫だろうと予想していた。基的にユーザーは正しいし、優しい。けれども、条件反射的な拒絶を繰り返して見る内に、煽られてしまった。狼狽し始めた。其の時に、或る人が(恐らく)ぼくの事を差して、<勇気がある>と言った。空耳かもしれない。勘違いかもしれない。其の人の事を尊敬しているので、うれしかったけれど、ちょっとちがう様な気もしていた。文楽や歌舞伎に<仮名手忠臣蔵>という脚がある。<早野勘平>というキャラクターがでてくる。jkondoさんと観劇した南座では片岡仁左衛門が演じた。有名な登場人物らしい。だれも知らないだろうけれど。<お

  • はてなブログとはてなダイアリー - chillpoyo

    2013-01-20 はてなブログとはてなダイアリー この文章は、はてなブログチームの社内ブログに書こうと思っていたんだけど、みんな忙しそうだし、目の前の課題や継続的デリバリーといっさいかかわりの無い話なので、水を差したらいけないと思い、書きあぐねていた。このままだと書かずに消えてしまいそうだし、ぼんやりと考えていたことで、思いつきでしかないから、ここに書こう。はてなブログとはてなダイアリーについて書く前に、一冊のを紹介したい。丸谷才一の『文学のレッスン』という。簡単に読めるで、すばらしいだ。ぼくは今、オレンジジュースを飲みながら書いているんだけど、飛行機に乗るといつも、オレンジジュースを飲むことにしている。快適なんだけど、なんとなく不安なときに飲む。このは、飛行機の座席でいつも注文するオレンジジュースのようなだ。二十五才の自分に一冊、手渡せるとしたら、このを選ぶ。二〇一〇年

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