本人であれば簡単に取り出せる Protected Storageのレジストリに格納されている情報は,そのままでは何が書いてあるかは分からない。しかし,この情報を簡単に見るようにする手段がある。 図4:アプリケーションがProtected Storageを利用する仕組み Protected Storageにデータを暗号化して保存しているOSのサービスが「Protected Storage Service」である。このサービスは,WindowsのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)経由でどのアプリケーションからでも利用できる。 Windowsには,Protected Storageの情報を読み書きするAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)が用意されている(図4)。このAPIは情報の暗号化・復号化も担っているので,APIを利用するとパスワ