2019年のアメリカ映画「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」を観にいった。 世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)の85歳の 誕生日パーティーがニューヨーク郊外の彼の豪邸で開かれた。その翌朝、ハーランが 遺体となって発見される。匿名の人物から依頼を受けた名探偵のブノワ・ブラン(ダ ニエル・クレイグ)は、事件の調査を進めていく。莫大な遺産を抱えるハーランの子 供たちとその家族、家政婦、専属看護師と、屋敷にいた全員が事件の容疑者となった ことから、裕福な家族の裏側に隠された様々な事情や人間関係があぶり出されていく。 探偵もののミステリー映画。大きなお屋敷、大金持ちの被害者、屋敷にいた人たち全 員が疑わしい、名探偵登場と言えばこれはもうアガサ・クリスティーの世界である。 舞台は現代のアメリカだが。実際監督のライアン・ジョンソンはクリスティーが大好 きだそうだ。