私がよく使うコマンド集となります。 参考に頂けたら幸いです。 随時更新するかと思います。 コマンドを打つ前に覚えておく事 ①サーバに負荷がかかるコマンドを打つ場合、下記をコマンドの先頭に付けましょう $ ionice -c 2 -n 7 nice -n 19 # -c 2:ディスクI/Oの実行優先度をベストエフォートで実行 # -n 7:さらにこのコマンドの優先度を低くする # -n 19:プロセスの実行優先度を一番低くする
サービスを一から立ち上げる場合も、成功したサービスが更に拡大する場合も、いずれもスケールさせるのは一苦労ですが、今回は、Dropboxの初期の取組みと、Facebookの最近の動きを取り上げてみます。 まずは、DropboxのKevin Modzelewskiが、創業当初のサーバインフラの進化を時系列で紹介している講演から。 Dropboxのデータの特徴 書込みボリューム大: 通常のサービスはコンテンツをつくるより消費するボリュームが圧倒的に多いので、read/write比率が、100:1とか1000:1であるのが典型だが、Dropboxはユーザの全端末がコピーを持つ構造なので、その比率が約1:1になる。つまり、同じサーバに対して、他社よりも100倍、1000倍書込みの役割が大きくなる構造。 ACID特性の要件をしっかり守る必要がある。ユーザの情報を預かるのだから、原子性について、「大きな
AMIが公開されたのでもう一度やってみた。 AMIについてはこちらのエントリに書かれています ISUCON4 予選問題の解説と講評 & AMIの公開 : ISUCON公式Blog まず ami-e3577fe2 を m3.xlargeで起動します。 CPUは model name : Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2670 v2 @ 2.50GHz でした。 とりあえず、MySQLのindexを追加する。init.shに追加 $ cat init.sh cat <<'EOF' | mysql -h ${myhost} -P ${myport} -u ${myuser} ${mydb} alter table login_log add index ip (ip), add index user_id (user_id); EOF ベンチマークツールのhttp keepal
RubyKaigi 2014でServerEngineについて発表してきました. 最初はFluentdで発表しようかと思ったんですが,別の有用なプロジェクトの話もそろそろした方がいいかな,ということでServerEngineにしました. @sonotsさんがFluentdの発表をしてくれたので,被らなくて良かった… 画像は技評さんから. 以下がスライドです.書いてないことも発表では色々と話したので,動画もセットで見た方が良いです. fluent/serverengine ServerEngineはTreasure Dataで開発・運用されている分散キューや分散スケジューラ,それとFluentdなどの経験を元に,汎用的な部分を抽出してフレームワークにしたプロダクトです.発表で言及した機能の他にもBlockingFlagなどのユーティリティがあるので,Rubyでデーモンやバッチワーカーを書くと
「全体のリソース効率を上げましょう」というためのものである。 Reverse Proxy がなぜ必要か - naoyaのはてなダイアリー これは完璧に正しくて、ただ「リソース効率」という概念はあまり具体的な想像が追い付かない人がいそうだなと思ったので、ちょっとだけ補足しようと思った。 Reverse Proxyを入れることでリソース効率の向上を狙うんだけど、それは以下のような複数の場面におけるそれぞれのリソース効率向上を複合的に狙うものだ。 通常時のトラフィック配信におけるCPU・メモリ使用率を最適化する バースト時(過負荷時)のトラフィックをより細かく制御可能とする 障害時におけるダウンタイムおよび総合的な計算・配信能力の低下を極小化する 多数のサーバによる構成全体を増強・入れ替え・移動あるいは削減する際の自由度の向上を狙う 簡単にコンピュータの性能だけで言うと最初の項目だけをリソース効
フロントエンジニアに知ってもらいたいリバースプロキシの重要性 | RickyNews この記事が目に入って読んでみた。なるほど、昨今は Reverse Proxy は便利な L7 ルーター的なものとして認識されているのだな、と思った。URL の Rewrite や、VirtualHost 云々。確かに Reverse Proxy の便利な側面ではある一方、それらは Nginx などの Reverse Proxy でなければ実装が不可能かと言えばそんなことはないものでもある。 自分は Reverse Proxy はもうすこしサーバー/インフラ的な側面でその役割を捉えている。今更何をというものでもあるが、昼休みがてら時間があるので簡単に書いてみよう。 Reverse Proxy はWebシステム全体のリソース最適化のためのパーツ Reverse Proxy のインフラ的な視点での役割は「Web
Linuxのファイアウォール「iptables」について入門から実践まで解説 数回に分けてLinuxのファイアウォール「iptables(アイピーテーブルズ)」について解説します。 ネット上に有益な設定が溢れているので、あまり理解しないままコピーペーストで運用している方も多いはず。 しかしそれでは実際に攻撃された際に対処できません。 そこでこのページでは、初めてファイアーウォールについて学ぶ方でも理解できるように、全体像と細かな設定の意味について解説します。 目次 ファイアーウォールの種類 NATについて パケットフィルタリングの概要と書式 テーブルについて チェインについて オプションについて パラメータについて 拡張パラメータについて iptablesの記述順序とルールの適用順について ポリシーについて ファイアーウォールの種類 ファイアウォールと聞いて、まず何を思い浮かべるでしょうか
定期的にこういう内容を書いて公開している気がする。昔の記事もあるのでそちらを読めばいいのだが、また書く必要性が生じてきたのであらためて書きます。 現代では AWS のようなクラウドや VPS など格安で手軽にインターネット上にサーバーを持てるようになった。しかしインターネットで誰でもアクセスできる環境でサーバーを稼働させるということは、常に人間やロボットの攻撃に晒されるということを同時に意味している。したがって初心者だからだとか、会社の中ではこうやって仕事をしているからといった言い訳は一切通用しない。セキュリティ設定をきちんとしなければ内部への侵入をたやすく許し、思わぬデータの漏洩につながるのである。とはいえセキュリティというのはトレードオフを考慮しなければいくらでも強化できるものでありキリがない。ここでは最低限これだけはやっておこうという現実的な落とし所を提示し、人々への啓蒙をはかるもの
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