「EasyでなくSimpleを求めよ」とは、最近(特にプログラミングの世界で)よく言われることですが、EasyとSimpleは、似ているようで違う概念です。 日本語だと、「簡単」と「単純」と訳すのが妥当でしょうか? 日本語でも、似たような響きの言葉になります。 そもそも、言葉の定義でいうと、この二つは同じような意味を指しており、最近言われるような深い意味は無かったのかもしれません。しかし、Easy/Simpleの些細な概念の違いは、この世界の構造にかかわるような重要な真理が秘められていると思いますので、あえてここでは二つの概念について掘り下げてみたいと思います。 まず、Easy(簡単)ですが、この言葉を反対にすると、Difficult(難しい)です。それに対して、Simple(単純)の反語は、Complex(複雑)になります。 Easy/Simpleは、同じような言葉ですが、反語にすると、