では実際にプロファイラを使用してパフォーマンスの問題を解決してみましょう。先ほどメモリリークを解決するために使用したサンプルプログラム(sample.zip)を使用します。設定方法は前述の「開発環境とプロファイラの準備」を参照してください。 ■時間のかかっている処理を特定する メニューの[Profile]から[Profile Main Project]を選び、プロファイル対象のメインクラスを選択してください。プロファイリングタスクを選択する画面が出てきますが、今度は[Analyze Performance]を使用します。プログラムのどの部分に原因があるかがよく分かっていない場合にはプログラム全体を検査の対象としますので、デフォルトで選択されている[Entire Application]が選択されていることを確認して実行します。 プロファイル結果は、メモリリークを探したときと同じようにメニュ