7月9日、イラストが完成するまでの過程を生成できる画像生成ツール「Paints-Undo(ペイントアンドゥ)」が発表され、騒ぎとなりました。話題となったのは、人間がイラストを描いている様子をタイムラプスでとらえたかのように見えるデモ動画です。これが大きな反響を呼び、特に日本では"炎上”ともいえる状態になりました。日本では「タイムラプス動画を記録しておけば、“人間が描いた”と証明することができる」という話題が昨年からSNS上で出ていました。それを真っ向から否定することになりかねないという技術にも見えたことから、反発を含めて注目が集まったという印象です。よくよく見ると人間が描いているものとはかなり違い、また、技術の意図そのものも違っているようなのですが。 時間の流れを“逆転”させた動画を生成 Paints-Undoを開発したのは、「ControlNet」など画像生成AIツールの研究開発で知られ
![人が絵を描く“工程”をAIで再現 タイムラプス風動画が炎上した「Paints-Undo」 (1/4)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4df9c4aff330b57aed35f3349bfa1b6759923fd6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2024%2F07%2F21%2F3767818%2Fxl%2F43b4bcd714b4d7de.jpg%3F20200122)