オーリッドという日本のIT企業が注目を集めている。売上高は40億円規模。法人向けWebサービスを提供していたが、昨年から個人向けサービス「KYBER」を開始した。16日に発売した「KYBER Smartnote」(写真、3冊1500円)は、そのサービスの目玉だ。 見た目はごく普通のノート。メモをしたり、議事録をとったり、普通のノートとして使える。ノートをiPhone付属のカメラで撮影し、KYBERのWebサイトにアップロードすると、画像のデータがクラウドサーバー上で管理される(Androidには10月対応予定)。そこまではこれまでのクラウドサービスにもあったもの。「Evernote」を思い浮かべる人もいるだろう。 だが、話はここからだ。 しばらくすると、手書きのメモが文字データになって送られてくる。いわゆるOCR(画像からの文字起こし)だが、その精度は異様に高い。ほぼ完璧だ。納品までも最速
Reprints from my posting to SAN-Tech Mailing List and ... Date: Mon, 16 Aug 2010 11:03:38 +0900 -------------------------------------------------- 少し前のプレスリリースですが: "Cerelink Signs Agreement with DreamWorks Animation to Use Cloud Computing for Motion Picture Rendering in New Mexico" July 27, 2010 http://www.cerelink.com/release4.htm "Cerelink, Inc., a New Mexico Cloud Computing company, and DreamWor
データセンターの最新事情を伝えている「Datacenter Knowledge」に、どのベンダがどれくらいサーバを保有しているのかをまとめた「Who Has the Most Web Servers?」というコーナーがあります。 そこにはDatacenter Knowledgeがこれまで報じてきた、さまざまなクラウドベンダらのサーバ保有台数の推測がまとめられています。クラウドに関するプレゼンテーションなどで、こうした数字を使いたいことはよくあると思うので紹介しましょう。 グーグルは3年前の数字でも突出 主なベンダの数字だけを抜き出してみました。オリジナルのページにはさらに情報があるので、ぜひ参照してみてください。 グーグル 45万台以上と見積もられている。ただしこれは少なくとも3年前の数字。 マイクロソフト 2008年中旬に21万8000台とされていた。ただし最新のシカゴデータセンターだけ
2011年夏、はてなは自社サーバー群の保守運用を、自社管理から「さくらインターネット」への業務委託に切り替えました。はてなが自作サーバーの自主運用から大規模データセンターへのアウトソースに切り替えた理由や、さくらインターネットが2011年11月にサービス開始を予定している「さくらのクラウド」について、さくらインターネットの田中邦裕社長、はてな最高技術責任者(CTO)の田中慎司(id:stanaka)、はてなエンジニアの吉田晃典(id:marqs)が語り合いました。 (※この記事は、さくらインターネットの提供によるPR記事です) クラウドサーバーはIaaS型のさくらのクラウド http://ishikari.sakura.ad.jp/ http://ishikari.sakura.ne.jp/blog/ ■ はてな、脱「自作サーバー」宣言の理由 stanaka この度はてなは、さくらインター
シトリックスのクラウド管理ソリューションの一角を担う「CloudStack」は、スケーラブルなクラウド管理ミドルウェアで、2011年7月にシトリックスが買収したCloud.com社の主力製品である。Cloud.com社は2008年に設立し、2010年には、cloud.comのドメインを購入し、社名をVMOps社からCloud.com社と変更した事でも有名である。さらに、この年にシトリックスとのパートナーシップを確立している。 CloudStackは、米Zynga社、GoDaddy社、Tata Communications社、Korea Telecom社といった多くの、エンタープライズ、クラウドサービス事業者や大手電機通信企業などで採用されている。アジアパシフィック地区での採用も多く、2011年に入り、日本での事例も増えてきている。IDCフロンティアや北海道大学での採用は記憶に新しいだろう。
2011/09/06 さくらインターネットが、11月15日に竣工する北海道・石狩の新データセンターで、竣工と同時に本格的なクラウドサービス「さくらのクラウド」の提供を開始することを明らかにした。9月5日に東京・新宿で開かれたユーザー向けイベント「さくらの夕べ」で、田中邦裕社長自らが語った。 「昨年11月のクラウドコンピューティングEXPOで、さももうすぐ出るかのように言ってしまいましたけれども、ようやく明日ベータサービスのリリース予定です」 昨年の時点で、後発となるクラウドサービスのコンセプトを「何の変哲もないIaaS型クラウドを圧倒的なコストパフォーマンスで提供する」と語っていた田中社長だが、改めて「開発者志向のシンプルクラウド」という設計目標を強調。公式発表前ながら、「同一スペックであれば、Amazon EC2の1/3から1/2の料金にできると思う」と話し、国内の競合サービスや、機能や
企業で増え続けるサーバーの台数削減、稼働率が低いサーバーの統合など、サーバー運用を効率化する切り札として「仮想化」が注目を集めています。基本的な仕組みとそのメリットを知っておきましょう。 「仮想化」とは、ソフトウェアによって、物理的な制約を離れてコンピューターのリソースを利用することを指す言葉です。実際に搭載している以上のメモリーを利用可能にする「仮想メモリー」、ハードディスク内のファイルを独立したCD-ROM やDVD-ROMのように扱う「仮想ドライブ」などが一例です。 サーバーを仮想化するという場合、物理環境では有効に活用できていないサーバーのリソースを、ソフトウェアによって効率的に活用することを指します。具体的には、実際のサーバー(以下「物理サーバー」と表現)にインストールされた「仮想化ソフトウェア」の働きによって、1台の物理サーバーの中に何台もの仮想のサーバー(以下「仮想サーバー」
これまで同社は仮想化から発展したvSphere製品群を中心にIaaS(Infrastructure as a Service)を提供するクラウドベンダでした。今回の発表で、Windows AzureやGoogle App Engineなどと競合するPaaS市場への本格参入を宣言したことになります。 主な発表内容は2つ。同社自身が運営し提供するPaaSの「CloudFoundry.com」の開始と、PaaSを構成するソフトウェア「Cloud Foundry」をオープンソースとして公開するWebサイト「CloudFoundry.org」の公開です。 PaaSでJava、Ruby、Node.js、MySQLなどをサポート CloudFoundry.comは、VMwareが運営するPaaS。同社はオープンなテクノロジをサポートする「Open PaaS」を掲げており、既存のPaaSによるロックインに
VMwareが4月13日に発表した「Cloud Foundry」は、JavaやRubyといった開発言語、MySQLやMogoDBといったデータベースを採用し、クラウド上でPaaS(Platform as a Service)を実現するためのソフトウェアです。 これまでグーグルのGoogle App Engine、セールスフォース・ドットコムのForce.com、マイクロソフトのWindows Azureなどが提供してきたPaaSは、独自の開発言語や独自のデータベースを利用したものでした。これらのPaaSではアプリケーションやデータを他のクラウドへ移動することが難しいため、ロックインされてしまうという課題を抱えていました。 Cloud Foundryはこれを解決する「Open PaaS」というVMwareの戦略に沿ったものです。 Cloud Foundry自体もオープンソースとして提供され、
Amazonによると「クラウドより既存のデータセンターやプライベートLANの方が安全である」「高信頼度・耐障害性ということを考えるとクラウドは使えない」「クラウドに基幹の業務システムは乗せられない」という言説は「都市伝説」だと考えているとのこと。つまり、正しくない、と。 これは「次世代ディザスタリカバリを成功させるアマゾンクラウド活用法」ということで、東京国際フォーラムで開催された「Cloud Computing World Tokyo 2011」&「Next Generation Data Center 2011」において講演されたもので、Amazon EC2をはじめとするAWSについてのプロモーションも兼ねており、非常に参考となる内容になっています。 以下がその講演を再現したものです。 人だらけ ぞろぞろ あのAmazonの講演なので出席率がこれまた異様に高い アナウンス「『次世代ディ
-まずは、先日発表されたレポート「国内クラウドサービス市場 2010年の実績と2011年~2015年の予測」の概要についてご教示ください。 今回のレポートは、国内のパブリック・クラウドの市場規模と予測の算出を目的としたものです。主に、「事業者へのインタビュー」「年に数回実施するユーザー調査」「個別のユーザーインタビュー」を通して、市場規模の変動をまとめました。 結論から言うと、2010年の実績は、SaaS(※1)、PaaS、IaaS合計で前年比45%増の454億円という結果となりました。特に目立ったのはPaaSの成長です。約3年前からクラウド市場が始まって以来、SaaSが市場を牽引してきましたが、昨年からIaaSやPaaSの分野が大きく成長しています。特にPaaSは2010年で前年比85%増。市場の規模自体は104億円とまだ小さいものの、今後も高い成長が見込まれます。 -PaaSが特に伸び
雲屋、クリエーションライン、ライトスケール・ジャパンの3社は2011年6月23日、「CloudStackとRightScaleが拓く次世代クラウド基盤の世界」と題したセミナーを開催した。前編「CloudStackを導入したZyngaの事例と北米クラウド最新動向」では、北米のクラウドコンピューティング最新事情をはじめ、CloudStackの導入事例を紹介した。後編ではRightScaleの機能とRightScaleによるクラウドマネジメントの考え方を紹介する。 IaaSのコントローラー、RightScale最大の特徴「サーバテンプレート」 米RightScaleが開発したRightScaleは、さまざまなIaaS(Infrastructure as a Services)を管理するクラウド運用管理製品である。主に、マルチクラウド管理(クラウド間ポータビリティの実現)やサーバの迅速な構築、運用
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