白鵬、福島の被災地を現地慰問 避難所で暮らす被災者の赤ちゃんを抱き上げ、キスをする白鵬=福島県・石川町の総合体育館 大相撲の横綱白鵬=宮城野=が9日、東日本大震災で被害を受けた福島県石川町を慰問し、水10トン(20リットルの容器500本)とカップめん1万食を贈呈した。福島第1原発事故による放射性物質漏えいの影響で広野町などから約200人が避難している石川町総合運動公園体育館で、1人1人被災者の方々と握手や写真撮影をして回った。お年寄りと談笑する場面もあり、「ほっとした気持ちでいっぱい。募金などしていたが、現地に行かないと意味がないと思っていた。少しでも元気になって、心が豊かになればと思います」と気遣っていた。