赤い光を見ることで加齢による視力の衰えが改善する可能性があるという/KAREN BLEIER/AFP/Getty Images (CNN) 数分間赤い光を見つめることで加齢とともに起こる視力の低下を防ぐことができるかもしれない――。そんな研究結果がこのほど、老年学の医学誌に発表された。 将来の研究でも同様の結果が再現され、米食品医薬品局(FDA)が承認すれば、何百万人もの人々が自宅で簡単に治療が行えるようになる新時代を迎えることにつながるかもしれない。 ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の眼科研究所のグレン・ジェフリー教授(神経科学)によれば、今回の方法は光がミトコンドリアの健康状態を刺激することで作用する。 研究は考え方を確認するための小規模な予備試験で、年齢28歳から72歳の男性と女性をそれぞれ12人集めた。参加者はそれぞれ手持ちの懐中電灯を渡された。電灯からは波長670ナ
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