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ブックマーク / nakamorikzs.net (10)

  • 20年前の有害コミック騒動で指定を食らった作品の実例から範囲拡大の危険性を考える(前編) - 空中の杜

    現在、ネット上に限らず「東京都青少年育成条例」の改正案の件が話題になっています。うちでも以前書きました。 nakamorikzs.net さて、ネット上での意見を見ていると「条例案はゾーニングを目的としていて、創作物を弾圧するわけではないのに、何故反対するのか」という声も聞かれます。これを反対の人が見ると、そういう人はマンガに悪意を持って規制に賛成している、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし冷静に考えてみると、それは別にマンガに悪意を持っているという人ではなくても、知らないのだったらそう考えるのはそこまで不思議ではないと考えます。たしかに条例だけ見ると、その法律における表現に関しての部分はゾーニングであり、表現自体には特に影響がない、と思われる方がいても不思議ではないでしょう。それに、拡大解釈の可能性を疑い続ければ、きりがないというのもわかります(軽犯罪法とか銃刀法の刃物規定

    20年前の有害コミック騒動で指定を食らった作品の実例から範囲拡大の危険性を考える(前編) - 空中の杜
  • ネット上でニュース記事がすぐ消えてしまうことの真の弊害 - 空中の杜

    前回、ネットにあるニュースサイトの記事でも、すぐに消えてしまうものと消えにくいものがあると書きました。 nakamorikzs.net 一週間以内にニュース記事が消えてしまうサイトもあれば、かなり長い間残っているサイトもあります。しかし、多くのサイトでは一定期間が経つとその記事が消えてしまいます。これは特に時事の一般ニュース、すなわち事件政治、経済系のものがかなり多いように思われます(ただIT系は専門のサイトの記事保存性がなかなか高いので)。 しかし、これらの記事の消失することは、非常に大きな問題を生む危険性があるとも思っています。それはユーザーが記事を見られなくなるという不利益だけではなく、その記事の発信元、ひいては読者でも配信者でもないネット全体に与える影響として。 元記事が消えると代わりに検索上位に来るサイト 元記事消失により転載記事が元記事と同一と見做される危険性 内容の印象を操

    ネット上でニュース記事がすぐ消えてしまうことの真の弊害 - 空中の杜
  • 2010年に起きた東京都青少年保護条例(非実在青少年条例)問題回想 - 空中の杜

    現在、東京都議選期間の終盤で、非常に盛り上がりを見せています。 しかし東京都議会というと、私は思い出すことがあります。それは2010年に起こった表現規制問題である、東京都青少年保護条例(非実在青少年条例)問題。 私はこの当時、親の病状が悪化してほぼ寝たきりになり行動的にも精神的にもかなり余裕がなく、反対集会があった豊島公会堂に行ったくらいであとはブログなどで書いていただけという人間でしたが、この時のことをふと思い出しました。 その立場から当時のことを思い出して書いてみようと思います。 東京都青少年保護条例問題(非実在青少年条例問題)とは 当にいきなりだった青少年保護条例改正案提出の発覚 それ以前からあった表現規制の予兆 修正の末可決したことと政治の壁 表現規制はいつやってくるかわからない存在 7月2日は東京都議会議員選挙 追記:2020年オリンピック時の東京ビックサイト問題 東京都青少年

    2010年に起きた東京都青少年保護条例(非実在青少年条例)問題回想 - 空中の杜
  • かつて書店前に存在した勧誘が今の書店衰退に影響している可能性 - 空中の杜

    高田馬場や池袋などに展開する芳林堂書店が破産というニュースが流れました。 www.itmedia.co.jp 事業は書泉に譲渡されるようですので、池袋のコミックプラザや高田馬場の店もすぐになくなるとは限らないようです。でもあの地域は競争激しいからどうなることか。まあ池袋西口でのマンガ系専門店は少ないのでたぶん残ると予想していますが。 しかしこの数日前、大洋堂の自主廃業についての記事を見た折、芳林堂書店のことについても書いてあったのを見ました。 ■”街の屋さん”が死滅する日(太洋社問題:出版流通はもはや重度の糖尿病患者状態なのか?) | 岩太郎ブログ(お前はただの馬鹿にすぎない) そこには同店が2月初めに太洋社との取引を解消したことで大洋社が自主廃業に繋がったこと、取引解消の理由は芳林堂書店の未払い、芳林堂に週刊誌などの最新号が入荷しないことがあります。まだ確認がとれてないので断定は保

    かつて書店前に存在した勧誘が今の書店衰退に影響している可能性 - 空中の杜
  • ブログ収入を謳うシステムがブログ互助会に入り込む危険性 - 空中の杜

    前回は、「ブログ互助的なシステムはやがて崩壊に向かう」ということを書きました。 nakamorikzs.net しかし、ただそれが壊れるだけなら、それもまた過去に何度も起きたネットの成り行きということでたいして気に留めることはなかったでしょう。最近のブログ関連の傾向を見ていると、そう言って看過出来ない、ある問題が生じているように思えるのです。 最近目立つ「ブログで収入」的謳い文句 ブログ互助会に限りませんが、最近は「ブログで収入」的なものが目立つようになっています。それは主にアフィリエイトなどでの収入を得るためにブログを運営するというもの。且つ、それを隠さないで堂々と前に押し出しているもの。まあこれはだいぶ前からあるのですけど、今までそういうものとあまり縁がなかったはてな界隈でも、はてなブログ新設以来数多く出てきたのが目立ちます。 私はブログ収入、つまりアフィリエイトなどはその存在自体を否

    ブログ収入を謳うシステムがブログ互助会に入り込む危険性 - 空中の杜
  • 「ブログ互助会」はやがて崩壊する仕組み - 空中の杜

    ここのところはてなブログあたりを中心に「ブログ互助会」という言葉が聞かれることがあります。それは主にはてななどブログの運営者が、はてなブックマークで互助的にブックマークすることで、ホットエントリーに上がることなどを指すようです。 それによるデメリットは、相互につけてブックマークを増やすことにより、その品質(面白さ)に関係なくどんなものでもはてなブックマークのトップページに人気エントリー、注目エントリーとして上がってきてしまうこと。それを目障りと思う人も多いでしょう。 以下参考。 azanaerunawano5to4.hatenablog.com tyoro-ge.hatenablog.com ただ、自分としてはこのブログ互助会に対してあまり深刻視していません「でした」。それは「ブログ互助会やがて何らかの形で崩壊する」というところにあります。 そうなる展開は幾つかのパターンが考えられます。

    「ブログ互助会」はやがて崩壊する仕組み - 空中の杜
  • 情報商材を購入することで格好の個人情報を渡してしまう危険性 - 空中の杜

    ここ2回ほど、ブログ互助会の性質やそれの持つ危険性ことについて書きました。 nakamorikzs.net nakamorikzs.net そして前回のラストで、「(少なくともそれに対する明確な知識のない者は)たとえメルマガ価格の少額(メルマガ価格)でも、その手の情報商材に手を出してはいけない」ということを書きました。これの理由はそこで書いたように、まずは少し手を出すと更なる効果を求めて高額な物に手を出すきっかけとなるというのがあります。 しかし、さらに言えばここにもうひとつ、それがたとえ無料と謳っていても警戒しなければいけない理由があります。それは「個人情報流出の危険性」 個人情報は高値で取引される 被害者名簿が利用される 情報商材を購入することで渡す個人情報 情報商材購入者というリスト Webサービスとの連携による個人情報公開 この手の歴史は繰り返す 個人情報は高値で取引される ここ最

    情報商材を購入することで格好の個人情報を渡してしまう危険性 - 空中の杜
  • 記事タイトルに使われていたらNGにしがちなワード - 空中の杜

    このような記事がありました。内容ははてなブックマークページなどにおける、見たくないページをNG指定などで見なくする方法などのこと。 topisyu.hatenablog.com はてなブックマークに表示される記事はいろいろなものがあります。それの有用、無用はもちろん人によって違うでしょうが、当然私にもあります。そしてそこそこ長い間見てると、タイトルだけで「ああ、これは読む必要ないな」とか「読んでも得るものはないな」と思うものもあります。もちろん実際に読んでみないと価値はわかりませんが、だいたい十中八九はその通りになるので。 というわけで、今日は「記事タイトルに使われていたらスルーしてもかまわなさそうなワード」を、その理由をつけて書いてゆこうと思います。タイトルがNGワードにそのまま指定しやすいような抽出にしてあります。 あくまで自分の価値観ですし、これが使われていても読む価値のあるものは存

    記事タイトルに使われていたらNGにしがちなワード - 空中の杜
    morobitokozou
    morobitokozou 2015/11/24
    「~とかいう」
  • 「差別語」についてある視点から学んだ学生時代の記憶 - 空中の杜

    高校の時、「差別語」についての授業がありました。 こう書くと、どのような授業を連想されるでしょうか? おそらく多くの人は「ああ、『差別はいけない、差別語は使ってはいけない』系のヤツだろうな」と思われるでしょう。 しかし、私が受けた授業はそういう方向性のもの違うものでした。 教科書の 『伊豆の踊子』とその削除された部分 「差別語」の存在 「これも自粛されているの?」という驚き 「差別語」の資料は少ない 「差別語」やそれに伴う表現にあり方について考えるべき 教科書の 『伊豆の踊子』とその削除された部分 その「差別語」のことについて触れたのは、社会系の授業ではなく現国の授業で、教科書にあった『伊豆の踊子』を学んだ時だったと思われます(もうだいぶ前のことなので、記憶があいまいなところがあるのはご容赦)。 教科書に収録される小説や随筆は、一部カットされている状態で入っているものが多いです。それは教科

    「差別語」についてある視点から学んだ学生時代の記憶 - 空中の杜
  • Windows10をAmazonやネットショップで買う時は注意が必要という話 - 空中の杜

    2015年7月29日、いよいよWindowsがリリースとなりました。 ちなみに今回DSP版の販売では、Windows8時代には認められていた単品販売がなくなり、バンドル版のみの販売となるようです。 akiba-pc.watch.impress.co.jp そして、Windows7までの定番であったフロッピーディスクドライブは対象とならなくなったため、何をつけるのか、というので各店対応が分かれているようです。8GBのSSDなどという変わり種も。 akiba-pc.watch.impress.co.jp さて、何故こうなったのかというのは、発売元であるマイクロソフトの方針なのでしょうが、詳しい理由は不明です。 ただ、Windows8のDSP版での販売状況を見てみると、推測できる理由があります。そしてそれは店頭店舗における販売ではなく、ネットにおける販売にあるような気がするのです。 今日はその理

    Windows10をAmazonやネットショップで買う時は注意が必要という話 - 空中の杜
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