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ブックマーク / p2ptk.org (77)

  • セックスワーカーを危険に晒す反ポルノ戦争 | p2ptk[.]org

    以下の文章は、openDemocracy の「How a war on porn is endangering US sex workers」という2023年1月11日に公開された記事を翻訳したものである。以前、この記事内容に関連する話をうぐいすリボンのTwitterスペースでお話したので、興味ある方はどうぞ。 今週、セックスワーカーを危険に晒しているとして非難される米国「人身売買防止法」の公聴会が開催される。 2018年に成立した「オンライン性的人身売買仲介防止法(FOSTA)」と「性的人身売買防止法(SESTA)」は、売春や性的人身売買を促進・助長するウェブサイトに責任を負わせるものとして喧伝されてきた。 だが、この法律が実際には人身売買を増やし、セックスワーカーと表現の自由を脅かしていると批判する声もある。 この法律では、ユーザが売春や性的人身売買について言及すると、それをホストする

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  • 検閲の大部分は「自己検閲」で成り立っている――国家による検閲と個人の自己検閲/仲介者検閲 | p2ptk[.]org

    検閲の大部分は「自己検閲」で成り立っている――国家による検閲と個人の自己検閲/仲介者検閲投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2024/4/172024/4/17 Pluralistic 私は多くの博識者を知っているが、エイダ・パーマーは別格だ。優れたSF作家であり、優れた歴史家であり、優れた脚家であり、優れた歌手であり……。 – https://pluralistic.net/2022/02/10/monopoly-begets-monopoly/#terra-ignota パーマーは友人であり同僚だ。2018年、彼女とエイドリアン・ジョーンズ、そして私は、シカゴ大学歴史学部(エイダは宗教裁判とルネサンス期の禁忌の知識を専門とするテニュア教授)で「印刷機からインターネットまでの検閲、情報統制、情報革命」という大学院セミナーを共同で行った。 – https://ifk.uchic

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  • いにしえの「ビデオ録画」論争と生成AI | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation 1975年。アース・ウィンド&ファイアがパワープレイされ、映画『ジョーズ』が映画館のスクリーンを覆い尽くし、『オール・イン・ザ・ファミリー』が必見の番組とされ、ビル・ゲイツとポール・アレンがAltair 8800という初のパーソナルコンピュータを売り出していた。 だが、著作権弁護士にとって、そして我々市民にとって、もっと重要な変化が訪れていた。ソニーが初のビデオテープレコーダー(VTR)を販売したのである。そのお陰で、仕事で昼ドラが見れなかったとしても、録画しておけば帰宅後にゆっくりと見れるようになった。好きな番組と気になる試合中継が重なっても、なんの問題もなくなった。ソニーがユニバーサル・スタジオに送った広告にもあるように「これで刑事コロンボを見るために刑事コジャックを諦める必要はなくなった(その逆も)」のである。 これが生成

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  • 国連サイバー犯罪条約に求められる国際捜査協力の制限と人権の保護 | p2ptk[.]org

    国連サイバー犯罪条約に求められる国際捜査協力の制限と人権の保護投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/10/122022/10/12 Electronic Frontier Foundation EFFは、国連サイバー犯罪条約の策定に向けた新たな協議において、条約の国際協力条項の範囲を明確に制限し、刑事支援要請に応じる際に国家が人権を尊重することを保証するセーフガードを設けるよう要請する。 EFFは、国連が2月から開始した協議にデジタル・人権団体の一員として参加している。昨日、ニューヨークで始まった第3回協議では、条約の協力及び相互支援規定の範囲に焦点があたった。その目的は、各国政府がサイバー犯罪の捜査にどの程度まで協力し、刑事支援を提供すべきかについてコンセンサスを得ることにある。 国際的な法執行機関が自国外の地域のユーザデータにアクセスする際の協力のあり方、既存の相互支

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  • 国連サイバー犯罪条約(案)を読み解く:サイバー犯罪を口実にした「検閲、言論統制、監視」の拡張を望む世界各国の思惑 | p2ptk[.]org

    国連サイバー犯罪条約(案)を読み解く:サイバー犯罪を口実にした「検閲、言論統制、監視」の拡張を望む世界各国の思惑投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/4/92023/4/9 Electronic Frontier Foundation 2017年に始まった国連サイバー犯罪条約案の交渉は、2022年に具体化しはじめ、多数の問題を生み出している。この条約案は、世界中の刑法を書き換え、30以上の犯罪を追加し、国内・国際犯罪捜査における警察権の強化がもたすだろう。 国連総会で述べられているように、既存のサイバー犯罪法が「場合によって人権擁護者を標的にするために悪用され」、「国際法に違反した方法で安全を脅かし」ていることを考えれば、このような拡張は、言論の自由の抑圧、政府による監視の強化、国家による捜査手法の拡大など、数十億もの人々に影響を及ぼすおそれがある。 言論の自由に対する制

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  • いかにして国連サイバー犯罪条約(案)は形成されているのか:提案から交渉、今後の予定までのタイムライン | p2ptk[.]org

    いかにして国連サイバー犯罪条約(案)は形成されているのか:提案から交渉、今後の予定までのタイムライン投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/4/142023/4/14 Electronic Frontier Foundation 2017年10月 ロシア連邦が国連加盟国への配布のための「サイバー犯罪との戦いにおける協力に関する国際条約」の草案を含む書簡を国連総会に提出。 2019年11月 ロシア、ベラルーシ、カンボジア、中国、イラン、ミャンマー、ニカラグア、シリア、ベネズエラが提出したサイバー犯罪と戦うための国連条約設立決議が国連総会で採択された。米国やEUは反対した。Association for Progressive Communicationsなどの人権団体やEFFは、「人権を行使し、社会的・経済的発展を促すインターネットの利用を損なうおそれがある」との懸念から、総

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  • なぜ著作権は「検閲」に悪用されるのか | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation 我々は、著作権政策の指針となるべき重要な原則を指示する行動・議論のための「著作権ウィーク」に参加している。今週は連日、さまざまなグループは著作権法や著作権政策のさまざまな課題を取り上げ、何が問題となっているのか、そして著作権がクリエイティビティとイノベーションの促進のためにどのような役割を果たすべきかを取り上げる。 昨日、我々は表現の自由のセーフガードとしてのフェアユースの重要性について記した。だが、フェアユースをはじめとする著作権に関する法的権限は、批評家を黙らせる口実としての著作権行使を止めるには十分ではないことがあまりに多い。 教科書的なフェアユースが、とりわけデジタルミレニアム著作権法(DMCA)のテイクダウン制度を悪用した著作権クレームによってインターネットから抹消されるのを、我々は何度も何度も目にしてきた。No Ev

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  • 表現の自由と民主主義を脅かすインド政府のVPN規制、強い反発をうけて“3ヶ月”延期 | p2ptk[.]org

    表現の自由と民主主義を脅かすインド政府のVPN規制、強い反発をうけて“3ヶ月”延期投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/7/92022/7/9 以下の文章は、Center for Democracy & Technology(民主主義と技術のためのセンター)の「India’s New Cybersecurity Order Drives VPN Providers to Leave, Chilling Speech and Subjecting More Indians to Government Surveillance」という記事を翻訳したものである。 世界中のユーザが、仮想プライベートネットワーク(VPN)を利用してプライバシーを保護し、デジタルデータの足跡を最小限に抑え、安全なエコシステムで情報にアクセスし、共有している。だがインド政府のコンピュータ緊急対応チーム

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  • SESTA/FOSTAから4年:議会は“セックスワーカー検閲法”がもたらした致命的な被害を直視せよ | p2ptk[.]org

    SESTA/FOSTAから4年:議会は“セックスワーカー検閲法”がもたらした致命的な被害を直視せよ投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/4/102022/4/10 SESTA/FOSTAのが制定されてから4年が経ちます。悪しきインターネット政策による巻き添え被害を議会に理解させるために、あなたの地元の議員に電話して伝えてください。 4年前の4月11日、SESTA/FOSTAは法律になりました。この法律はインターネットを広く検閲し、人を死に至らしめる結果をももたらしました。SAFE SEX Workers Study Act(SAFE SEXワーカー調査法案)は、(通信品位法)230条の改悪によって社会から排除された人たち、とりわけ売春(sex trade)に従事する人たちの生活にもたらした影響を、詳細に把握するための重要な機会をもたらすものです。 230条を大幅に狭めたS

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  • オンライン投票は現時点でも予見可能な未来でも「実現不可能」である | p2ptk[.]org

    先日投開票が行われた総選挙でデジタル権に関連した各党の公約をまとめていて、いわゆる「インターネット投票」や「オンライン投票」の実現を掲げる党が少なくないことに驚いた。私自身その実現を望んでいるが、これまでオンライン投票の実現を阻んできた種々の問題が解決したとは寡聞にして知らない。 2013年の公職選挙法改正で「ネット選挙」が解禁され、ネット上での選挙運動こそできるようにはなったが、候補者・政党への投票は現在も紙ベースで行われている。 確かに投票が自分のスマートフォンやパソコンからできればラクでいいし、遠隔地にいるだとか投票所まで行く負担が大きいという人にとっては非常にありがたいのもわかる。投票率の向上が見込めるので、有権者の声がより反映されることにもなるだろう。 だがメリットが大きい一方で、リスクはさらに大きい。一番に思いつくところでは、投票の秘密が守られないこと(その結果として生じる投票

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  • 偽情報(デマ)を見分けるのはあなたが思うほど簡単ではない | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation FacebookのワシントンDC社前に、「偽情報に殺された」と書かれた死体袋が並んでいる。「The Real Facebook Oversight Board」(紛らわしいが、この組織はFacebookや同社の監督委員会とは無関係)に所属する抗議者たちは、誤情報の「スーパースプレッダー」、つまりCOVID-19ワクチンの誤情報の大部分に責任があるとみられる特定のアカウントを凍結するようFacebookの株主に求めている。新型コロナワクチンに関する偽情報は、米国各地、世界各国で接種を遅滞させる一因となっていることは確かだ。こうした偽情報は、さまざまなルートで広がっている。地域コミュニティや家族のWhatsAppグループ、FOXニュースのキャスター、そしてFacebookである。Facebookは現在、新型コロナウィルスの誤情報や

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  • 暗号化の「見方を変えた」Appleが監視社会へのバックドアを開く | p2ptk[.]org

    暗号化の「見方を変えた」Appleが監視社会へのバックドアを開く投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2021/8/142021/8/14 Electronic Frontier Foundation Appleは、今後のオペレーションシステムのアップデートを公表した。その中には、新たに追加される「子どもの保護」のための機能が含まれている。「暗号戦争」について過去に耳にしたことのある人なら、これが何を意味するかをご存知だろう。Appleはデータストレージシステムとメッセージングシステムにバックドアを作ろうとしているのである。 児童性搾取は深刻な問題である。この問題に対処するために、プライバシー保護の姿勢を捨てたテクノロジー企業は、Apple社が初めてではない。だがその選択は、ユーザのプライバシー全体に大きな犠牲を強いるものになるだろう。Appleはこのバックドアの技術的実装がいかに

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  • Googleに騙されてはいけない:FLoCは邪悪なアイデアである | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation サードパーティクッキーは死につつある。そしてGoogleはその代替手段を作ろうとしている。 ご承知の通り、クッキーの死を嘆く必要など微塵もない。サードパーティクッキーは20年以上に渡り、ウェブ上の不気味で胡散臭い、数十億ドル規模の広告監視産業の要であった。だが、その基盤に暗雲が立ち込めるようになったことで、最大手のプレイヤーはなんとか窮地を脱しようとしている。 Googleは、サードパーティクッキーを新たなターゲティング広告テクノロジーにリプレイスするべく奔走している。その提案のいくつかは、Googleが従来の監視ビジネスモデルへの批判から正しい教訓を学んでいないことを露わにしている。稿では、おそらく最も野心的で、最も有害な影響を及ぼしうる提案の1つであるFLoCに焦点を当てる。 FLoCは、サードパーティトラッカーが行ってい

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  • クレジットカード会社による経済的検閲を容認・歓迎してはならない | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation Pornhubがユーザからアップロードされた膨大な動画を削除している。この措置は、Pornhubが未成年者や不同意女性の性的ビデオをホストしているとニューヨーク・タイムズ紙のコラムで批判された後に着手されたものだ。このタイムズ紙の記事を受けて、VisaとMastercardはPornhubとの関係を絶った。その結果、Pornhubは暗号通貨以外の決済方法を失うことになった。 性的搾取は、資源、教育、被害者支援、そして法の執行を必要とする社会的惨事である。だが、VisaとMastercardはこの問題に対応すべき当事者ではない。VisaとMastercardは、デジタルスピーチの複雑な問題を判断するスキルや専門知識を持ち合わせてはいないのだ。どのようなコンテンツがオンラインに存在すべきか、あるいはモデレーション・ポリシーが意図せず

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  • MP3・海賊版・アップルはいかにして音楽業界を変えてきたのか | p2ptk[.]org

    TorrentFreak ドイツエンジニア、カールハインツ・ブランデンブルクが90年代初頭にMP3フォーマットをリリースしたことで、音楽業界の混沌の連鎖が始まった。RIAA(全米レコード協会)は当初、デジタル音楽ファイルをチャンスと捉えていたが、Napsterが登場すると、それは脅威に一変した。そこにスティーブ・ジョブズが救いの手を差し述べたが、それも一時的なものだった。そしてストリーミングが再びビジネス全体を一変させた。混沌は今日も続いている。 音楽をデジタルファイルに圧縮するというアイデアはずいぶんと昔からあった。だが、MP3の誕生は画期的な瞬間であった。 ドイツエンジニア、 カールハインツ・ブランデンブルクらは1993年に初めてMP3フォーマットを公開した。MP3によって、音質を大きく損なうことなく、音楽ファイルのサイズを大幅に圧縮できるようになった。 当時のCDブーム真っ只中に

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    morobitokozou
    morobitokozou 2021/02/22
    “アンバンドル(訳注:アルバムの解体/チェリーピッキング|単曲購入)”
  • 「Twitterはクソ」だけでは済まないDMCA悪用の問題 | p2ptk[.]org

    またDMCAが悪用されたらしい。 口封じなんてこんなに簡単。「著作権侵害」によってTwitterが凍結された話 – 森哲平 note ラブライブパネル批判アカウントが相次いで凍結。DMCAを悪用した嫌がらせか – ハーバー・ビジネス・オンライン ある朝、目覚めると、僕のTwitterアカウントが凍結されていた – 赤木智弘|論座 赤木智弘氏、北守氏、Simon_sin氏などのアカウントが凍結される – Togetter 2月19日ごろ、森哲平氏、北守氏、赤木智弘氏、Simon_sin氏、イナモトリュウシ氏らのTwitterアカウントが相次いで凍結された。幸い、いずれも数日で復旧したが、森・北守・赤木各氏の記事によれば、権利者を騙った何者かがTwitterに著作権侵害通知を複数送付したために、凍結されたようだ。 DMCA侵害通知を記録・公開するLumenデータベースを見ると、今回凍結されたア

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  • WinRAR「海賊版は使わないでほしい。というかそもそも実質無料で使い続けられるはずですが……」 | p2ptk[.]org

    WinRAR「海賊版は使わないでほしい。というかそもそも実質無料で使い続けられるはずですが……」投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2019/12/14 TorrentFreak WinRARは歴史上最もよく知られたソフトウェアの1つであり、事実上いつまでもタダで利用できる。にもかかわらず、開発会社は依然として海賊版対策に追われており、今週にはキージェネ製作者にクレームを入れている。とはいえ、WinRARはTorrentFreakに、そもそも海賊版など使う必要はないと語ってくれた。 この記事を読むような方なら、右の画像をよくご存知だろう。 コンピューティングの歴史を振り返れば、データ圧縮ツール「WinRAR」ははるか昔から存在し続けてきた。 来年4月に25周年を迎えるWinRARは、もはや今どきのネットユーザよりも年上の存在だ。それだけの歴史を持ちながら現在も愛用されており、約5

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  • DMCA反回避条項に基づく削除要請が急増中 | p2ptk[.]org

    TorrentFreak このところGoogleに反回避(アクセスコントロール/技術的保護手段の回避禁止)条項違反のDMCA通知を送付する著作権者が増加傾向にある。クレームの件数は前年に比べて急増しており、すでに昨年の2倍以上となっている。反回避条項に基づく通知は、異議を申し立てる標準的な手続きが整っていないこともあり、権利者にとってとりわけ有効な手段となっているようだ。 数週間前、RIAAが複数のYouTube変換/ダウンロードサイトに対し、なかなか珍しい削除要請をGoogleに提出していたことをお伝えした。 RIAAは一般的なDMCA著作権通知ではなく、Googleに対してDMCAの反回避条項に違反したとされるURLの削除を要請した。 この通知は効果的であったようで、FLVTO、2Conv、Y2Mate、Youtへのリンクが削除されると、RIAAはその範囲を他のストリーミングリッパーサ

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  • 抑止効果が期待できない「違法ダウンロード対象範囲拡大」へのパブリックコメント【本日10月30日〆切】 | p2ptk[.]org

    抑止効果が期待できない「違法ダウンロード対象範囲拡大」へのパブリックコメント【日10月30日〆切】投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2019/10/302019/10/30 「違法ダウンロードの範囲を音声・映画以外にも拡大して、リーチサイトを違法化すれば、海賊版問題なんてすべて解決! ハッピーエンド!」なんて安直に考えているわけではないのだろうが、さりとて「それなりの効果が絶対にあるからやるべきだ」という前向きさがあるようにも見えない。 それが文化庁が現在募集している「侵害コンテンツのダウンロード違法化等に関するパブリックコメント」である(10月30日〆切)。 添付資料を見てもうんざりするのだが、「文化庁案に問題はなかった! 問題はなかった! 問題はなかった!(と考えられます)」と連呼しているだけで、メリット〈海賊版対策としての実効性、抑止効果〉とデメリット〈萎縮効果や濫用の

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  • 『IBM PC互換機』:PCを独占から救った敵対的相互運用性 | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation 敵対的相互運用性は、市場支配的企業の意に反して、支配的製品やサービスと連携する新製品や新サービスを作り出したときに生まれる。 黎明期のレコードをはじめ、古くから敵対的相互運用性の事例は数多く存在しているが、コンピュータ業界は常に競争と革新性を維持するために敵対的相互運用性に頼ってきた。これはまさにパーソナル・コンピュータもそうであった。 1969年から1982年にかけて、IBMはメインフレーム・コンピュータの独占をめぐり米司法省と争っていた。司法省は1982年に訴訟を取り下げたが、そのころにはすでにメインフレームの重要性は低下し、代わりにパーソナルコンピュータが台頭するなどコンピューティング市場は変化していた。 PC革命はIntel 8080チップに負うところが大きい。この安価なプロセッサは、当初は組み込みコントローラ市場を開拓

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