ロサンゼルスに拠点を構える白田弘樹さんも、日本アニメの海外売り込みに関わるインデペンデントのプロデューサーの1人だ。最近では、冒頭で紹介したMONSTERの実写映画化に関わった。 白田さんは最近、この手の動きは第2の“波”が来つつあると感じている。「かつては映画化の話を持ち込んでもあまり関心を示さなかった企業が、向こうから『実はあのマンガの映画化権がほしいんだが』と言ってくる。ドラゴンボールなどが話題になった当時を“第1次ブーム”と位置づけるなら、最近は第2次ブームだと思う」 なぜ、ハリウッドは日本のマンガに注目するのだろうか。非常に基本的な部分として、原作が面白いから……という理由があることは間違いない。ハリウッドは前述のとおり、常に面白いテーマ・ストーリーがないか探している状況にある。 だがそれ以外の理由として白田さんが指摘するのは、日本市場のおいしさだ。「映画産業的に見ると、日本は米
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