ネット右翼=ネトウヨは、低学歴でニート(またはワーキングプア)であり、異性からも相手にされない「底辺」の若者が、格差社会への憂さ晴らしとして韓国・中国を標的にしているに過ぎない――そんな言説をよく聞く。実際、批判派が揶揄する際も、小太りで不潔な「アキバ系」男性というステロタイプがよく用いられる。 こうした見方に異を唱えるのが、『ネット右翼の逆襲 「嫌韓」思想と新保守論』を2013年4月に上梓した古谷経衡さんだ。フジテレビデモを取り上げた著作などで知られる古谷さんは自らの調査結果を元に、上記のようなイメージは幻想に過ぎないと語る。 ネトウヨの多くは恋愛経験も「人並み以上」 「『ネット右翼』の根幹はむしろ『既存メディアへのアンチ(反発)』なんです」と語る古谷経衡さん。社会学者などによる「ネトウヨ論」には「全くの間違い」と手厳しい ――現在広まる「ネット右翼」像と、現実にはどのようなギャップがあ
かつてアイドルグループ、カントリー娘。に在籍し、「みうな」として活躍していた斎藤 美海さんがコラムの中で引退後、「体目的の男性を仕事のチャンスに繋げてきた」と激白し、かつてのファンたちを中心に衝撃を与えている。 斎藤さんは1987年、静岡県出身。2003年に「みうな」としてカントリー娘。に加入し、女性芸能人フットサルチーム「ガッタス」でも活躍したが、07年に芸能界を引退。カントリー娘。自体は現在、里田まいさんのソロユニットとして名前が残っている。 今はセラピスト、赤裸々コラムで話題 斎藤さんは引退後、エステやマッサージの技術を学び、現在はセラピストとしてフリーで活動。さらに、2011年4月から「恋愛コラムニスト」という肩書きで、生活総合情報サイト、All Aboutで連載コラムをスタートした。 見出しだけ見ても「おごられ上手な女性が実践している7つの法則」「本命と遊びの関係の境界線」とかな
日本酒の消費量の減少に歯止めがかからず、老舗の蔵元が看板を下ろしつつある。江戸時代から続く福井県の酒造会社も、多額の負債を抱えて経営に行き詰ってしまった。 国内では、市場拡大のメドは立っていない。一方海外では、小規模ながら徐々に輸出量が増えている。縮む国内消費を打開するカギとなるだろうか。 江戸時代から続く福井の源平酒造が破産 福井県大野市の源平酒造は2010年9月29日、福井地裁に自己破産を申請し、破産手続きの開始決定を受けた。負債総額はおよそ1億2000万円。1億円以上あった売上高も、09年9月期は6500万円に落ち込んでいたという。1673年創業と江戸時代前半から続く老舗で、「源平」ブランドで多数の賞を獲得してきたが、今後はスポンサーを募って事業の継続を目指す模様だ。 10年7月には、明治時代に創業した新潟市の上原酒造が民事再生法を申請。09年にも舞姫酒造(長野県諏訪市)などが同様に
奨学金を返せない若者が増えている。就業・生活が安定せず、返そうとしても返せない。若者への投資だったはずの奨学金が、若者の足を引っ張っている。事態は深刻だ。 Aさん(24)は図書館の司書になるのが夢だ。両親に負担をかけまいと、奨学金を借りた。しかし、就職難で1年契約の非正規職員にしかなれない。奨学金の返済を始めると、手取り10万円の収入に返済額は2万円。アルバイトを3つやったが、過労で体調を崩した。この4月、夢をあきらめて診療所の正規職員になった。 「夢を実現させるための奨学金が夢を奪った」 とAさんは言う。 奨学金の残高が2倍になった例もある。Bさんは工場を雇い止めになって以来定職がない。奨学金は140万円だったが、返済猶予期間が過ぎて、なんとか払える分だけでもと返済を続けたが、とても追いつかず、延滞金がかさんで残高は270万円にふくれあがった。Bさんは「債務に追われている感じ。八方ふさが
2010年8月26日の今朝、民主党代表選でいよいよ小沢一郎前幹事長が出馬するといった。これで、代表選が盛り上がってくるだろう。日本の総理を決めるのだから、そうでなければいけない。小沢前幹事長といえば、政局ばかりが目につくが、8月25日、自らが主催する「小沢一郎政治塾」で、「当分は円高が続き、外需に頼りきりの経済は大きな打撃を受けるだろう。政治、経済は不透明、不安定になりつつある」と語っていることから、現下の円高株安デフレ対策が、民主党代表選の争点に浮上してきた。 為替は政治と経済がダイナミックに交錯する場である。一国の通貨と他国の通貨の交換レートであるので、国の主権がぶつかる。と同時に、国の通貨に関わる経済原理がよく貫徹して、政策効果が理屈通りに反映することもよく見られる。現在先進国では変動相場制をとっており、表だって為替市場への介入は行われない。しかし、各国ともよく為替市場がどのように動
参院選が公示され、公式に選挙モードになった。となれば、マスコミ各紙は、各党の政策比較をするものだが、今回はさぞかし大変だろう。民主党と自民党だけをとっても、夫婦別姓や外国人地方参政権などでは違いは明確であるが、国民生活に関係が深い経済政策ではほとんど同じになっている。 これを、民主主義が成熟してきて政策の差異がなくなってきたと理解することは間違いだ。民主党も自民党もそれぞれ政策の「家元」がいて、その家元の示すものを出しているだけだ。その家元とは霞ヶ関官僚である。 いきなり「4番」の増税持ち出す 第一に消費税10%であるが、自民党が公約として先に出した。それは、谷垣禎一自民党総裁の意向が大きい。いうまでもなく、谷垣総裁は消費税引き上げ論者で自民党総裁になった人だが、その基本は財務大臣の時に形成された。財務大臣を辞めても、財務大臣時代と同じように財政再建を言い続けたというより、他の政策を知らな
広島市にある、「広島市まんが図書館」が外国人に人気だ。国内唯一の公立マンガ専門図書館で、1997年にオープンし、約10万冊の蔵書を誇る。図書館の職員は 「オープン当初は外国人の利用客はほとんど見受けられなかったのですが、5年ほど前から日に1~2人訪れるようになりまして、最近では年間300人以上が訪れているのではないかと見ています。外国人の方は『ロンリープラネット』というガイドブックを持っていることが多いのですが、そちらに掲載された影響があるのかも知れません」 と話す。欧米系の外国人が多いようで、比較的若い世代が目立つ。外国で既に紹介されているアニメやまんがを手に取って読んでいくという。 現在は通常の市立図書館と同じで、外国人に対して特別なサービスを行ってはいない。だが、外国人利用客の増加を受けて、将来的には、英語、仏語、中国語など、主要な言語のパンフレットを用意する予定という。
「変態記事」以降も毎日新聞の「ネット憎し」変わっていない (連載「新聞崩壊」第3回/ITジャーナリスト・佐々木俊尚さんに聞く) 毎日新聞が自社の英文サイトに「変態記事」を掲載していた、いわゆる「WaiWai事件」では、ネットユーザーが広告主に抗議の電話をする「電凸(でんとつ)」と呼ばれる行動が相次ぎ、同社の経営に大きな影響を与えた。事件後も、同社はWikipediaの記載内容を誤って報じるなど、「ネットに対する姿勢に変化がみられない」との声も根強い。「WaiWai事件」とは何だったのか。この事件を通じて見える新聞社とネットとの関係を、同社OBのITジャーナリスト、佐々木俊尚さんに聞いた。 ――今回のWaiWai事件を考える時の論点はいくつかあると思いますが、その一つが、広告を狙い撃ちした「電凸」です。「電凸」を実行したのはいったい誰なのでしょうか。 佐々木 「毎日新聞のクライアントが誰
民放キー局のワイドショーでは不定期出演になった梨元勝さん(63)。それが、加護亜依さんの独占インタビューに成功し、一躍脚光を浴びたのは記憶に新しい。その裏には、ジャニーズ批判を許さないテレビ局に抗し、着々とリベンジに備えてきた元祖芸能リポーターの執念があった。 7万人の会員で月100万円の収入 ――梨元さんは、キー局ワイドショーのレギュラーでなくなって2年ほど経ちます。それなのに、なぜ元「モーニング娘。」の加護亜依さん(20)の独占インタビューに成功したのですか? 梨元 R&Aプロモーションの伊藤和之社長から2007年10月ぐらいに、「かわいそうだから、話を聞いてくれ」と加護さんを紹介されたんです。系列事務所に所属して芸能界に復帰するときでしたが、マスコミに取り上げてもらえるのか知りたかったようです。梨元なら圧力に屈しないから大丈夫だろうと思ったようですよ。聞いてみると、確かにかわいそ
井筒和幸監督の最新映画「パッチギ!LOVE&PEACE」が2007年5月19日に公開されたが、その中にこんなセリフが出てくる。「芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?」。主演する中村ゆりさんのセリフだが、実は中村さん自身も在日だと告白し話題になった。確かに「在日は隠す」風潮がずっとあったのだが、最近「カミングアウト」する芸能人が相次ぎ、ちょっとした異変が起きている。 「芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?」 在日であることをカミングアウトした芸能人を並べると、和田アキ子さんが「週刊文春」の2005年8月18日号の特集「実録 和田アキ子『血と骨』のブルース」で、本名は金福子(通名・金海福子)などと告白。元プロレスラーの前田日明さんが05年11月23日のテレビ朝日系『ワイド!スクランブル』のコーナー「在日コリアンの叫び」に登場。南果歩さんは07年1月11日のNHK「スタジオパークからこんにちは」で在日で
毎日新聞社は2008年7月20日、同社の英語版ニュースサイト「Mainichi Daily News」で過去に配信した記事に「低俗すぎる」との批判が相次いだことを受け、同日付けの紙面と同紙のインターネットサイトに検証記事を掲載した。「何度もあった外部からの警告も放置していました。いずれも深刻な失態であり、痛恨の極みです」と述べ、謝罪している。 「性的な話題を取り上げるとユーザーの反応がよかった」 7月20日付けの毎日新聞では、1面、22、23面に「お詫び」と内部調査結果を掲載、ウェブサイトでも同様の記事が掲載されている。問題となった記事を執筆していた外国人記者は、同サイトの「編集長」としてサイトを統括しており、チェック機能が働いていなかったことや、外部からの指摘が07年10月から寄せられていたのにもかかわらず、放置していたことが明らかにされた。 J-CASTニュースの2008年6月20日の
1990年代にピークを迎えその後衰退の一途をたどった日本のヴィジュアル系音楽。ところが最近、ヨーロッパでは「カワイイ」「キュート」だとして、人気を集めている。どうやら、背景には日本アニメのブームがあるらしい。 独民放番組から取材を受けて華々しくデビュー アニメの世界から飛び出してきたかのようなヴィジュアルが印象的な男性5人のバンド「Versailles(ヴェルサイユ)」。フランス・ヴェルサイユ宮殿を想像させるバンド名の通り、中世ヨーロッパの貴族のような豪奢な衣装で、耽美な世界観を歌い上げる。ロック調の音楽だが、歌謡曲やクラッシックの要素も感じさせる音色が特徴だ。 2007年3月に結成されたこの新しいバンドが、ヨーロッパで人気急上昇している。 ブレイクのきっかけとなったのは、07年5月にメンバー自ら動画投稿サイト「ユーチューブ」に載せたプロモーションビデオの映像だ。それを見た海外の音楽関係者
秋葉原通り魔事件の被害者を携帯などで撮影した人たちが、「不謹慎」などと叩かれ、論議になっている。市民がネットで次々に情報発信したこの事件では、マスコミと同じようなモラルが問われているようだ。 「不謹慎だから止めて下さい!」 通り魔事件では、週刊誌各誌が、凄惨な現場にレンズを向けた人たちにも矛先を向けている。 週刊新潮2008年6月19日号では、亡くなった2人の友人である東京電機大学生の怒りを紹介した。この学生は、応急処置のできる人がすぐに集まったものの、倒れた2人を携帯電話やデジカメで撮っている野次馬が周りにたくさんいたと告白。 「不謹慎だから止めて下さい!」 こう叫んだが、みな止めようとはしなかったという。学生は、ミクシィの日記でも、このことを書き、「なんなんだよお前ら、馬鹿ばっか・・・ カメラぶっ壊してやろうかと、携帯逆折りしてやろうかと そう思った」「・・・なんで? 悔しくて涙が止ま
上武大大学院教授の池田信夫さんがブログで、コメント投稿者の実名を割り出し「間抜け」「(ネット)イナゴ」と罵倒したことを巡って、名誉棄損論争が勃発している。論争には、関係者がほとんど実名で登場しており、ネットでは、実名であっても認識の差を克服することの難しさを浮き彫りにした。 「イナゴ」「間抜け」などと罵倒 名誉棄損論争の発端は、池田信夫さんが自らのブログの2007年11月13日付日記のコメント欄で、投稿者を罵ったことだった。池田さんは日記で、文部科学省の次世代スーパーコンピューターを批判的に取り上げたが、「はてな」ID名でコメントを寄せた西日本の大学の助教授の実名を割り出して「(ネット)イナゴ」と書いた。そして、「自分のコメントを否定するサイトにリンクを張った」と指摘して、このことについて「間抜け」とも発言した。 この助教授は、池田さんにコメントや自らのブログで反論したが、さらに助教授のブ
民放とNHKでつくる「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の放送倫理検証委員会は2008年1月21日、フジテレビの番組内で「スピリチュアル・カウンセラー」江原啓之さんが登場した企画の一部内容について「制作上の倫理に反するものと判断する」とした委員会決定意見を発表した。検証委は「一方的に『スピリチュアル』といった非科学的なカウンセリングを押し付けていいものか」とも問題点を指摘した。 「霊能師ありきの企画・構成並びにショーアップ」 審議対象は、フジテレビのバラエティー番組「FNS27時間テレビ『ハッピー筋斗雲』」(07年7月放送)内の企画。東北の美容院経営の女性が被災者にリンゴを贈る活動を取り上げた上で、江原氏が「突然」登場し、「女性の亡き父」からのメッセージとして女性の活動を「美容院経営をおそろかにしているもの」との趣旨などで批判的に取り上げた。放送後に女性は同局に抗議した。 J-CASTニュ
人気女性アイドルグループ「AKB48」の大島麻衣さんが、テレビの番組で、「オジサンにミニスカートから出ている足を見られただけでチカンと思う」と発言した。ブログには苦情が殺到し炎上、大島さんはブログで謝罪した。「自分から見せといて痴漢呼ばわりか」「タレントとしてファンを冒涜している」などというものが中心。番組ではミニスカの足を見ていいのかどうかで、大島さんらの否定派と、オジサン達肯定派の熱いトークバトルが展開された。 テリー伊藤「挑発的格好して被害者のふりするな」 大島さんが出演したのは、2008年1月14日放送の日本テレビ系「オジサンズイレブン」。成人式のこの日は、成人した男女100人とオジサン11人の討論が生放送された。最初に議題になったのが「AKB48」の主張で、「オジサンはスケベ!スカートをはいていると目で痴漢する!!」というもの。大島さんの体験では、スカートをはいて電車に乗って座席
『声に出して読みたい日本語』『間違いだらけのクルマ選び』などのベストセラーを出してきた草思社が経営破たんに追い込まれた。長引く出版不況のなかで、多くの出版社は体力を消耗、出版点数を増やし続ける「自転車操業」状態に陥っている。草思社の経営破たんは、出版業界が陥っている「危機」を象徴する出来事だったようなのだ。 「昔はあった数十万部売れる書籍がなくなってきている」 草思社は2008年1月9日、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約22億5000万円。業績不振や有利子負債が経営を圧迫したためで、同社は不動産を売却し、07年12月中旬には本社を移転。同12月末にはWebマガジン「Web草思」の運営をやめていた。同社によれば、すでに書籍の出庫を停止しているが、08年1月10日までに10社近い企業が支援に名乗りを上げており、営業を08年3月に再開することを目指しているという。 同社は
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