Andreas Wimmer and Yuval Feinstein, 2010, "The Rise of the Nation-State across the World, 1816 to 2001," American Sociological Review, Vol.75 No.5, pp.764-790. 国民国家の伝播を規定する要因をイベント・ヒストリー分析で分析した論文。国民国家という制度がどのように広まっていったのかについては、様々な研究があり、いくつかの異なる理論がある。これらはしばしば異なる少数の事例にもとづいて議論されており、十分に議論がかみ合わないまま併存している。そこで Wimmer and Feinstein は、長期の国際比較分析によって、以下のような主要な国民国家理論を検証している。 経済的近代化論。ゲルナーの議論が参照されているが、産業化が進んで都市への
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