何もすることがない。卒業論文を提出した今となっては、差し当たっての目標というものがない。思えば、9月から12月の第一週までは苦しかったけれども、それなりに充実した日々を送っていたのではないかと思う。僕が書いた論文(所詮、文系の学部生が書いたお粗末なものだ)が、どのような評価を与えられるのか、少し気になる。テーマは、大学生の貧困を取り上げた。教育社会学の分野では、階層と学力との関係や、階層と社会的地位の関係といったものがかれこれ20年前近くから指摘されており、その代表的な研究者に苅谷剛彦や本田由紀なんかがいる。例えば、社会的地位が高い家庭や高学歴の家庭に生まれ育った子どもは、社会的地位も学歴も高くなるということが指摘されてきたわけだ。裏を返せば、貧乏の家庭に生まれた子どもは、その後の生活において、貧乏から抜け出すことは難しいということが言えるのかもしれない。代表的な本と言えば(前にも紹介した
東京・神楽坂に一軒の書店がオープンした。その名は、「かもめブックス」。運営するのは、書籍専門の校正会社「鴎来堂」(東京都新宿区)だ。全国で1日1軒というスピードで書店が消えている今、なぜあえて「街の本屋さん」なのだろうか。オープン間もない「かもめブックス」を訪ねた。 神楽坂駅(矢来口)を降りてすぐのところに、「かもめブックス」はある。ガラス張りのエントランスを入ってすぐにカフェ「WEEKENDERS COFFEE All Right」。コーヒーを淹れる音が聞こえてきた。カフェに隣接する雑誌の棚を見ながら、奥へ奥へと進んで本棚の連なりを抜けると、一番奥はギャラリー「ondo kagurazaka」となっていた。「かもめブックス」は書店とカフェとギャラリーが“同居”している空間だった。
毎回同じことを書いて申し訳ないのですが、このランキングは記録用です。つまり5年後10年後に「2014年の音楽はこうだったのか」ということを残しておくために作っています。順位はその時の結果を示すものにすぎず、作品の優劣を示すものでもありません。それは聴く人それぞれが決めればいいことです。 なぜそんなことをくどくど書いているのかというと、やっぱり怖いからです。自分の大好きなものが貶されるって本当に嫌なこと。だからそういう意味でランキングを作るなんて本当は罪深いことなのです。しかもデータを集計して自分の責任の所在を覆い隠すなんてなおさら卑劣なのは自覚しています。 ですが、それでも新しい音楽と出会うことができる場としての恩恵の方が大きいと思い、この場所を作りました。有志を募り、一部の作品だけどレビューをつけました。あなたが新しい音楽を見つける道具になればうれしいです。(ぴっち) 細かいルール、参考
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