少しまえにちょっと騒動になった文科省に依る教科書検定騒ぎについてついったでうんたらしてたら自分なりの気づきがあって、今後この手の右傾化論 / 左傾化?論には付き合う必要が無いなあと思ったのでメモ。メモするのはそれ系の考え方を自分だけではなく他の人もしてるようだからというのもあるけど。 「現在日本(あるいは世界でも)右傾化・ナショナリズム化が懸念されている一部の保守・反動的な動きは、彼らが懸念するほど深刻なものではなく上っ面の、ハイパーリアルなものではないか?」がメインなのだけど、それについてちょうど読んでいた「ラーメンと愛国」でほかの論者も言っているのが紹介されていた。 このあたりの記述はバウマン「コミュニティ」で論じられていた多文化主義とアイデンティティポリティクスの辺りを想わせる。 かつてコミュニティ(ゲマインシャフト)が提供していたまとまったセットが近代(ゲゼルシャフト)化によって分
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