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ブックマーク / urag.exblog.jp (5)

  • 80年代の現代思想の現実的背景を知りたい方はぜひ:永江朗さんと今泉正光さんの新刊 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    いわゆる「セゾン文化」は日の高度経済成長期以後の、バブル期を頂点とする75-95年代における人文知の都市型の沸騰にかんしてひとつの象徴的な文化的役割を果たしました。そしてその書物文化の中枢にあった書店が「リブロ池袋店」でした。これら二つ――セゾン文化とリブロ――について、今月は重要な証言集が二冊も出ました。業界内部の証言というのは外部の人間に伝わる形ではほとんど表に出ませんから、とても歓迎すべきことです。 こうした証言をリアルなものと感じることのできる読者は、同時代を生きた70年代前半生まれまでの人々だろうと思います。その世代はこのを様々な思い出や感慨とともに読むでしょう。あるいは直接的な関係者の皆さんは読みたくないかもしれません。生々しい記憶を持つ人にとっては、記憶を掘り返したり、万が一自身の体験と異なる記述を発見したりすることは、時として耐えがたいでしょうから。しかし、同時代的に経

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    morutan
    morutan 2010/10/05
    『ニューアカデミズムの経済的文化的下部構造を知りたい方には特にお薦めします』ということで西武-本屋側からの人文知の展開。「儲かる」と思ってやってなかったと思うんだけどその辺の意識はどうだったのか?
  • トークイベント「電子書籍時代の同人誌~文フリ評論系の場合~」@阿佐ヶ谷ロフトA | URGT-B(ウラゲツブログ)

    J堂新宿店のカリスマ店員Sさんが参加されている「ハードコア・インディペンデント批評誌」『アラザル』や、新宿のミニコミ書店・模索舎などの主宰で以下のイベントが行われます。 ◎模索舎presents:アラザル×未来回路共同企画「電子書籍時代の同人誌~文フリ評論系の場合~」 日時:2010年9月12日(日)OPEN18:00/START19:00 場所:阿佐ヶ谷ロフトA(東京都杉並区阿佐谷南1-36-16-B1/JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分/電話03-5929-3445) 前売:1,500円/当日1,600円(共に飲代別) ※前売チケットはローソンチケット【L:31494】、ロフトA、模索舎の店頭でも発売 内容:電子書籍時代、ついに到来!今後、出版業界の産業構造が大きく変化することが予想される。そんな激動の時代の中で「同人誌」はその存在意義を問われることとなるだろう。何が変わり、

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    morutan
    morutan 2010/09/08
    9/12 阿佐ヶ谷ロフト、と
  • 新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる予定の本屋さん | URGT-B(ウラゲツブログ)

    2010年10月9日(土) MARUZEN&ジュンク堂書店広島店:1200坪 広島県広島市中区胡町5-22 天満屋広島八丁堀店 7F・8F 渋谷店に続く、CHIグループのダブルブランド書店第2弾。現状の天満屋の7Fは「家庭用品、インテリア、美術」売場、8Fは「呉服、家具/催事場」。8月3日まで大改装売り尽くしセールを行い、9日以降、改装に入る模様。広島店の取次はO。渋谷店はT帳合でしたから、以後の店舗も従来通りTとOで分担するのでしょう。選書チームはやはり渋谷店同様にジュンク堂。出店の挨拶状のお名前が工藤恭孝社長になるのは広島店が最後になるのかと思います。来月から工藤さんは丸善の店舗事業として分社化される「丸善書店」の社長になられます。 工藤さんの挨拶文にはこうあります。「専門書の品揃えに定評のあるジュンク堂書店と、140余年の歴史を持つ丸善が互いのノウハウを合体させてより読者目線に立った

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    morutan
    morutan 2010/08/02
    街の天満屋のジュンクに丸善が+されて拡張というのは広島市民としてはよろこばしいねぇ。フタバメガなんかは全国区的な売り場面積をもつけど郊外だから
  • 映画『哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡』 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    弊社より刊行したジャック・デリダ『条件なき大学』の翻訳解説者である西山雄二さんがこのたびドキュメンタリー映画『哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡』を制作され、来年年明けから順次一般公開されます。以下に、西山さんによる映画の案内文をご紹介します。 *** ◆映画『哲学への権利』とは何か? 「脱構築とは制度という概念がつねに問題となる制度的実践である」(ジャック・デリダ)。・・・映画「哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡」は、1983年にジャック・デリダやフランソワ・シャトレらがパリに創設した半官半民の研究教育機関「国際哲学コレージュ(CIPH)」をめぐる初のドキュメンタリー映画である。 映画は、歴代議長ミシェル・ドゥギー、フランソワ・ヌーデルマン、ブリュノ・クレマン、現副議長ボヤン・マンチェフ、新旧のプログラム・ディレクターであるカトリーヌ・マラブー、フランシスコ・ナイシュタット、

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    morutan
    morutan 2010/02/03
    3月20日土曜日に渋谷文化村
  • 人文書の購書空間の変容から見る80年代~ゼロ年代 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    先日、文化系トークラジオLifeの番外編「『ニッポンの思想』をめぐって」に参加しました。佐々木敦さんの書き下ろし作『ニッポンの思想』(講談社現代新書)をめぐる議論にゲストとして呼んでいただいたのです。番組サイドのパーソナリティが、斎藤哲也さん、仲俣暁生さん、charlieこと鈴木謙介さん(電話参加)の3氏で、メインゲストが佐々木さんでした。私は佐々木さんが『ニッポンの思想』でお書きになっている80年代からゼロ年代まで(ニューアカからゼロアカまで)の風景を、の販売/営業サイドから裏書するような証言ができればよかったのですが、いかんせん私の力不足であまり貢献できませんでした。その反省を踏まえて、ラジオ収録のためにもともと準備していたあれこれの資料を事後的にですが再整理してレジュメにまとめたのが以下です。推敲の余地はまだまだたくさんあるものの、LIFE「『ニッポンの思想』をめぐって」のフォロー

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