不朽の名作「ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ」の生みの親である 桜井政博氏(ソラ代表 )と岩田聡氏(任天堂代表)のスマブラ64開発話が『ゲームの話をしよう』(エンターブレイン 2000年発売)に掲載されていた。この中から興味深い部分を、ネトスマ勢の視点から読んで行きます。 『ゲームの話をしよう』は編集者の永田泰大氏による座談会の企画。 エンジョイ勢とガチ勢 桜井 『スマッシュブラザーズ』を出してみていろいろと思うことがありまして……。 永田 いきなり反省点から(笑)。 桜井 はい。多いのが、少し遊んで奥の深さをまったく感じないまま遊び終えてしまうというケース。 岩田 僕らが仕込んだ本質を理解していただいたような反応(やり始めてすぐは、おもしろさの核が見えづらいが、やり込むうちに技術に裏付けられたアナログ風なシステムが体感でき、それがもどかしくもアツい盛り上がりを生むとい