1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:インベーダーになれる帽子
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:インベーダーになれる帽子
1978年生まれ、甲子園出身。兵庫県西宮市出身と言っても誰もわかってくれないので甲子園出身と言うことにしているけど、甲子園は大阪府だと思われがちなのが悩み。 好きなバレーボールはモルテン。好きな音楽家はKAN。 前の記事:「白えび」以外もうまい! ビーバーシリーズ食べ比べ 黒字、出ちゃったんですよ 岡田 独立してから半年以上経ちました。デイリーポータルといえば赤字運営でしたが(※20年以上の歴史で黒字は1回きりだった)、独立採算になってしまって……。お金、大丈夫ですか? 林 実は……出ちゃったんですよ、黒字。 黒字、出ちゃった 「出ちゃった」って、会社としてはふつうのことのはずなんですが……。デイリーポータルが利益を優先して、おれなんかが金持ちになってもしょうがないから、多少苦しいぐらいの方が面白いかなって思ってたんです。 黒字だって言ったら、これまで運営を助けてくれていた「デイリーポータ
目が覚めるような鮮やかな赤色のトマトの看板に書かれた「サラダ館」の文字。 窓から覗いてみると、どうも飲食店でも八百屋でもなさそうだ。 サラダ館って、一体なんのお店なんだ? あのとき通り過ぎたサラダ館はなんだったんだ わたしとサラダ館の出会いは中学生の頃に遡る。 バスケットボール部に所属していたわたしは、練習試合があるたびに1時間に1本しかない電車に乗って、隣の、そのまた隣の町にある中学校へ通った。 紫色に蛍光オレンジのラインが入った、学校指定のジャージに身をつつみ、わらわらと駅から学校まで歩く道中にサラダ館があった。 どう考えても変な店だ。 賑やかな隊列の最後尾をだらだら歩いていたわたしだけが、大きなトマトの看板に気づいていたと思う。 サラダだけを売ってる店だとしても変だし、そもそも食べ物を売っているような店には見えない。だってショーウィンドウには「どれだけ歩いても疲れないスニーカー!」な
デイリーポータルZは2024年1月1日から運営会社が変わります。 新しい運営会社は「デイリーポータルZ株式会社」です。 独立します 流浪のサイトとして運営会社が2回変わってきましたが、ついにデイリーポータルZ株式会社になります。代表は私、林がつとめます。 これまでお世話になったみなさま、ありがとうございました! そして支えてくれた読者のみなさま、これからもよろしくお願いします! サイトは変わりません、もっとおもしろくなります サイトは変わりません。暖かい靴下専門サイトになることも考えましたが、冬しかアクセスがなさそうなので踏みとどまりました。 これからも楽しく、読んだ人の気分を良くするサイトであり続けます。 来年からはデイリーポータルZのための組織で間接業務が少なくなりますし、出張申請せずにどこにでも行けます(ただし全部高速バス)。思いつきを実現できる環境になるのでサイトはもっとおもしろく
人口減少が加速する日本である。 いくら東京といえど、かつてのような山を切り開いて宅地造成するニュータウン計画なんて、そうあるものじゃない。 山が丘に変わり、街が丸ごと誕生するような、ダイナミックな時代。 賛否はあれども、その勢いを直接感じてみたかったな… と思っていたら、ありました。 あの多摩ニュータウンの、すぐそばに。 山が街に変わる過程を今、見られるのだ。 都内唯一の巨大ニュータウンプロジェクト、スカイテラス南山 見て欲しい景色がある。 筆者は多摩川沿いに住んでいるのだが、その橋の上からよみうりランド方面をのぞむと、真新しい住宅街が屏風のように広がっている。 昔の人が見たら、蜃気楼なんじゃないかと思うような天上の住宅街 同じ場所から2008年の風景。まだ何もない里山だ fitm, CC BY-SA 3.0 DEED, via Wikipedia Commons 2段になった丘。黒屋根の
【通信範囲】 ・市街地:約100m~200m ・郊外:約500m~1km ・見通しの良い場所:約1~2km ※この手の格安トランシーバーは、対象年齢が「6歳〜80歳」と書かれていたり、全く書かれていなかったり、「キッズ」「儿童」と書かれていたりとハッキリしないが、小さな子どもに渡す時は、電池の誤飲など充分に気をつけましょう。 ※スーパーなどで使うと、業務でトランシーバーを使ってる方々と混線したりと、迷惑がかかるのでやめましょう。 実感としては、遮蔽物の少ない公園だったら、よほど大きくない限り、まずどこでも届く。 住宅街だったら、町内が限界といったところ。 そもそもトランシーバーを今回はじめて買うので、スペック上の比較ができないのだが、商品レビューを眺めてみると「昔のおもちゃのトランシーバーと比較すると、とっても高性能」というコメントが多かった。 単四電池を3本使う 充電池を入れておけば、付
あそこの道路、とうとう来月開通するらしいですよ。職場のひとが話していた。 道路が開通するその瞬間、そこでは何が起こるのか。一部始終を見届けてきました。 今、この瞬間に道路が道路になる 今回開通するのはつくば市内の道路。長さ約600m、西谷田川を越えて目と鼻の先を繋ぐような道だ。 国土地理院地図タイルより作成 2012年の時点ではまだ広い耕作地だったのが 2018年に一歩延伸、 2020年に入って今回の道路の整備が始まって 2023年にようやく開通というわけだ。道の向こうにどんどん住宅が増えていくのもおもしろいし、手前の白い平屋の建物がずっと変わらず残っているのもすごい。 惜しむらくは、しょっちゅう工事現場の前を通っていたはずなのに、その経緯をほとんど写真に残さなかったことである。 道路を ある/ない の2元的に捉えていたのだと思う。今回はちょうど、「ない」から「ある」へ移り変わる瞬間、道路
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:雪上車に乗って岩盤浴に行きたい(デジタルリマスター) > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 これがハラール屋台村 八潮スタンだ。 カーナビに案内されて到着したのは、首都高6号線の八潮パーキングエリアからすぐ近くの場所。電車ならTX八潮駅から北に徒歩8分くらいだろうか。 さらに北へ行くと八潮市役所があり、そのあたりが「カラチの空(ファルーダの取材をした店)」などのパキスタン料理店が点在するエリアである。 平屋の大きな建物に「ハラール屋台村 八潮スタン」の文字。一見すると大型アウトドアショップのようでもある。前は何があった場所なのだろうとグーグルマップを開いてみると、酒市場ヤマダ八潮南店が表示された。 日本の国旗も掲げているので、無
味は相対的なもの たまには、とちくわを食べてみた。するとその旨味のインパクトたるや。重たいサンドバッグを木製バットでフルスイングしたような衝撃があった。ドゥンッ!!である。その後サンドバッグはゆれている。味が持続している、そんなイメージだ。 ちくわがミシュランで星をとるような店で食べるようなものになる。味とは相対的なものであることをここで知った。菜食、おもしろい。 味は相対的なものと知った。ミシュランで星をとるような店に行かなくても菜食してちくわを食べればよいのではないか 私達が100円でミシュランの店に気軽に行きたければ菜食をしてちくわを食べればよい。そんなことがわかった。だがここで一つの悪い虫がはたらく。それは「菜食をしてミシュランの店に行ったらどんなことになるのだろう…!?」である。解禁の際には高級店に行ってやろうと決意する。 そんな理由からNYからやってきたというウルフギャング・ス
1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:落とし穴も罰ゲームも!テレビで見かける「あの装置」の裏側を聞いた > 個人サイト 右脳TV 酸素が悪さをするなら、酸素をなくせばいいじゃない その会社とは三菱ガス化学株式会社。「たべられません」の脱酸素剤を、世界で初めて実用化した会社だ。商品名を「エージレス」という。 こちらが「エージレス」のラインナップ(一部)。見たことあるでしょう? 取材に応じていただいた、脱酸素剤事業部 営業グループの石井さん(奥左)と向さん(奥右)。取材はアクリル板越しに行いました。 まず聞いたのは、脱酸素剤エージレスが持つ機能とその使用用途。 平たく言うと「これなんですか?」である。 石井:酸素を吸収することで、酸化による
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:黄身なしゆでたまごを作って白身に感謝したい 界隈いちの中華食材スーパー 街は相変わらずの雰囲気 街頭で配られている新聞も、こんなの そのスーパーは、北口から歩いてすぐのビルのなかにあります。 「友誼商店」というのがそれ ビルの入り口 看板に、「4F 中国食品 友誼商店」とありますね。 界隈には中国食材を買えるお店がちらほらありますが、規模がいちばん大きいのは間違いなくここでしょう。雑居ビルの4階ということで、知らないと入るのになかなか勇気がいる雰囲気ですが。 ちなみにその下に「友誼食府」という表示もあり、以前はなかったものなので、これがフードコートのことだと思う。それぞれ「ゆうぎしょうてん」「ゆうぎしょくふ」と読むようです。 店内へ か
日本の各地には、伝統的なスタイルの家屋が建ち並ぶ町並みが存在する。高度経済成長期から現代にかけての都市開発や建て替えによってその数はだいぶ減ったものの、それでも今もなお昔ながらの風情を残す地域は少なくない。 私は全国の古いモノ巡りをライフワークとしており、これまでそれなりの数の町並みを見てきた。今回はそんな私の偏見と独断による、すごいと思った町並みを紹介したい。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:市街地に囲まれた田んぼはどこから水を引いているのか > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter 奇跡の寺内町「奈良
埼玉生まれ、神奈川育ち、東京在住。会社員。好きなキリンはアミメキリンです。右足ばかり靴のかかとがすり減ります。(インタビュー動画) 前の記事:ナンバープレートの地名の文字を愛でる会 > 個人サイト のばなし 形からハッカーになるために というわけで、ハッカーになりたいのである。 どうにか手軽にハッカーになりたい、まずは見た目から入ろう…と思い画像検索をしてハッと気づく。 ハッカー、みんなパーカー着てる! どうしたんだこの統一されたイメージは。 ハッカーの起源は一説によると1903年まで遡るとも言われている。無線機を発明したイタリアの物理学者グリエルモ・マルコーニに危機感を覚えたイギリスの通信会社が、その無線機の通信をハックすることで対抗したそうだ。 やがてパソコンが発明され、その進化の過程で様々な情報をめぐる技術者たちの攻防が生まれ、そしてハッカーたちはパーカーを着たのである。 パーカーを
1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:ブードゥー教のシャーマン、エグングン祭りに集まる > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち ラゴスへの道 ラゴスは1,000万人を超える大都市だ。富裕層のエリアを切り取った写真を見せられて、アフリカ大陸だとわかる人は少ないだろう。 駐在員が多く住む国際都市ゆえ、生活水準も低くない。それなのに、これはまったく不可解なことだが、ベナン国境からラゴスへと通じる道路は、理想から無辺際の隔たりをみせているのだ。 陥没と隆起のはてない路上に、無数のごみがひしめいている。論理の帰結としてひどい渋滞が起こる。時速20kmでも進めば御の字だ。 ナイジェリアより貧しいトーゴやベナンの幹線道路は好ましく整備されていたのに、これはどうしたことなのか。 ラディカ
↵ 最近、後輩に業務の相談をされた。知っていることだったので得意気に説明すると「助かりました!本当にありがとうございます!」とお礼を言われた。 気分よく喋った後に感謝までされる。なんて素晴らしい時間だろう。 むしろ後輩より私が得をしたのではないか? もっとこういう相談されたい! ということで「自分好みの相談」をしてもらえる仕組みを考えて遊びました。 「相談されて嬉しい時」はどんな時か まず「相談」について他の人にも聞いてみようと、友人に連絡をした。 友達の郡司さん(左上)、山宮さん(下)である。「もっと相談をされたいんだ」と言われ全然ピンときていない2人。 「最近新卒の子にツールの使い方の相談されて、それだけでも嬉しかったのに偉そうに教えたあと『ありがとうございました!!』って感謝までされて、胸が苦しくなった」と伝える。 「あ〜〜〜それはうれしい」「わかるわかる」と同意する2人。しかし、相
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:皿うどんを血うどんにしてあげよう
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