2時間30分 最近はオフィスや交通機関など公共スペースでの禁煙化が進み、愛煙家は隅に追いやられる一方だ。 本書は、タバコがこのようなバッシングを受けるに至った経緯をまとめたもの。前半ではここ四半世紀における喫煙者の受難の歴史をまとめ、後半ではピューリタニズムから始まるもっと大きな嫌煙の歴史に触れる。 読みどころは、「受動喫煙」「ニコチン依存症」「社会コスト論」という3つのキーワードが、喫煙バッシングの「態度形成に大きな影響を与えた」と論じる前半部分だ。 著者は「受動喫煙」の健康被害との関連は「科学的に評価することはきわめてむずかしい」にもかかわらず、7割近くの人たちがそれを「科学的に十分証明されている」と誤解している点を指摘。また、ニコチンにドラッグのような強い依存性があるという一般に信じられている説に対しては、海外の学者の説を取り上げて反論する。 喫煙者バッシングは許されてしかるべき?
「失われた10年」と呼ばれた平成不況の時代、どのメーカーもモノが売れなくて大変な時期を経験した。もちろんソニーとてその例外ではなかったわけだが、その中に有りながらもなお「神話」が揺らがなかったもの、それがソニーのヘッドホンだと思っている。 特にハイエンドモデルにおける妥協の無さは、常に世の中のオーディオファンを驚愕させてきた。そして今、アウトドアユースで最高の音質を提供する「MDR-D777SL」が登場した。 アウトドアと最高音質、この矛盾する命題を解決できるのは、ソニーしかない。 ソニーイーエムシーエスのエンジアリングマネージャーである角田直隆(つのだ なおたか)氏は、ヘッドホン好きの筆者が個人的に「ヘッドホンマスター」として敬愛する人物である。これまで角田氏が送り出して来たヘッドホンは、ことごとく世の中を席巻してきたと言っていい。 DJヘッドホンの定番「MDR-Z700DJ」、バイオセ
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