400人以上が参加したとのこと。海外組が多数ですから、しゃべっているうちに自分が東京にいることを忘れてしまいます。同じ酵母という名前がついていても出芽酵母主体の国際会議の雰囲気とはかなり異なります。分裂酵母では昔ながらの遺伝学や細胞生物学を基盤にした研究をする人たちが多いからではないでしょうか。古きよき時代、という言葉がまだなんとか生きている分野です。昨年のトロントの会は出芽酵母の人たちが圧倒的に多かったのですが、先端装置を使って大量データを得るシステムズバイオロジーというのか synthetic biologyとかそういうものが非常に多かったので研究者の顔つきや挙動がこことはちがうのですね。 民主党政府の政策で注目しているのは、科学技術総合会議をどう運営していくのか、麻生内閣の時のメンバーがどんな風に変わるのか、そのあたりをみれば分かるような気がします。 官庁ごとにばらばらに出しているの