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2009年11月15日のブックマーク (11件)

  • 参加記(2):明日から始める情報発信

    第2回 博士ネットワーク・ミーティング@つくば参加記の続き このテーマを宣言したのは私。理由は、昨日の事業仕分けワーキンググループ3の結果とTwitterの#shiwake3での発言を見て、いろいろと危機感を覚えたため。 何に危機感を覚えたのかというと以下の2点。 研究者・研究賛同者とその他の人たちとの間に思いっきり溝がある 研究者と研究賛同者があれほどまでに盛り上がって憤慨していたのに、それに対する何かしらの行動がすぐに行われなければ、研究者と研究賛同者は「口先だけのヤツラ」とみなされかねない 科学研究が神聖不可侵の特権的地位にあったのははるかな昔。今や、科学研究の存在価値が非研究関連者からは全くわからなくなっており、「なぜ、不況の今、科学研究を行わなければならないのか」という素朴な疑問に研究関連者は誠実に答えなければならない時代となっている(みたい)。 どうして、研究者と研究賛同者以外

    参加記(2):明日から始める情報発信
  • いわゆる「事業仕分け」について(科学技術人材育成関係を中心に) - Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録

    今週は、行政刷新会議のワーキンググループの会合が三回開かれ、いわゆる「事業仕分け」がなされた。日にいたら、中継を見ていたところだが、出張中で見ることもできず、やむを得ないので、今日になって情報収集をしている。 三つのワーキンググループが並行して走るという興味深いやり方で、そのうちの第三ワーキンググループが学術行政にかかわるもので、とくに13日にいくつか気になる決定がなされた。スーパーコンピュータやSpring8については、それぞれ専門家が議論するのに任せよう。私はこれらの事業の予算縮減や、凍結は、それほど大きな問題ではないと考えている。それらはより時間をかけて、やっぱり実施が望ましいとなれば、後からやり直せるからだ。復活に成功すれば、研究が一定期間遅れるだけのダメージで済む。私が一番気になるのは、人材育成関係の事業の予算縮減である。人材育成・若手支援で道を誤れば、一世代の人材が欠落し、長

  • 日本の科学のために | 芸人社長のブログ

    の科学のために、僕も書いておこう。 以下のブログを読んで、あまりに腹がったので。 緊急メッセージ、未来の科学ために – 科学政策ニュースクリップ 結論から言うと、「こんな文章を人様に送るな。」 これを書いた人は、どこの誰か知らないけど、「僕はかなりイラっときました。人の時間を無駄にするなと。 個人的には、「当たり前のことを読まされて、時間を無駄にされた。」こと。 全く意味のない文章を人さまに送っていること。僕は、こういう文章をスパムと判断する。 これを書いた人は、研究者なのか、学生なのか知りませんが、まず、社会人の常識から。 ・「結論を先に書く。」 読む人も暇じゃない。読む人のことも考えて。 ・「自分の意見と、具体案を出す。」 反論とか意見とか言われても、どーすればいいかわかりません。具体的にどうするべきなのかを書く。 この文章、結論もないし、提案もないよね? なので、何がした

  • #shiwake3 wiki - 科学・技術の生態系と「政治」の役割について

    科学は、技術と結びついてからというもの「体制」になってきました。つまり、それなしには真に新しい価値が生まれにくいということをどの政府も長期的には理解せざるを得ないと思います。従って、政権が長期になればなるほど、最終的には科学・技術の性質を理解せざるを得ないという意味では、僕は今回の騒動を長期的には楽観しています。 ただその一方で、政権の経験不足や科学者側の説明不足による科学・技術への理解不足の期間が一定期間続くことでこの国の将来にとって致命的な副作用がもたらされるリスクについて懸念しています。そこで、科学・技術の性質について説明を試みるために今回、少し筆をとることにしました。 科学・技術の中には「役に立つ」までにとても時間がかかる分野があります。一見「役に立たない」ように見えるいわゆる「面白い」研究を行っている分野で数学とか理論物理学が典型的です。もしかすると以前の生命科学もそうだったかも

  • いざっ、友愛社会へ - Chikirinの日記

    蓮舫議員が先端科学技術系の予算に関して「事業仕分け」しちゃおうとしてる件が話題です。 科学者の皆様が怒り心頭で大変なことになってて・・・混乱Loverな私はワクワクしています。 実はちきりん最近は日を離れてるので時事ネタに疎いのですが、ネットで読むこの関連のニュースの中に「世界一である必要はあるのか?」みたいな言葉があって、ああ、そうだよね、と思いました。 これね、今政権をとっている「民主党+社民党+国民新党」の基原則を思い起こせば、ごく自然な判断なんです。 だって彼等は一貫して「競争してトップを目指す」という世界を否定してるんだもん。 だって競争なんてしたら、「勝ち組」と「負け組」ができますからね。 スパコンで世界一番とか、自分が勝ち組だったらそれでいい、という発想自体がだめなんです。 友愛なんすよ、友愛。 なので、「弱者を蹴落として世界で一番を目指すために1000億円」なんて予算は

    いざっ、友愛社会へ - Chikirinの日記
  • 緊急メッセージ、未来の科学ために - 科学・政策と社会ニュースクリップ

    とりあえず、以下の文章を民主党に送りました。ご批判ご意見感謝です。 行政刷新会議で、科学技術関連予算が減額されたことについて、意見を述べさせていただきます。 まずはじめに、仕分け作業を私たち市民に開放し、リアルタイムで見ることができるようになったことを、高く評価いたします。 行政刷新会議の事業棚卸し仕分けに関して、科学技術予算の縮減、見直しという決定がなされたことを、深く受け止めています。 ご指摘の通り、昨今の厳しい財政事情の中、科学技術予算だけが「聖域」であるはずはなく、予算の効率的使用に関して厳しい目が向けられるのは当然です。 科学技術予算に関しても、特定研究者に集中した非効率な予算配分、使われない実験機器が購入されるという無駄使いといった、様々な問題点が指摘されてきました。今回の事業棚卸しにて、このような非効率な予算の配分を見直すべきであるという意見が出たのはまっとうなことであると考

    緊急メッセージ、未来の科学ために - 科学・政策と社会ニュースクリップ
  • 「仕分け」会議を聞いて勿体ないと思ったこと - ペンギン日記(旧akoblog)

    シカゴ出張中だが、部屋のネットでライブ中継を聞いていた。若手の競争的研究資金は「縮減」という結論になった。 明日は、まさに科研費(若手B)の出張費での成果発表だが、心が落ち着かないのでブログに書いておこう。 行政刷新会議ワーキンググループ日程・ライブ中継サイト http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/live.html ライブ中継を聞きながら、Twitterの#shiwake3 というハッシュタグでコメントを投稿しつつ、皆さんの反応も読んでいたが、だんだん悲しくなってきた。これまでの運用を見直し、しかるべきところに割り当てなおし、無駄がでないように使いやすいようにしていこうということについては、毛頭反対する気はない。当事者目線で見直すというのならば、単年度での使いづらさや、若手にとって「自分の」研究費が持てることの価値を取り上げていただきたかった。だが、

    「仕分け」会議を聞いて勿体ないと思ったこと - ペンギン日記(旧akoblog)
  • スーパーコンピュータは4000円で借りられる :: デイリーポータルZ

    地球シミュレータと呼ばれるスーパーコンピュータがあるらしい。 パンフレットを見るとずらりと並んだコンピュータらしきものの上に地球が浮かんでいる。まあ、イメージ通りなんだけど、当にそんな安易なビジュアルなのだろうか。 見学できる機会があったので見せてもらってきました。全然違いました。 (安藤 昌教) 一度に入れるのは15人まで 地球シミュレータがあるのは海洋研究開発機構横浜研究所。実はこの施設、横須賀部で行われたイベントを以前取材させてもらったことがあり(鉄の鱗を持つ貝がいる)、それがすごい楽しかったので今年の開催を心待ちにしていたのだ。 今回のイベントも深海の生き物だとか掘削船だとか海中の地層のはぎ取り標だとか、面白い展示物が目白押しで、ぐるりと半日掛けてまわったのだけれどまだ足りないくらいだった。

  • スパコン問題を家庭にたとえてみる

    Aさんの家は、お父さん、お母さん、子供の3人家族です。 お父さんが稼いできたお金の使い道を、お母さんが決めます。 子供が高校を卒業する年になり、大学に行きたいと言い始めました。 子供は村でも特に優秀で、大学で学ぶことが出来れば、 村そのものが活性化し、みんなが幸せになれるかもしれません。 お母さんは迷います。 「大学に行かせれば、私たち一家だけでなく、村が幸せになるかもしれない。 しかし、お金もかかる。どうしよう。」 実はこの家には借金があったのです。 父親の年収は540万ですが、母親の使い道が下手だったせいで年830万の支出があります。 現在の借金は1億円ほどにのぼります。 とても子供を大学に行かせる余裕はありません。 子供は言います。 「僕が大学で勉強すれば、きっとなんとかなるよ。」 お母さんは言います。 「あんたのやっていることはよく分からないわ。別にあんたが村で一番にならなくてもよ

    スパコン問題を家庭にたとえてみる
  • 事業仕分けの論点 - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    さて事業仕分けの話だけど、こっちはちょっとマジメな話。いくつかの論点について書いていきたい。 仕分け人の資格 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111200709 麻生太郎前首相は昼の麻生派総会で、「国会議員ならともかく、そうでない方々は一体何の資格で言っているのか」と述べ、民間人が参加していることに疑問を呈した。 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111200709 まあこういう話にはなりがちで、 http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009111100672 亀井氏はさらに、モルガン・スタンレー証券のロバート・フェルドマン経済調査部長が仕分け作業に当たっていることを問題視。「事業仕分けは権力の行使そのもの。外国人を入れるのはおかしい」と、メンバーを人選した仙谷

  • "日本の科学研究、ボロボロに" iPS細胞生んだ事業、スパコン、科学未来館など、仕分け人が軒並み「予算削減」「廃止」:ハムスター速報

    "日の科学研究、ボロボロに" iPS細胞生んだ事業、スパコン、科学未来館など、仕分け人が軒並み「予算削減」「廃止」 カテゴリ政治 1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ :2009/11/14(土) 15:51:41 ID:???0 ★『科学』傷だらけ iPS細胞生んだ事業や科学未来館  ・「国が掲げる科学技術立国が揺らぎかねない」。十三日の行政刷新会議の事業仕分けで、科学技術関連の事業が続々とカットの判定を受けた。「不要不急の事業」を削ることが仕分けの目的とはいえ、将来、日の科学技術研究を担う若手にも余波が及ぶ。「頭脳流出に拍車がかかる」。 関係者に危機感が広がった。  「科学技術への理解増進を否定するのでしょうか」。日科学未来館の館長を務める元宇宙 飛行士の毛利衛さんが口調を強めた。同館も仕分け対象になり、毛利さん自ら仕分け人と対峙した。だが、判定は「予算削減」。毛利さん