13日に乗っていた選挙カーが東京・府中市内で中央分離帯の鉄柱に激突し、前頭部を12針縫うけがをした菅直人前首相(66)が14日、左目元が紫がかったさえない顔色でJR三鷹駅前に立った。 まさに“泣きっ面にハチ”状態に陥っている菅氏だが、地元有権者の反応は冷ややか。“菅総理”をはぐくんだ地元とは思えないほどの無関心ぶりで、投開票日2日前だというのに、菅氏を囲む輪は最大で約30人ほど。演説途中には「この売国奴! 俺はだまされないぞ」と声を荒らげる男性が、関係者からつまみ出されるひと幕もあった。 (略) 演説中、手にしていたのは「支援者からもらった」(菅氏)と喜んだ黄色いバラだったが、花言葉は「あなたには誠意がない」。16日、事故よりアイタタタ…なことにならなければいいが…。