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デザイナー向けに書かれたユーザビリティの書籍や記事はたくさんありますが、実装者向けはあまりありません。そこで、これまでに私が実装をして、デザイナーに受けた指摘、配慮すべきと感じた点を中心にまとめてみました。 リンク・機能など 1. リンクや押せる箇所は気づいてもらえるようにする 便利な機能を実装しても、気づかれなくては意味がありません。リンクや押せる箇所などは、色が変わる、動くなどの変化を加えてユーザに気づいてもらえるよう配慮しましょう。 プロバスケットボールリーグ、Bリーグのサイト。タブですが、マウスオーバーしてもポインターが変わらず、反応もないので押せることに気づかないユーザもいるのではないでしょうか。 2. 画面最上部へ戻るボタンの設置 特に読み物系のサイトなど、画面が長くなる場合はページトップへ戻るリンクがあると便利です。スクロールで戻るのは意外と大変で手間がかかります。PCはブラ
「UI Crunch #13 娯楽のUI - by Nintendo -」に参加しました。世界的にも注目される企業かつあまり表に出てこないデザイントークが聞けると言うことで、倍率も相当なものとなっておりました。この企画は構想から2年くらいかかったそうで、とても濃いお話を聞くことができました。めちゃ感動しました。今回は、そちらのイベントレポートです。最初の方あまり写真を撮らなかったので、後半の写真が多めになります。 1人目は、UI/UX デザイン チーフの正木さん。「娯楽UIの思考の原点」についてお話いただきました。 Nintendo流の「伝え方」Nintendoが人に何かを「伝える」時にこだわっていること。それは、以下の3つです。 ・「教える」ことよりも「体験する」ことで、より早く、的確に伝えることができる。 ・初めての体験は一度きり。新鮮な印象を大切にする。 ・体験はやっぱり面白くしよう
レスポンシブデザインは あくまで見た目の調整、表示・非表示のコントロールなので 下手に使うと、デバイス毎にインタラクションが違うUIのstateが無茶苦茶複雑になっていく コンポーネントという概念が無かった時代の設計を、SPAに持ってくるのはおかしい 画面サイズ毎にCSSで手軽にを切り替える、というのなら良い しかし、画面サイズ毎にインタラクションが違う部品が出てくると設計が破綻する 画面サイズ毎のがごちゃ混ぜになる コードが追えなくなり、バグの温床になる では、どうするか? 素直に画面サイズ毎、デバイス毎、あるいはインタラクション毎のReactコンポーネントを書けばいい 使いまわせる部品は、コンポーネントとして切り出して再利用する 歴史を紐解く 2011年頃、レスポンシブデザインが生まれた 当時のwebにはコンポーネントが存在しなかった 単体で複雑な状態遷移をするインタラクティブなパーツ
Webサイトはあらゆる種類の情報にアクセスできます。ある企業についてもっと知りたい、商品を購入したい、寄付をしたい、リソースにアクセスしたいなど、探している情報を見つけるために私たちはサイトナビゲーションを頼っているのです。 多くのWebサイトが「十分」に機能するナビゲーションを備えており、ユーザーを必要な情報にアクセスさせることができます。しかし、それは試行錯誤を重ねたからなのです。この記事では、デザイナーがより効果的でわかりやすいナビゲーション体験を作り出せるようになるためのベストプラクティスをいくつか紹介します。 『ナビゲーションは検索よりも大切である』という記事で、著者のGerry McGovern氏は彼のチームが行った調査について紹介しており、「ユーザーの70%はリンクのクリックから始め、30%は検索を使用した」と述べています。また、「検索を使うよりもリンクをクリックするほうが簡
TVKで再放送されているあぶデカにハマっているgamiです。あの時代の関内・馬車道あたり物騒すぎるでしょ…。 さて、以前にも紹介しました、気になるデザインを共有するDesignClipという社内のチャットグループより、画面遷移がシームレスでこいつぁすげえや!となったものを幾つか紹介できればと思います。チェケラ! 佐久間徹設計事務所 デザインはすごくシンプルで動きもいいと印象によく残ります。 仕事一覧から仕事詳細へ 一覧の写真をクリックするとコンテンツの後ろでニュッと大きくなる感じが好き。 下位ページへ グローバルメニューに注目してるといつの間にかコンテンツが変わってる。 Orenda Security セキュリティ会社のサイト。シャッターのような動きからのロゴアニメーションはまさに鍵をかけてるように感じました。 スタジオスプーン株式会社 四方のボタンをクリックすると、その方向から背景がスラ
Webサイトがレスポンシブ対応していたり、常に表示する必要のないメニューはハンバーガーメニューで隠したりと、業界で共有されている*Webデザインの「あるべき姿」*は、常に少しずつ進化しています。 その下支えになっているのがブラウザ技術です。Webrageの調査によれば、Internet Explorerを超えてGoogle Chromeが国内外で圧倒的シェアを獲得していますが、Google Chromeは6週間ごとに安定版がリリースされており、アップデートごとにブラウザの技術も進化しています。結果的に、Webデザインでできる幅も広がるのです。 しかし、Webデザインでできることが多くなったからといって、必ずしもデザイン上のテクニックがユーザー体験(UX)を向上させるとは限りません。 そこで今回は、Webデザインが進化したからこそ「やってはいけない」5つのことをまとめました。よかれと思って実
「発見性」の強化のために、noteにランキングやホットエントリーに類するものをつけたいと思っている。しかしランキングやホットエントリーは、世間で思われている以上にデリケートなUIであるため、その設計は慎重に行われなければならない。下手な設計は、サービスのカルチャーそのものを破壊しかねないためである。 以下は、ランキング設計のための忘備録。 PVランキングは収奪的な設計であるPVランキングを設計する場合、まず最初に意識すべきことがある。それは本質的に、PVランキングは収奪的な構造であることだ。 「収奪的」とは、勝者が全てを独占してしまうことを意味する。 基本的にランキングに上位のコンテンツは、ユーザーの注目を獲得する。つまり、PVのあるコンテンツはランキング上位となる。そして上位コンテンツはその露出によって、さらにPVを集めてしまう。 結果、PVランキングは少数のコンテンツにPV、フォロワー
素敵なインターフェースを心がけ、ユーザーエクスペリエンスを格段に改善することができる、UIデザインの重要ポイントを具体的なHTML/CSSのサンプル例と一緒にご紹介します。これらの各ポイントは、もともと@steveschogerがTwitterでツイートした内容となります。 1. アイコンはラベルよりも少しだけ明るくしよう。 文字ラベルの横にアイコンを配置するときは、少しだけ色を明るくしてみましょう。こうすることで、もっとも重要な情報(文字ラベル)をうまく強調することができます。 See the Pen Little UI Details : 小技テクニック01 by PhotoshopVIP (@vipcrew) on CodePen. 2. 明るい背景色では、白文字に少しだけ影を追加しよう。 背景色が明るく、白文字を利用するときは、文字に少しだけ素敵な影を加えることで、より読みやすくな
PCやスマートフォンを開けば、そこには不愉快なUIが至るところにあふれている。さして文章が長くもないのにページが4分割されているニュース記事(腹立たしいことに4ページ目はたった1行だったりする)、サッカーのハイライト動画でシュートの行方をカメラが追い始めた瞬間に始まる動画広告、場面転換をするたびにCMが挟み込まれ、もはやCMを見ているのかゲームをしているのかわからなくなるアドベンチャーゲームアプリなど……。 さらに不幸なことは、ウェブメディアの編集部や動画配信者、ゲーム制作会社の制作現場にいる人たちにとっても、これは決して愉快な状況ではないということだ。罵詈雑言混じりの苦情が書かれたユーザー評価欄やSNSを見ながら彼らは言うだろう。「誰が好き好んでこんなUIを作るものか」と。 関わる誰から見てもおかしなUIは、それでもなぜ量産され世の中のストレスを増幅させ続けているのだろうか? その負のス
Webサイトの制作はどんどん複雑化しており、1人で行う仕事ではなくなってきています。サイト制作では、ビジネスの目的に合わせた一貫性のあるデザインによって、快適なユーザー体験を作り出すことが重要です。 Webサイトを分割してチームでデザインをするときにチームメンバーが共通認識を持つには、デザインドキュメントまたはWebデザインのスタイルガイドを作成することが有効です。これは、エンジニアがデザインを変更してしまうことを防ぐのにも役立ちます。 異なるページの間に一貫した体験を作り出すために、スタイルガイドを用意するのはとても有効です。また、今後の開発やサードパーティ製品が生まれた際も、ブランドのガイドラインに沿い、ブランドの一部として知覚されるようにやすくなるでしょう。 Luke Clum氏は、Webデザインの第一歩としてスタイルガイドを利用することについて、昨年簡単に紹介をしました。この記事で
受託案件でレスポンシブ対応をするようになって4年半ほど。未だに悩むのがテーブルのレスポンシブ対応。 テーブル要素をレスポンシブ対応する方法はいろいろとあると思うのですが、私がよく使うのはテーブルをスクロールさせる方法。ただ、このテーブルにはデザインの面で抱えている問題があります。それは、スクロールできることがユーザーには伝わらないこと。ぱっと見、途中でコンテンツが切れているように見えてしまう。もっとひどい場合にはthやtdの区切り線と同じタイミングで見切れてしまっていてその先にもっとコンテンツが存在することが予測できない可能性があります。 今回は続きのコンテンツの存在をグラデーションで表現し、CSSのみでスクロールを予測させる方法について記述しています。 実装方法 box-shadowやbackgroundプロパティでグラデーションを適用すればいいと思ってしまいがちですが、ただ単にこのプロ
この文脈では、「編集内容のキャンセル」という処理を続行しても良いかをユーザーに確認しています。続行に同意したい多くのユーザーは直感的に同じ表記の「キャンセル」を押したくなるでしょう。しかしそれでは編集のキャンセルが実行されません。 このキャンセルボタンが意味するのは、「『編集内容をキャンセルする』のキャンセル」なのです。つまり、ユーザーが望み通りに編集内容を破棄するためには、反対側のOKボタンを選ぶべきなのです。このような「キャンセルのキャンセル」は二重否定で意味がややこしくなるので避けなければなりません。 ここで「キャンセルのキャンセル」にならなければ良いということで、次のようにボタン名を変えてみました。 これでもう迷うことは無くなりましたか……? 私はこの修正は誤りだと判断します。「はい」「いいえ」は結果を予想しにくい表現なので、ダイアログのアクションボタンに用いることはあまり適切では
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