エジプト出身の十両・大砂嵐が無免許運転中に追突事故を起こした疑いに関し、日本相撲協会の対応に疑問が投げかけられた。 協会は「警察の捜査終了後」に危機管理委員会が調査し、処分を検討すると明かした。だが協会は、先の元横綱・日馬富士による暴行事件で「警察の捜査終了後に協会の聴取に応じる」姿勢だった貴乃花親方を非難し、捜査終了前の調査協力を何度も求めた経緯がある。インターネット上では「ダブルスタンダード」ではないかとの声があがった。 正月に長野県内で追突事故 2018年1月22日の複数の報道によると、長野県警は大砂嵐を道路交通法違反(無免許運転)の疑いで書類送検する方針を固めている。3日に長野県内で運転中、追突事故を起こしたとされる。 大砂嵐は所属する大嶽部屋の大嶽親方に事故の報告をしていなかったという。21日に協会の聴取を受けた際は「妻が運転していた」と疑いを否定していた。だが22日の報道による