1月19日、ワタミグループが「ホワイト企業大賞」の特別賞を受賞したという報道がされた。これまで「ブラック企業」の象徴的な存在として批判されてきたワタミだが、この受賞で労働条件が改善したと言えるのだろうか。 本記事では、今回の「ホワイト企業大賞」の性質と、今回を受賞に対する創業者である渡邉美樹氏の考えについて紹介しつつ、そもそもワタミがなぜ「ブラック」と呼ばれてしまったのかについて振り返っていきたい。 「ホワイト企業認定」は本当か? まず簡単に、「ホワイト企業大賞」について説明しておこう。この賞は、ホワイト企業を「社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業」と定義し、7つの項目(「個人」「職場の関係性」「社会貢献」「人間的成長」「自律」「信頼」「誇り」)を選出基準としている。 この「ホワイト企業大賞」という企画では、そもそも「労働問題」に対する項目がないことがわかる。 また、企業
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