アンニョイな午後。愛する嫁がなぜか狂ったようにピーマンを買って来た。 一瞬、ワタクシが隠れて絵本作家にデビューしたのがバレたかと思ったが、どうやらピーマンの肉詰めを食べたいだけらしい。 若干安心しつつ、メンドクサイ料理に取り組むことにした。 さっそくピーマンを切っていると、お手伝いをすると言って邪魔しにくる娘氏が参戦。余計に作業が増えるが宿命と受け入れる。 娘氏にはピーマンの種取りをお願いすれば、しばらく水遊びをしてくれるので放置できる。ひき肉をこねてたまねぎを切って、さぁ勇気を出し~と歌いながら素早くタネを作る。 本日の山場、肉を詰める工程に差し掛かると、目ざとく面白そうな作業を発見した娘氏がとにかく肉を揉ませろとウルサイ。 しょうがないので机に座って、娘氏と一緒に肉を詰める。詰める。娘氏がなぜか上から目線で作業方法を指示してくるのを大人しく聞かなきゃいけない。 指導者の娘氏が4個肉を詰