取材ノート ベテランジャーナリストによるエッセー、日本記者クラブ主催の取材団報告などを掲載しています。 自分が書いて、発する言葉にどう責任をもって生きるか。厳しく自問自答しながら、人と未来を信じて理想に向かって飛ぶ。女性史研究家、もろさわようこさんの生き方と言葉は、私を含めて今を生きる妹たちを勇気づけてくれるように感じてきた。2013年春の出会いから7年近く。情熱に触れるたび、背筋がしゃんと伸びる。 「困難が起こると、より情熱が湧くの。困難を自ら引き受けて、それをプラスに転化できるだけの器量を持ちたいと思って生きてきました」「使命感があれば、何かあってもつらいと思わないの。クリエーティブなことをする以上は、矛盾があったり、行き詰まったり、トライ・アンド・エラーですよ」 もろさわさんは1925(大正14)年に、現在の長野県佐久市に生まれた。この2月に95歳になる。市川房枝に見いだされて編集者

