【ニューヨーク=平田雄介】リトアニアのナウセーダ大統領は20日、ニューヨークの国連総会で演説し、ロシアの侵攻を受けたウクライナを「リトアニアは初日から支援してきた。私たちは沈黙しない。侵略者に対しては、反撃することが唯一の有効な選択肢だ」と述べ、平和の回復へ向けて団結して戦うことを各国に呼びかけた。 リトアニアは旧ソ連構成国で1990年3月に独立宣言。昨年には中国の巨大経済圏構想「一帯一路」からの離脱を宣言し、今年2月のロシアのウクライナ侵攻開始後は、今月13日に台湾での代表処(代表部)の運営開始が発表されるなど、中露と距離を置く動きを加速させている。 ナウセーダ氏は20日の演説で「リトアニアは、政府と国民が、ウクライナを軍事・人道の両面から積極的に支援してきた」と説明。「戦争は終わらせなければならないが、どんな犠牲を払ってでも平和にしなければいけないわけではない」と強調し、ウクライナの領
![リトアニア 侵略には反撃が「唯一の選択」 国連演説](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f32d5db413dbf2394d039d6a10cf95a0648a4246/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fcommon%2Fimages%2Fogp_world.jpg)