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ブックマーク / shinsho-plus.shueisha.co.jp (10)

  • 吉田豪がジャニーズ問題とマギー司郎の事例から本書を読みとく。 - 集英社新書プラス

    芸能事情に明るく、ジャニーズ性加害問題当事者の会ともイベントを開催しているプロインタビュアーの吉田豪さんは、男性が性暴力に遭うことの意味や心身への影響などを一冊にまとめた宮﨑浩一さん、西岡真由美さんの共著『男性の性暴力被害』をどう読んだのでしょうか。 我が家は子供の頃なかなかの貧乏だったのであまり高額なおもちゃを買ってもらえなくて、ウチにあるのはせいぜいミクロマンぐらい。なので、ずっと超合金に憧れがあった。 そんなとき、近所に住んでいる1歳上ぐらいの子がかなりの超合金コレクターだと聞いて、遊びに行くことになった。当時としては珍しい、ガラス棚にズラリと並べられたマジンガーZやゲッターロボ、大空魔竜ガイキングに勇者ライディーンにがんばれロボコンといったコレクションに圧倒されていたら、気がつくとそいつがなぜかフリチンになっていた。何がなんだかまったく理解できないが、ここは初めて来た家だし、どうや

    吉田豪がジャニーズ問題とマギー司郎の事例から本書を読みとく。 - 集英社新書プラス
  • 立ち去るために質問するな - 集英社新書プラス

    これまで女性を物語の主軸に据えた人気作品を多く生み出し、『私の男』では直木賞を受賞した桜庭一樹さんは、周司あきらさんと高井ゆと里さんの共著『トランスジェンダー入門』(集英社新書)をどう読んだのでしょうか。 まず架空の〝わたし〟がどのようにこの『トランスジェンダー入門』を読んだかを書いていきたいと思います。どうか、しばらくお付き合いください。 わたしは差別をするような悪い人間ではありません。トランスジェンダーの人たちには平和に暮らしてほしいと、もちろん、心から思っています。ただ、だからといって女性の安全が脅かされるのも間違っているため、悩ましいところです。平成時代のネットミームで「半年ROMれ」というのがあったのですが、現在のトランス差別問題は、へたにROMっていると、トランス女性は危険な存在だというニュースが流れてきて、それはフェイクニュースだとも流れてきて、いつまでも詳しくなることができ

    立ち去るために質問するな - 集英社新書プラス
  • 日本人はなぜ「人権」という言葉が苦手なのか - 集英社新書プラス

    私たちの行動は日々、人権によって守られている――そう言われても、ピンとくる人は少ないだろう。しかし、国際人権の基準を日常生活や社会問題に照らし合わせると、それが途端に見えてくる。エセックス大学人権センターフェローであり、国連の人権機関を使って世界に日の問題を知らせる活動をしている藤田早苗氏は著書『武器としての国際人権 日貧困・報道・差別』でそのことを明らかにした。 記事では、法学者として人権、ジェンダー法を専門にしながら、幅広いメディアで活躍する谷口真由美氏と藤田氏が対談。日における「人権」のイメージの問題から、国際人権という概念を広めていくための取り組みについてまで、語り合う。 『武器としての国際人権』(集英社新書) 人権のなのになぜ「武器」という言葉を使ったの? 谷口 20年ほど前になりますが、早苗さんがまだエセックス大学の学生だったころ、部屋に泊めさせてもらったことがあり

    日本人はなぜ「人権」という言葉が苦手なのか - 集英社新書プラス
    movesinthefield
    movesinthefield 2023/01/28
    “日本に必要なのは道徳教育ではなく人権教育だと発言したら、その発言が、海外メディアですごく取り上げられました。”
  • メディアスクラムとアゾフスターリ製鉄所 - 集英社新書プラス

  • 地下に約50日間いた母娘の体験 - 集英社新書プラス

    movesinthefield
    movesinthefield 2022/10/18
    ドネツク/ルハンスク人民共和国の領土の住人も、ロシアは大きくて豊かな国だしロシアに併合されれば暮らしが良くなる、と期待してた人達も多かったはず。何しろウクライナは以下略
  • ハルキウで死を覚悟 - 集英社新書プラス

    2022年2月下旬、ロシアによる突然の侵攻によって「戦地」と化したウクライナ。そこでは人々はどのように暮らし、いかなることを感じ、そして何を訴えているのか。日々のニュース報道などではなかなか窺い知ることができない、戦争のリアルとは。 気鋭のジャーナリストが描き出す、いま必読の現地ルポ・第7回。 ■少しずつズレていった選択 まさかこんな一日になるとは思ってもいなかった。安全には万全を期した決断のはずだった。 地下鉄への避難者を取材した翌日、私たちは再びハルキウを訪ねることにした。予定を相談している時に八尋さんにこう言われていた。 「昨日はハルキウで全然攻撃がなかったみたいなんです。不気味なんですよね。今日はその分、激しいと思うんです。あまり中心部まで行かないほうがいいと思います」 彼の意見に私も賛成し、地下鉄での取材を続けることにした。地下鉄であればシェルター代わりになっているだけあって、攻

    ハルキウで死を覚悟 - 集英社新書プラス
  • フィクサー・アンドリの覚悟 - 集英社新書プラス

  • ブチャの虐殺 - 集英社新書プラス

    2022年2月下旬、ロシアによる突然の侵攻によって「戦地」と化したウクライナ。そこでは人々はどのように暮らし、いかなることを感じ、そして何を訴えているのか。日々のニュース報道などではなかなか窺い知ることができない、戦争のリアルとは。 気鋭のジャーナリストが描き出す、いま必読の現地ルポ・第2回。 ※以下、遺体の写真がありますのでご注意ください(一部モザイクを付しております)。 自分の目で見ているのに、それでも映画か何かの一場面を見ているようだった。砂っぽい床にゴロンと転がされた5人の遺体。膝を折り曲げ、後ろ手に縛られている。 死人の表情から何か読み取れるだろうかと凝視したけれど、「なんで」「どうしてこんなことに」という感情のほうがこみ上げてきた。 ■政府主催のメディア・ツアー 「キーウ近くのブチャという町に死体が散乱しているらしいです。現場に行くなら早いうちのほうがいいと思います」 同行者の

    ブチャの虐殺 - 集英社新書プラス
  • 男性問題の現在を語ろう - 集英社新書プラス

    なぜ自分には恋人がいないのか。恋愛をしたい。セックスをしたい。恋人が欲しい。何気ない会話を女性としてみたい。それができない自分は、どこかに欠陥があるんじゃないか……。 こうした苦悩は、「非モテ」という言葉によって90年代後半から現在までネットを賑わせてきました。 しかし、当に「非モテ」男性は、モテないから苦しいのでしょうか? 男性が「非モテ」という苦悩を抱くまでの過程を掘り下げ、そして苦悩から抜け出す実践まで男性学の視点から提示した一冊が、西井開さんが著した『「非モテ」からはじめる男性学』です。 今回は、男性性がもたらす問題について自らの経験を内省しつつ真摯に向き合った『さよなら、俺たち』(スタンド・ブックス)を昨年夏に刊行した、桃山商事・清田隆之さんを対談相手にお迎えしました。 互いの「非モテ」経験を明かし合うところから、現代の男性が抱える諸問題を語り合いました。 ※8月4日に屋B&

    男性問題の現在を語ろう - 集英社新書プラス
  • 椎名林檎を論じて見えてきた現代の大衆と文化 - 集英社新書プラス

    2017年に創設された「すばるクリティーク賞」。評論の新人賞が減少傾向にあるなか、文芸誌「すばる」の編集部が主催し2021年で4回目を迎える。1月6日発売の「すばる2月号」で発表された2021年の受賞作は、西村紗知さんによる「椎名林檎における母性の問題」だ。 この論考では、J-POPのフロントランナーの一人、椎名林檎の作品における表現の特異性を論じながらも、彼女の楽曲や発言から、すべてのものを無批判に受け入れる「母性原理」が全面化していることを指摘。そしてそれは、日の大衆の主体性のなさ、成熟できなさを映し出してしまっていると鋭く論じ、発表直後から大きく話題を呼んだ。西村さんはなぜ、椎名林檎を論じたのか。音楽を中心に、表象文化全般について執筆活動を行う批評家、伏見瞬によるインタビューを通して、その意図に迫る。 椎名林檎という音楽家は、西村さんにとってどんな人ですか。 間違いなく、永遠の憧れ

    椎名林檎を論じて見えてきた現代の大衆と文化 - 集英社新書プラス
    movesinthefield
    movesinthefield 2021/04/23
    “地元にはコンビニが歩いて行けるところにないし、出前もない。ウーバーイーツなんてあるわけない。 家概念を壊す方法は、そういう資本主義の世界に依存することじゃないですか。そんなものがない。”
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