かつてピッチ上の監督と言われた男、グアルディオラが現在バルセロナを指揮する(写真は2000年のもの)【2000 Getty Images】 「僕はグアルディオラが好きだ」 レアル・マドリー所属のアルゼンチン代表DFガブリエル・エインセは、ライバルチームの指揮官に対する正直な気持ちを明かす。しかもバルセロナは現在、リーガ・エスパニョーラで首位に立ち、レアル・マドリーは6ポイント差で追う立場である。 スペインを代表する2大クラブによる首位攻防は辛うじて保たれているが、今季の両者をめぐる評価は対照的だ。カタルーニャのクラブは、その輝かしいプレーで人々を魅了している。その一方で、マドリーのクラブはシーズン途中で監督の首をすげ替えた。その後は勝ち星こそ重ねているが、そのサッカーは決して称賛されることはない。 8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第1戦で、バルセロナはバイエルン・