C大阪が、本拠地をサッカー専用スタジアムにする計画を進めていることが7月31日、分かった。本拠地・長居スタジアムに隣接し、現在はアメフットなどで使用されている長居球技場を2011年までに全面改修。人工芝を天然芝に張り替え、スタンドも2万数千人収容となる。 現在チームはJ2首位で、4季ぶりのJ1昇格が実現すれば“昇格祝い”になる。ただ収容人員が3万人に満たないためG大阪や浦和戦などのビッグマッチは、5万人収容の長居スタジアムを使用する方向。関西のライバルG大阪も万博敷地内にスタジアム建設計画を進めており、C大阪も実現すれば、大阪に2つのサッカー専用スタジアムが完成する。 この日、大阪を訪れた鬼武チェアマンは「陸上トラックのない専用スタジアムなら、お客さんに伝わる迫力が違う。ひいてはJリーグ全体の活性化、観客増にもつながる」と歓迎した。