ガンバを応援すると「もうかりまっせ」。J1ガ大阪が今季から、スポンサー企業同士の社交の場「ビジネスクラブ」を作った。 3月23日に大阪府内であった設立式には、約60社のスポンサーから、43社75人が集まった。縁のなかった企業が交流を図ることで、新たな商機拡大につなげるのが、クラブの狙いだ。 欧州のクラブではスポンサー同士がスタジアムのレストランで食事しながら観戦するなど、交流は盛んだという。ガ大阪とともに幹事を務めるスポーツ用品大手、デサントの佐藤彰男さん(59)は「ありがたいという企業も多いと思う。生かせるかどうかは、これからの活動次第」。今後はアウェー戦の応援ツアーや講演会などを開く予定だ。 ガ大阪は遠藤ら日本代表が多数輩出し、2005年のリーグ初制覇以降は、常に優勝争いに絡んできた関西の人気クラブ。最近5年間の広告収入は、約17億円で安定している。 3年前に就任した金森喜久男